峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

地下鉄とバス

2010年10月31日 | 日常と健康
 地下鉄の車内で見知らぬ女性から席を譲られた。共に立っていて、前の席が空いた。どちらが掛けてもいい位置だ。遠慮しようかなと思ったが、好意を素直に受けた。今まであまり経験したことがない。他人からは、よほど年寄りに見えたのか。それはそれでいささかショックである。会釈をしたもののオーバーにお礼も言えず、しばらく座席で小さくなっていた。

 池田市内ではバスによく乗る。シートがふんわりしているためか、席についたらどっしり。立っている人はそのまま。譲り合いが、比較的少ない。地下鉄では乗り降りが頻繁であり、揺れもほとんどなく、乗降客の流れも早い。構造上の違いもあって、バスに乗るのとは感覚が異なるようだ。

 バスの始発停留所では、高齢の人は座る席がないと、1台遅らせて次のバスを待つケースを目にする。私の場合はそこまでせずに、混んでいても乗り込んでしまう。そして、吊り革かポールをつかむ。見た目はともかく、自分自身ではまだ十分若いつもりでいる。でも、バスを利用するようになった。2㌔ほどの上り坂の区間。かつては、徒歩だったのに…。
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台風と競馬

2010年10月30日 | ギャンブル
 31日に行われる「天皇賞・秋」(GⅠ芝2000㍍東京競馬場)。錚々たるメンバーが揃った。1番人気はブエナビスタになるだろう。4歳牝馬だが、歴史に名を残す1頭。特別な馬である。14回走って連対11度、あとは③着3回。ここまできたら「このレースも」という気になる。期待したい。

 ブエナビスタはコースがどこであってもこなしてきた。良馬場なら久々(今回は4カ月ぶり)の競馬でも大丈夫のはず。ただ、前走で稍重は平気なことを証明したけれど、不良馬場になったときはどうか。台風14号の影響次第だ。不良馬場なら展開も変わり、雨(重)の巧拙が意外な馬に微笑みかけることもある。

 従ってヒモ穴狙い。対抗はエイシンアポロンに。重はうまい。重の弥生賞でヴィクトワールピサの0.1秒差②着。その前にはローズキングダムの②着に食い込んでおり、いま同僚が脚光を浴びているが、この馬だって底力はひけをとらない。毎日王冠(東京千八・稍重)でアリゼオのハナ差②着。これをきっかけに浮上したいところだ。

 展開的には▲シルポートが面白い。スピード(千八の持ち時計1分44秒8は大威張り)があって、きゅう舎は牽制をかけて“逃げ宣言”をしている。オーバーペースでの惨敗を何度も経験したが、今度は「馬場が悪い」のが微妙に味方しないか。重巧者である。経済コースを走れる。しぶとさを発揮すれば…。

 大外のアリゼオは現にエイシンアポロンに勝っている。重馬場を考えれば無印にできない。シンゲン、アーネストリー、ジャガーメイルの順に押さえる。ペルーサは出遅れぐせのあるのが難。

◎ブエナビスタ
○エイシンアポロン
▲シルポート
△アリゼオ
△シンゲン
×アーネストリー
×ジャガーメイル
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抹茶ぜんざい

2010年10月29日 | 
 ん? これ、注文のメニューに間違いないはずだが…。「抹茶ぜんざい」。確かに“抹茶色”に見えるが、まるでスープのよう。容器が皿の上のガラス製。横に広がっている。中央にアイスクリーム、周りに小さく切ったフルーツ。あずきが下の方に埋まっていた。

 大阪・リーガロイヤルホテルの喫茶室でいただいた。サンプル写真がついていない。お椀に入ってくるとばかり思っていた。だけど、想像と違った。洋風のデザート。他と歩調を合わせた“冷たいぜんざい”なのだろう。

 甘党を自任している。ぜんざいも好きな方だ。連れ立って入った人たちとは、結果的に一人だけ別オーダーになってしまった。けっこうボリュームもある。それにしても、「和のぜんざい」は、いろいろなスタイルにアレンジされるものだ。
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インドネシアでシニア生活

