薩摩芋郎 STORY

100の議論より100円の寄付。
人生は100の苦しみ1回の喜び。
SHOCHU IS MY LIFE

タニーヤン・ネパール放浪ダイアリーズ6<ホテルマンの誘惑>

2005-09-05 | Weblog
難民学校を後にし、とりあえずビールじゃなく今夜のお宿を探そっかにゃーと
フラフラ喧噪の街を彷徨った。糞暑さでクラクラする。ノンガスのペットボトル
を購入し喉を潤す。カエルや鼠の屍骸、牛の糞に吐き気がする。ウエッ。
「修行、修行・・あー女が欲しい。いかんいかん。修行、修行・・あーラーメン
 喰いてー。いかんいかん。修行、修行・・あーまた糞踏んじまった!えー糞!」
などブツブツ呟きながらバザールの露天見たりネパールの女やヨーロッパ系の
女バックパッカーの尻や胸をチラチラ見ながら放浪する。
2時間程経ち、3軒チェックするがあまりの汚さに(確かに安いのだが)断念。
4軒目にタメル地区の瀟洒なホテルにたどり着いた。幸い空室ありだ。しかも
ロビーに佇むマネージャーがまだ30才位のネパール美女ビジョじゃねーか。
「よーし!」何がよーしかわからねーがとにかくチェックイン。
フロントのイケメンとネパールの女は美しいとか、この辺デンジャラスゾーンは
ないかとか世間話して部屋へ。シャワーですっきりし、ちょっと
ブラブラしよっかなーとフロントにKEYを渡す。すると、イケメンのMr.Suddが
「これからもし、予定がなかったら僕の友人の家に遊びに行きませんか?」
と誘ってきた。ちょっと馴れ馴れしくない?ホモかいな?いやーん。
とも思ったがこれも一人旅のおもろさ、流れにまかせるけど躯はまかせねーぞと
プチ固く誓い、いっしょにホテルを出た。

つづく

*路上解体現場の子供達