峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

ハスの花托

2010年01月31日 | 花木
 蓮の花托(かたく)である。「知っているでしょう」と妻が見せてくれた。茶色くて、軽く、カサカサしている。写真の右側は、穴がたくさんある花托そのもの。左は、穴に色とりどりの布生地を埋め込んで飾りにしたもの。小物飾りとして、安く売っているらしい。

 泥の中に咲く可憐な白、ピンクのハスの花。“泥より出でて泥に染まらず”とか。清らかな、高貴なイメージの蓮華だ。花托は通常、花びらの中心部にあって、穴には実(食用になる)が詰まっている。

 写真の花托は、花びらが散った後、穴が点在してぽっかりと空洞。蜂の巣に似ている。だから「ハチス」→「ハス」となったという。地下茎が「蓮根」(レンコン)である。

 この花托は、生け花の素材にも利用される。でも、かわいい飾りにするとは“知らなかった”。誰が考えだしたのか。男性では、そんなアイデアは出なかったと思うけど。
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目立たない穴馬

2010年01月30日 | ギャンブル
 31日の京都競馬の重賞「京都牝馬ステークス」(GⅢ芝外1600㍍)。過去に重賞で好走した馬もいる。しかし、安定していない。成績にムラがある。やっかいなレースだが、こんな時には思い切った穴作戦か。ブラボーデイジーに注目したい。

ブラボーデイジー
ヒカルアマランサス
レインダンス
チェレブリタ
ザレマ
× レジネッタ
× ショウナンラノビア
 ブラボーは、ダートを含めて19戦している5歳馬。戦績は芝だけなら[4-5-1-8]。そこそこだが、不思議なことに1度も1番人気になったことがない。目立たない、地味なタイプである。今回も、前走(金杯)の出走取り消しが不安要素となって人気を落としている。その前の愛知杯は逃げて、リトルアマポーラの②着(7番人気)だった。

 マイルは1走しかしていない。それが昨年のGⅠ「ヴィクトリアマイル」。圧勝したウオッカの②着に来た。「折り合い」の難しい馬だという。が、東京コースで先行、しぶとさを発揮している。ひょっとしたらマイルが得意なのかもしれない。ハナを切ったショウナンラノビアが粘って③着。今回顔を合わせるザレマ、チェレブリタ、レジネッタ、マイネレーツェルなどに先着を果たした。似た展開が予想される。「取り消した影響はなさそう」だし、馬場が渋ればなお歓迎だ。

 対抗にヒカルアマランサス。格下馬だが、G前は切れる。愛知杯を出遅れながら④着に突っ込んだ脚は強烈。復調気配のレインダンスを▲。振り返れば、名牝ダイワスカーレットやウオッカと好勝負した馬である。あとはチェレブリタとザレマ、レジネッタを押さえる。流れ次第で、前残りのショウナンラノビアに要注意。
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バスの吊り革

2010年01月29日 | 
 吊り革の持ち手が「○」と「△」。競馬の予想印のようだが、阪急バスの車両によって持ち手が異なる形をしている。丸型から三角型に移行しているらしい。でも、今のところ、まだ丸型の方が圧倒的に多い。別にどちらでも構わないし、ほとんどの乗客が頓着しない。

 ○と△では、設置している向きも違う。丸型は進行方向に対して水平だが、一方の三角型は進行方向に垂直になっている。これも「ああ、そうなの」という程度で、関心はきわめて薄い。

 もともとは電車もバスも開発当時、乗客は体を進行方向に向けていたという。タクシーの座席スタイルである。それからすると、三角型の垂直が妥当かもしれない。しかし、タクシーとバスでは外の景色を眺めるにしても慣れが全く違う。おまけに人間の手首そのものが、けっこう自在に動く。

 かくして、移行する企業側も熱が入らない。混在は当分続く。ま、△に乗り合わせると“当たり”というところか。
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伐採

2010年01月28日 | 
 竹が伐採されていた。間引きである。池田城跡公園の西門近くの塀のそば。本格的な竹藪は南側に広がっており、西門付近は極めて数が少ない。なのに、伐採が必要なのだろう。トラックの荷台に、伐り取られた竹が山積みされている。元の竹があった1角は、まるで散髪されたよう。寒々としている。

 特に竹は成長が早いと言われる。1日に何㌢も伸びる。放っておけば収拾がつかなくなるらしい。竹だけではない。公園内の庭園樹はバッサリされている。いまが、その時期なのか、松などを除いて、伐られてチンチクリンになった樹木が多い。

 樹木は人によって適宜、手入れされる。だが、官公庁の職員や市や県、国の議員数はどうか。“成長期”に増えたあと、なかなか減らない。議員定数の削減も一向に進まず、ムダも容易に省けない。思い切った伐採が必要なようだが…。
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筋力

2010年01月27日 | 日常と健康
 何とかしなきゃあ! 年明けから気になっていた。脚力というより、脚・腰の「筋肉増強」のことだ。脚力の衰えは自覚しているが、そうではなくて、筋肉自体が弱っているのだ。脚全体が細くなってしまっている。とくと見れば、歴然としている。早く手を打っておかねば“大変なことに”なりそうだ。

 長距離走(ランニング)をやめた。ヒザの故障のためだ。もう5年になる。走る前にストレッチを念入りにしていた。それもストップしてしまったのが、どうやら筋肉減退の理由(と思い込んでいる)。歩くだけ、ウオーキングだけではだめなようだ。わずか数分ですむこと。ずっとサボっていた。怠っていたのを、後悔する。