2010年10月28日 | インドネシア語
 インドネシアが日本人高齢者をターゲットに「ロングステイ誘致」を展開している。27日には文化観光省を中心とした官民の訪日PR団が大阪で「インドネシアでのシニア生活セミナー」を開いた。次いで東京で開催する。今や世界に知られた高齢化国ニッポンである。観光旅行だけでなく、定年後にインドネシアでの生活を呼び掛け、そのための施設整備に力を入れているという。

 大阪・中之島センタービル内で実施されたセミナーに出た。インドネシア語に日本語通訳がまじるからどうしても時間が長くなる。そして、スライド、映像とパンフ資料で概況や観光ポイントの紹介が続く。順序としては魅力の説明をしないと、いきなり本論というのでは唐突すぎるのかもしれない。

 「長期滞在の場所はいろいろなところがあって、他の国より選択肢の多いのがメリット」「各地で自然に恵まれた“シニア・ビレッジ”をつくっています。バンカ・ブリトゥンで着手しているのもそのひとつ。スパやゴルフ場のほかクリニック・病院・介護施設を完備し、高齢者がゆっくり、のんびり滞在してもらえます」

 実際に海外移住に踏み切るまでにはそれぞれの好みや事情がある。多くの人のニーズを調べ、日本の団体・機関との情報収集と交換も今回の訪日団の仕事。その意味では、会場でアンケート調査を依頼する手があったかもしれない。国内的な法律関係ではビザの期間・更新延長などの改正を国会審議中だそうだ。問題はインフラ整備。これは観光や滞在誘致レベルではなくインドネシア全般の課題であり「政府の責任」と認めている。徐々に改善されていくだろう。 
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もう冬?

2010年10月27日 | 日常と健康
 26日午後から冷え込みが厳しくなった。北海道では雪。木枯らし1号が吹き、北摂では翌日も依然“寒い”。未明の雨は上がったので外に出て見る。道路が意外にすっきり。枯れ葉が隅の方に吹き寄せられていた。

 今年は長い夏が続いた。過ごしやすい秋を迎えたと思ったら、一足飛びで、このまま“冬”へ向かうのか。シベリアからの寒気団が襲っている。韓国のテレビニュース(KBS放送)では、衣装もすっかり「真冬」の街。暖房の練炭を運んでいる様子を伝えていた。

 台風14号が今後の進路次第では本土を狙ってやってきそう。インドネシアのスマトラではまたまた大きな地震が発生、中部ジャワのムラピ山が噴火した。どこかおかしい。まだまだ異常気象が続いている。急な変化は高齢者には困る。マフラーやコートも急いで用意しておかないと…。
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秋の実

2010年10月26日 | 花木
 いくつもの赤い実。あちこちで固まって、秋の陽に輝いている。先端や集団の真ん中に“ツノ”が突き出し、かわいいアクセントに。「ハナミズキ」である。

 池田市の市立池田病院前、道路に沿った塀ぎわで撮った。まだ、葉は薄い緑が残っているが、だんだんと紅葉していく。城跡公園ではすでに茶色の葉になっていた。

 アテネで「金」に輝いた野口みずきが、先日、実業団駅伝を走った。北京は欠場。次のロンドン五輪を目指すという。彼女の名前はこの樹から。花が多くの人に好まれ、実も素敵だ。復帰を願う。
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出会い

2010年10月25日 | インドネシア語
 関西在住の「インドネシア人交流会」(Temasindo 2010)が24日、大阪・ミナミのOCATビル内(ポンテ広場)で開かれた。軸のイベントは「音楽演奏」。インドネシア人の留学生や看護師・介護士を目指している研修生らが集い、その中の音楽愛好家が舞台に立つ。プロの演奏グループも加わって、ゆっくり半日(4時間)楽しんでもらう趣向だった。友人が知らせてくれ、日本人の一般参加も自由だった。

 「Temasindo」という言葉は辞書にない。「Temu Masyarakat Indonesia」の頭部分をくっつけた造語である 。temuは「会う、集い」、masyarakatは「社会、人々」の意味なので、冒頭の訳語になる。今年で14回目。日本語を学んでいて随分、流暢な人もいる。しかし、こんな場では自国語で語り合う。故郷を遠く離れており、極めて自然なことだ。南米の人はリズムに合わせてノリがいいという。インドネシアの若者だって負けてはいない。少なくともノリに関しては、日本人以上ではないか。

