陸前高田市でテントを設営し、六月から3ヶ月間滞在の予定で、面影画を描き続けている人がいる。
月日の私のブログで紹介した『山里の記憶』の著者、黒沢和義さんである。
面影画とは、今回の震災で亡くなった方々の思い出を絵に焼付ける作品とも、遺族の思いの
結晶ともいえようか。
写真も無く、依頼者の記憶と2000枚ものモニター顔写真からその人の特徴を浮き彫りにし、
イラストとして再現していく、遺族との共同作業である。
また描く前には、1時間ほど遺族との思い出話をじっくりと聞き取ることから始まる。
亡くなった人の生い立ちや口癖等、記憶に残っているその人の言葉を笑顔に添える。
「その人の言葉はすごい大事。言葉があることでその人になる。絵だけではなくて」(黒沢和義さん)
写真も思い出の品も全て流されてしまった人に対して、記憶の中から面影を再現していくという
ことは、かなり大変な作業なのだと思う。
『山里の記憶』で秩父の山村の生活を取材し、特技のイラストで記録として定着させてきた黒沢さん
だからこそできる作業である。
黒沢さんのブログに、この3ヶ月間の活動記録が、現在進行形で報告されている。
http://kuroo3.cocolog-nifty.com/blog/
また、黒沢さんの活動を紹介しているニュースもある。是非ご覧下さい。
http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/shinsai2011/tbs_newseye4753527.html
月日の私のブログで紹介した『山里の記憶』の著者、黒沢和義さんである。
面影画とは、今回の震災で亡くなった方々の思い出を絵に焼付ける作品とも、遺族の思いの
結晶ともいえようか。
写真も無く、依頼者の記憶と2000枚ものモニター顔写真からその人の特徴を浮き彫りにし、
イラストとして再現していく、遺族との共同作業である。
また描く前には、1時間ほど遺族との思い出話をじっくりと聞き取ることから始まる。
亡くなった人の生い立ちや口癖等、記憶に残っているその人の言葉を笑顔に添える。
「その人の言葉はすごい大事。言葉があることでその人になる。絵だけではなくて」(黒沢和義さん)
写真も思い出の品も全て流されてしまった人に対して、記憶の中から面影を再現していくという
ことは、かなり大変な作業なのだと思う。
『山里の記憶』で秩父の山村の生活を取材し、特技のイラストで記録として定着させてきた黒沢さん
だからこそできる作業である。
黒沢さんのブログに、この3ヶ月間の活動記録が、現在進行形で報告されている。
http://kuroo3.cocolog-nifty.com/blog/
また、黒沢さんの活動を紹介しているニュースもある。是非ご覧下さい。
http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/shinsai2011/tbs_newseye4753527.html