泣きっ面に糞

昨夜、いつものように泥酔していたのだけど、眠くなりふと
洗面所の鏡で５２のおっさんの面を見ておろろいた。
左目が真っ赤に充血していたのである。
「またか・・・」
私はオリンピックみたいに３～４年に一度、左目が鮮血に染まり
ゾンビのような面になるのである。
「最近、暗がりで映画を立続けに観たもんな・・・」
そう、昨日、眼底に鈍い痛みを感じ、眼球をコリコリ、マッサージ
したのであった。なんせ３～４年に一度なので忘れるのだ。
疲れ目を素人がコリコリしちゃいけないのだ。
眼球の毛細血管が切れたのであろう。
「寝よ・・」
そのまま、ベッドに倒れ込み、すぐに眠りについた。

今朝、再び鏡で確認したら、白目の半分くらいに鮮血が減っていた。
しかし、まるで、バーの赤字を嘆き、会社の赤字に落胆し、
落ち込み泣き腫したような左目になっていた。
「しばらく、映画観るの止めよ。」
そう思い、帰路についた。

自宅前、５０mくらいにさしかかった時だった。
「ボチャ」
右目上のヒタイに腐った半熟卵のような嫌な感触があった。
「カアー～カアー」
頭上でカラスが啼いていた。

「バカー～バカー」
自転車を止め、ハンカチで糞を拭い私はそう呟き、自宅へ急いだ。

許されざる者

昨日、久しぶりに「許されざる者」（クリント・イーストウッド）をDVDで観た。

今朝、新聞で大量の「許されざる者」のニュースを見た。いくつか個人的見解を。
１福岡県の飲酒事故発生件数（上半期）がワースト１
　・・・・アホである。バカである。クズでボケでカスである。恥知らずである。
　　　　　こやつらは身内や自分が飲酒事故に遇わないとわからないのだろうか？
２広島小１女児殺害ヤギ被告に無期判決
　・・・・チンコを切り捨てた上、数日後死刑。
３児童虐待過去最多４万４２１０件
　・・・・氷山の一角だろう。いつも思うのだが、発覚後、近所の住民にテレビ局
　　　　　がインタビューして「いつも泣き叫んでた。」とか「大きな音がしてた」
　　　　　とか・・・通報しろよな。
４教え子に強姦。佐賀の高校教師（５０代）を逮捕
　・・・・不能手術強行。北朝鮮を真似て強制労働の監獄島送り。
５門限を破ったと１４歳の長男の背中にオイルで火、４２歳の父親逮捕
　・・・・父親に同じことをし、監獄島送り強制労働。
６福岡県添田町、贈賄罪の山本文男前町長、出直し町長選に出馬表明
　・・・・この添田町ってどんな町？自己保身の町民しかいないの？
　　　　　恥ずかしくないのかね。反対派はもっときばってくれよ。
７秋葉原１７名殺傷、加藤被告の弁護始まる。
　・・・・こんな奴の言い訳聞いてどうすんの？なんの罪もなく、人生
　　　　　を一瞬で奪われ、狂わされた人達は何も語ることもできず、
　　　　　残された御家族は苦しんで、生き地獄が続いてるっていうのに。
８千葉法相、死刑執行２名
　・・・・死刑廃止論者が、選挙で選出されず、国民により選ばれてないにも
　　　　　関わらず、大臣職を続け、世論の反発から逃れるため、急遽、死刑
　　　　　執行。わけわからん。

１日、２日でこの有り様。
今の日本には許されざる者が蔓延っている。

パンスト離れにハンスト！

今日のYahoo!ニュース（J-CAST）に
「若い女性のパンスト離れ」
とあった。
「レギンス」とか「トレンカ」とかわけわからん
中途半端なものの台頭が原因らしい。
「生足ブーム」も一因らしい。

冗談じゃない。冗談は昨今のクソ暑さだけにしたまえ！
「フェミニンな女性にはパンストが似合う党」党首であり
「チラリズム復権党」筆頭幹事長でもある私は
暑さに加えこの情報に怒り心頭である。
なにが生足じゃ！なにがレギンスじゃああああああああ！
女性はパンストじゃああああああああああああああああ！

