薩摩芋郎 STORY

100の議論より100円の寄付。
人生は100の苦しみ1回の喜び。
SHOCHU IS MY LIFE

International Bar

2010-08-25 | Weblog
「お国はどちら?」(片言の英語で対応)
「イスラエルです。」
「それはそれは、ようこそ日本へ!焼酎は大丈夫ですか?」
「イスラエルでは40度のお酒呑んでますから、大丈夫です。
 日本酒も、焼酎も、泡盛もおいしいですね。おまかせします。」
「それでは、この焼酎から。」
「博多はお酒も美味しいし、肴も本当に美味しいです。」
「それに、女性も綺麗でしょ?」
「そうそう。おもしろいbarですね。写真撮っていいですか?」
「そうぞ、どうぞ。」
「私もなかなかイスラエルの方と知りあえないので、写真撮っていいですか?」
「いいですよ。」
それから沖縄に興味もってたので沖縄の写真見せたり、三線を弾いたりして
愉しい宴だった。

弱い犬ほどよく吠える

2010-08-10 | Weblog
あなたの周りにもいませんか?
ギャーギャーギャーギャーキャンキャンキャンキャン細かいことや
自分に不利で気に食わないことでよく吠えてるお方。理詰めで追い
込まれるととたんに怒り狂うか黙り込むお方。酒を呑んで虎になる
お方もそう。(当店にはいません。来ても相手せずぼったくります。)
業者や弱者には威張りちらし、上司や強面には尻尾ふるお方も。
まあ、一番タチが悪いのが、児童虐待してるバカ親どもだけど。
本当に強い人は、大概無口で物静か。自分より弱者にはどんなことが
あっても手を出さない(子供が人様に迷惑かけたとかの悪さした時は別)。
陰日向になって見守り、支える。
能ある鷹は爪を隠すパターンですな。

富士山頂からの風

2010-08-09 | Weblog
「暑中御見舞い申し上げます。
 富士山頂から
 少しは涼しい風
 届きましたか。」

過日、東京在住の高校時代からの悪友からハガキが届いた。
富士山頂からだった。

相変わらず粋に生きてる男だ。
私は、風どころか典型的な島人で超暑苦しいビジュアルの悪友の顔を
思い浮かべるといっそう暑くなり、焼酎ロックを一気に呷った。

でも、とても美味かった。

ヒロシマの女

2010-08-06 | Weblog
「暑いですね。」
「ホント、排気ガスのせいで喉も痛くなっちゃった。」
「どこから来たの?」
「ヒロシマ。あなたは?」
「福岡。」

カトマンドゥのパシュパティナート、ガンジス河の支流、バグマティ川の岸辺
で荼毘に付す現地の御家族を眺めていた時、その女性と出会った。
御遺体が河辺で、お供え物やお花といっしょに焼かれていた。頭部や腕、足が
薪からはみで見え、やがて真っ黒になり、燃え尽きた。
御家族が帰ると、ホームレスの少年や少女が群がり、お供え物をあさっていた。

帰国後、半年ほどして、私は出張でヒロシマを訪ね、少しの時間だが彼女と
再会した。不思議な空気感を持つ女性だった。別れ際アーケードを我が物顔
で走り回る暴走族からなぜか挨拶されていた。

「あの人、今、どうしてるんだろう・・」
今朝、黙祷しながら、ふと思い出し、とても懐かしかった。

*原爆ドームをパチリ