 顔見知りを探した。むやみに声をかけるのもおかしいし、諦めて引き揚げかけようとした時に、ばったり出会った。かつて池田のインドネシア語教室で会話を教えていた“先生”だった。奇偶と言えるかもしれないが、こちらは最近、積極的に各種イベントに出るようにしている。いろいろな人と出会う機会が増えるのは当然だろう。

 
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話が弾む理由

2010年10月24日 | インドネシア語
 同窓会が無事終わった。大阪・北区の新阪急ホテルで23日午後開かれた「南十字星会」の総会(隔年開催)である。大阪大学外国語学部(旧大阪外大)インドネシア語専攻の卒業生らで組織しているが、総会には現役学生十数人を招き、教員4人も快く出席いただけた。世話役の1人として準備してきたので、何とかうまくいきホッとしている。

 旧交を温めるだけでは後ろ向き姿勢になりがちになる。前々回から学生も呼んだ。やがて数年後には会に加わる。早い目の“交流”だ。教員は先輩と後輩・現役生も知っているので“橋渡し”をしてもらえる重要な存在。いつも、ご協力を仰ぎ、春夏に出版している会報にも情報を伝えるため、毎号“キャンパス便り”を載せている。

 年配の卒業生と学生では親と子ほど年齢が離れている。いや、祖父母と子かもしれない。それでも、学んできた共通の「インドネシア語」がある。“第2の故郷”となる国がある。それが見事な“接着剤”になっているのに驚く。年の差など関係なしに、あちこちで談笑が交わされる。今春から教壇に立たれている外人教員に「バリの文化」の講演を頼んでいた。久しぶりにパワーポイントを使ったナマのインドネシア語をたくさん聞いた。
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差し比べでも

2010年10月23日 | Weblog
 24日に京都競馬場で行われる「菊花賞」(GⅠ芝外3000㍍)。ローズキングダムの抜けた圧倒的人気となりそう。距離に泣くようなことがあれば苦戦するか(?)。ただ、乱ペースにならない限り、よーいドンの競馬では距離などあっさり克服してしまう公算が大きい。ローズがからむと配当的には妙味薄。悩むところだ。本命にクォークスターを狙いたい。

クォークスター
ヒルノダムール
ローズキングダム
ビッグウィーク
コスモラピュタ
× トウカイメロディ
× アロマカフェ
 クォークスターは前走セントライト記念を好時計勝ちしている。道中、後方を進み直線外から豪脚を発揮した。上がり3Fは34.0秒(推定)というが、ビデオで見た目の印象はそれ以上。成績は[3-4-0-1]。いつも安定して突っ込んでおり、唯一の着外・きさらぎ賞の⑦着は、位置取りが前過ぎたようだ。追い込みに賭ける方がいい。今度もそんな競馬をするだろう。意外に長丁場に向く脚質と見る。

 ○ヒルノダムールも末が切れる。現に皐月賞ではローズに先着の②着だった。力量差はそうない。おまけに相性のよいコースである。ローズを▲にした。好調教で、過去の戦績からもケチをつけにくい。鞍上人気も手伝っている。理由にならないけれど、それがちょっとイヤ気。

 逃げる△コスモラピュタ。2番手につけてしぶとい△ビッグウィークは、ともに展開次第。トウカイメロディとアロマカフェを押さえる。
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コスモス

2010年10月22日 | 日常と健康
 季節的には秋。「コスモス」のか細い茎が、風に揺れている。「過ごしやすくなりましたね」。そんな挨拶に「そうですね」と相槌を打つ。挨拶ことばに、あえて反発することもない。しかし、実際は散歩していても、けっこうまだ汗ばむことが多い。

 着る物は、半袖だと何となく具合が悪い。もう10月の下旬だから、本来なら“秋真っ盛り”のはず。中途半端な気温のせいで、外に出てからも、上着はこれでよかったのかと考えたりする。

 それでもじっと待っておれば、次第にさわやかさが増し、秋が深まる。日本の経済はどうか。なかなか好転しない。政治のパワーもなし。高齢者はコスモスのように、ふわふわして過ごすのもいいが、就活に追われる若い人たちはそうもいかない。気の毒なめぐり合わせだ。
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