私の夢 「集いの場」(コミュニティ・カフェ)をどのように作るか?  ~「みなの(皆野)長瀞広場」編~

地域の中で「集いの場」作りに向けて、モチベーションの維持と日々の記録として、このブログを立ち上げました。

気仙沼での話し

2012-02-04 | 日記
東松山震災ボランティアの会の「被災地から学ぶツアー」に1月28日~29日参加してきた。
6月から約月1回を目指し、これで6回目の宮城県行きである。

今回の目的地は、気仙沼のホテル望洋で被災地支援をしている、東松山市出身の斉藤裕輔さんの
活動を聞くこと、また彼の案内で、気仙沼の仮設住宅のリーダーでもある菊田さんの話や、NHKの
特集でも紹介された亀の湯のご主人の話を聞く。

また二日目は、南三陸、石巻一番北部の十三浜、大川小学校、東松島の野蒜小学校、大曲地区の見学
と被災者や被災地支援に当たっている人の話を聞いてきた。

以前話を聞いた、東松島市の菅原道郎さんの話でもそうだったが、気仙沼の菊田さんの話も震災
当日や直後のの体験談は、本当に凄まじい。

気仙沼は震災後、海上に流れ出た重油に火がつき、消火までに何日かを費やした。
そんな中、3日後に、ある避難所で、やっと奥さんに再会できた・・・
避難所の周りの人たちは、思わず拍手・・・

話をしている本人も、家族との別れや、再会できた時の話では、言葉につまり、涙が出てきてしまう。
これは、何度話をしても、同じようになってしまうのだという。
これはPTSDなのだ。

阪神淡路大震災で被災し、同時に被災し大怪我を負った人を受け入れした神戸の病院の看護師の
話を聞く研修が、埼玉県立小児医療センターであった。
10年以上たっても、やはり、菅原さんや菊田さんと同じように、あるシーンを語る時に、言葉に
つまり、泣き出してしまうのだという。

悲しい体験を思い出し、語ることはつらい。
しかし、言葉以上に、聞かせてもらう私達には、伝わるものがあるのだ。

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