私の夢 「集いの場」(コミュニティ・カフェ)をどのように作るか?  ~「みなの(皆野)長瀞広場」編~

地域の中で「集いの場」作りに向けて、モチベーションの維持と日々の記録として、このブログを立ち上げました。

飛び出した町

2012-11-25 | 日記
朝日新聞で連載されている「プロメテウスの罠」シリーズ「飛び出した町」は、役場ぐるみで
県外に町民避難を決めた福島県双葉町の事をルポしている。

福島第1原発の事故で、町民全員避難となった双葉町は、いったん川俣町に避難をした。
その後、さいたまスーパーアリーナに1200人の避難を決める。
その時、川俣町に避難していた2000人を一度に受け入れられる場所といった町長の考え、
都内や埼玉での福島県出身者の「何とか被災者の力になりたい」といった気持ちと縁が、
さいたまスーパーアリーナと結びついたのだ。

3月19日朝には、川俣町からアリーナへの移動が始まった。
午前10時に大型バス40台のバスに乗り込み、その5時間後には順次アリーナに到着している。
その日、私達家族は、大宮で娘の成人式の打ち合わせをした後、スーパーアリーナに足を運んでいる。
丁度、震災から1週間、春分の日の前の3連休で、何かボランティアができないかと思って、
とにかく行って見たのだ。

結果としては、既にボランティア受付は終了しており、募金以外は何もできなかった。
しかし、その場に行かなければ分からない臨場感は、全身で感じ取れた。
写真は3月19日(土)14:54にバスが到着したところを、偶然写真に収めた。

プロメテウスの罠を読んでいると、あの時の臨場感や彼らの背景がよく分かり、
何ともいえない気持ちになる。

3月末で旧騎西高校跡へ多くが再度移転し、双葉町役場を開設、11月15日現在、
埼玉県内に避難している方1114人、旧騎西高校にはまだ163人が避難している。
町民約7000人の半数が福島県外に避難しており、今後の見通しは未だ立っていない。


http://blog.goo.ne.jp/tannpopo-net/e/7c4cf302c98d3277e35d9510fb2c26e6



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