峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

判定

2012年05月09日 | ランニング

    タレントの猫ひろしが、ロンドン五輪には出場できなくなった。国籍をカンボジア籍に変更し、同国代表のマラソン選手に今年3月一旦は決定した。しかし、国際陸上競技連盟が8日までに「参加資格がない」とカンボジア側に判定を通達。メディアが報じた。決定的な理由は「国籍取得後、連続した1年の居住実績」に欠けていることだった。

  連盟が新たな規定を導入して即適用したというから、いろいろと内部でも苦慮したのだろう。彼のWebサイトによると、五輪に向けヤル気マンマン。このGWも高地トレーニングなどに励んでいる様子が綴られていた。ただ、倫理的な問題も含め国籍変更選手については、他の競技でも類似ケースがあり、規制を強化する必要があったのも事実だ。

   五輪代表選手についてカンボジア側とひろし側、当初はどちらの働きかけが積極的だったか真相ははっきりしない。恐らく両者の思惑がすんなり一致して話が進んだに違いない。ところが、結果的には「NO」。日本ではこれまで批判は少なかったが、猫ひろしには気の毒な“逆転判決”。それでも思うに、連盟は適正な判断を下したのではないか。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 引き技 | トップ | 大噴火 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ランニング」カテゴリの最新記事