あ～あ。

記事では若い女性のパンスト離れ、とあるが女性として成熟してるはずの
アラサーやアラフォーもパンスト離れが増殖している気がしますな。
無論、このクソ暑い日にパンストを穿きなさい、とか殺生なことは
言いませんが、パーティやバーとかで「レギンス」や「トレンカ」を穿く
ぐらいなら、パンストを穿いてくださらんかのお。居酒屋では生足で
二次会でセカンドバッグに忍ばせていたパンストをトイレとかで
穿いて颯爽とカウンターやテーブルに座って呑んでくださらんかのお。
女度は沸点に達するのは間違いないがのお。
メーカーも涼しい機能のパンストを開発してくださらんかのお。
おじさんは、タイトスカートからスラリと伸びたパンスト姿の女性に
萌え萌えするんですよな。
後生ですけん。

かごんまの夏休みの想い出２

小学校４、５年生くらいの夏休みだったと思う。
BGMに「菊次郎の夏」がフィットするようなシチュエーションが
鮮明に記憶として残っている。昨夜のことすらあまり覚えていない
この私が。

仲の良い友達５～６人で野球をしていた。
トトロがでてきそうな小さな森に囲まれた原っぱで汚れたボロボロの
軟式球をそこら辺に落ちていた棒をバットにみんなで追いかけていた。
かごんまの夏は暑いイメージがあるけどなんか清々しい暑さで、みん
な真っ黒になって冗談を言いあいながら笑いながら走り回っていた。
野球に飽きると、原っぱの一角にあった水道の蛇口をひねりゴクゴク
と飲んだ。何人かは、木にキックしてクワガタを捕まえようとしたり
捕虫網で蝉や蝶々を捕まえようとしていた。
遊びに飽きると、小さな木造平屋にあるイグサが薫る畳敷きの広間に
集まり勉強を始めた。蝉時雨をBGMに。
先生は、よく覚えていないが所謂先生先生していないおっちゃんだっ
た気がする。おっちゃんと言ってもたぶん４０歳くらいだった。
低い木製机がきちんと２列、５行くらいまるで寺小屋のように整然と
並べられ、確か正座して勉強してた気がする。無論、エアコンなどな
く杜からの風があけっぱなしの窓から気持ちよく吹いてきて火照った
身体を冷やしてくれた。
たまに書道も習った。

あれは塾だったんだろうか？
それともサマースクールのようなものだったんだろうか？
家は裕福でなかったのでわざわざ塾に行かせるはずないのだけど？
やはり「郷中教育」にように近所の大人がボランティアでやって
くださったのだろうか？
小学校の記憶は片手で数えられるくらい少ない。
ほとんどが思いだしたくもない嫌な想い出だ。
なぜ、この夏休みの１日の記憶を今でも思いだすのかわからない。
なんてことない、なんのハプニングもないありふれた時間なのに。
あのころ遊んだ友達はどうしてるのだろうか？
あの先生は一体、誰だったのだろうか？
元気にされてるだろうか？

今の子供たちは４０年後、どんな夏休みを想い出すのだろうか？

かごんまの夏休みの想い出１

夏休みですな。
しかし、自転車で通勤して街中を眺めても子供たちをなかなか見かけない。
暑いので家でWiiやらPSやらしとるのだろうか？それとも進学塾や習い事
でエアコンの効いたルームで勉強させられとるんやろうか？
私の少年時代はクーラーすらなかったけど、（桜島の灰は家中に積もって
いたが）いまほど暑くはなかった。（ちなみにテレビは中学１年の頃？？
やってきた。それまではラジオのみ）夏休みともなれば、近所の神社や原
っぱで野球したり洞窟（防空壕）でプチ冒険ごっこやらしたり小川でシソ
で蛙やザリガニ釣りなどしたりしたもんだ。
かごんまは昔から教育熱心な藩で、江戸時代などは郷中教育といって近所
のにいちゃん（二才＝にせ）が子供たちを教育、といっても人間教育的な
塾のようなものをやっていた。「負けるな」「弱いものをいじめるな」
「卑怯なことをするな」「嘘をつくな」といったことを徹底的に教え込ん
でいた。
その名残のような塾に私も夏休みに通っていたことをふと思いだした。