天神中洲放浪記.Fin

いつものことだがそれから記憶が
定かではない。
行きつけのバーでクダを巻いていた
気もする、、


気がつけば拙宅のベッドだった。
異常に喉が渇き、
死ぬほど咳き込んだあと
傍らに脱ぎ捨てられた着衣を
死んだ魚の目で見つめる
哀しき爺でござった。

天神中洲放浪記26

二次会は天神のカラオケボックスだそうな。

拙者は千鳥足のコントお手本のような状態で
中洲から天神へ歩を進めた、、、気がする、、

それでもGRで人の背中を流し撮り
していたようだ。

「春には希望が写り
　夏には色気が写り
　秋には寂しさが写り
　冬には人の背中に人生が写る」
……ハービー山口先生もおっしゃっていた
じゃあ〜りませんか、、

天神中洲放浪記25

「芋郎！二次会行こう！さあ、昔のように
　歌って踊ってくれたまえ！」
……耳元で先輩がシャウトしているようだ、、

パトラッシュ、、
僕はもう呑み疲れたよ、、、
なんだかとても眠いんだ、、、

天神中洲放浪記24

拙者、風邪気味なので、、、
リハビリを兼ねてしこたま呑んだ。

ゴホッゲホッ、、グビッ

グビッ、、グビッ、、、

いつものように記憶が遠のく芋郎で
ごわした

天神中洲放浪記23

ようやく会場であるライブハウスに着いた。
諸事情により今回は幹事は辞退していたの
だが会場を手配していた親友でミュージシ
ャンの野郎がドタキャン(仕事なので仕方
ないのだが)しやがったので急遽、進行幹事
になっちまったでござる。