峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

当確

2012年01月30日 | ランニング

  低迷している日本女子マラソン界の“新星”になりそう。29日の大阪国際女子マラソンで優勝した重友梨佐だ。終始、先団にいて27㌔からは独走したレースぶりは鮮やかだった。高速化時代にペースメーカーがついて2時間2323秒のタイムは不満が残るかもしれないが、まだマラソン2走目。今後の成長を考えれば、素晴らしい好記録である。

 ロンドン五輪日本代表の1人に選ばれるのは間違いない。岡山県出身の24歳。興譲館高から06年に名門の天満屋入社。先輩らにもまれたのがよかったのか、オリンピック・イヤーにタイミングよく一躍、注目の選手として浮上した。「体かブレず、無駄の少ない安定した走法」と、専門家らの評価も高い。

 本命視された福士加代子は27㌔手前まで。一瞬、重友と一騎打ちかと思わせたが、ズルズルと離され、結局9位に沈んだ。トラック1万㍍で見せるスピードとパワーは、マラソンでは発揮できぬまま。「これから」という時に、すでにスタミナがなかったようだ。五輪選考最終レース名古屋ウィメンズ(311)も、し烈な争いが繰り広げられる。


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