 100円ショップで、握力を鍛える“用具”を買った。ストレッチに特別な器具は使わない。柔軟体操だから、柱などを支えに利用する程度。何も不要である。握力用具は、ストレッチすることを思い出させる、筋力アップの“シンボル”のようなものである。

 朝のテレビを見ていたら、30㌔減量してスリムに痩せたパパイヤ鈴木が出ていた。私の場合は30㌔と言えば、体重の半分である。そんなに痩せては困るけど、体重を減らすのも、筋力をつけるのも、同じくらい努力が必要ということか。
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温室のヒヤシンス

2010年01月26日 | 花木
 「ヒヤシンス」の鉢植えを、斜め上から幾分アップ気味に撮った。太い茎に6弁の花をにたくさんつけ、ゴージャスな雰囲気も漂わせている。白の混ざったブルー。青紫に近い。色はほかにもさまざま。池田市の緑のセンターで。

 ユリ科。原産地はギリシャ。学名の「Hyacinthus orientalis」は、ギリシャ神話の美少年ヒヤキントスの名にちなんでつけられたという。和名「風信子」「飛信子」。ともに当て字だが、風で香りが運ばれる感じが出ている。

 球根植物のひとつ。鉢の下方にも、盛り上がった球根の姿がはっきりと見える。茎が勢いよく伸びる様子はたくましい。きっと生命力が強いのだろう。温室で育つ、数少ない“冬の花”である。いや、春を呼ぶ花か。
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干し柿

2010年01月25日 | 日常と健康
 柿を天日干しにした「干し柿」である。妻が箕面の姉の家からもらってきて、我が家のベランダに吊り下げられている。プロの農家なら竹竿とヒモを使って“ソロバン”のように行儀よく整然と並ぶところ。だが、シロウトの手づくり。それも、ヒモ1本だけに6個の実が連なっている。

 へたと枝を残して皮をむき、枝の部分にヒモを結んである。長い目の渋柿のようだ。乾燥すると、渋味かやがて甘味に変わる。ここまでは同じやり方だから、出来上がりの味も劣らないはず。多少、色は黒っぽいけれど、白い粉(糖分の結晶)もちゃんと付いている。

 なるほど、ドライフルーツの1種だ。昔の人たちが考え、伝えてきた食物保存のチエである。「カラスなどに食べられないよう、軒先から内側に移しておく方がいいよ」。その声に従う。干し柿のサンプル。試食するのはいつになるか。
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コーヒーブレイク

2010年01月24日 | 日常と健康
 コーヒーブレイクのひととき。アルコールは苦手なので、文字通りコーヒーを飲む。出かける先々で、どこか喫茶店はないかと探す。昔からの習性のようだ。写真は箕面市内の静かな2階の店で。

 連れと一緒に誘い合う。1人だけの時もたまにある。決して“おしゃべり好き”ではないのだが、ほっとひと息いれる場合、人は人と話し合う方がいい。年を取ってから、そういう思いが強くなった。

 ただ、コーヒーを飲むだけでも、人数が増えると意外にやっかいなもの。30人を超しそうな会合で「休憩時のコーヒーサービスをどうするか」で悩んだ。結論は持ち越した。2人だと何でもないことなのに…。
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波乱含み

2010年01月23日 | ギャンブル
 24日の中山競馬でGⅡの「アメリカJC杯」(芝2200㍍)が行われる。確たる中心馬が不在の混戦レースだ。前走の中山金杯で11着に敗れたゴールデンダリア。まだ見限れない。惨敗で人気を下げるのが、逆につけ目になる。もう1度つきあいたい。
ゴールデンダリア
キャプテントゥーレ
トウショウシロッコ
デルフォイ
マイネルキッツ
× ダイワワイルドボア
× アルコセニョーラ

 金杯の敗因はどこにあったのだろうか。4角を曲がってこれからという時に伸びを欠いた。「弱いからだ」と言われれば、返す言葉に窮す。あるいは、スパートが早すぎたせいか? 正月の変則調教のため?

 本来は中山を得意としている。金杯が唯一の着外で、このコースは[1-2-2-1]となった。この中には、3歳時のセントライト記念②着(①着はロックドゥカンブ)も含まれている。昨年6月に復帰し、秋からの戦績は順調だった。こんなところで頓挫はしないはず。巻き返しの期待を込めて軸に押す。

 対抗にキャプテントゥーレ。近走、天皇賞・秋の12着を除いては、ゴール前きわどい堅実駆けを続けている。皐月賞馬の面目にかけても。▲トウショウシロッコはG前しぶとく伸びる。いかにも混戦向きのタイプ。

 あとは、ひと叩きしたデルフォイ、59㌔のマイネルキッツ。穴はダイワワイルドボアとアルコセニョーラの差し。アドマイヤコマンドは1年8カ月ぶり。やっぱり1走は静観するのが妥当。

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思い出の一輪挿し

2010年01月22日 | 日常と健康
 壁にかけた一輪挿し。黄色いフリージアを入れている。花器は水筒の型をしている。水筒と言っても、今風のポット風ではない。アメリカの西部劇で馬の鞍の横にぶら下げていた、あのオールドファッションの水筒だ。
 
 新聞社の高松支局で勤務していた頃、香川県庁近くで開業していた漆芸店のSさんと懇意になっていた。同じ会合の仲間同士だった。20年前の話である。「変わった花器?そうですよね…」「気に入ったのなら、どうぞ持ち帰ってください」「いゃ、そんなわけには…」。商品のひとつだから、もらうこともできない。しばらく押し問答。結局、頂いてしまった。

 その一輪挿しは、長らく仕舞い込んでいた。ところが、最近になってその“懐かしい品”を妻が探しだし、玄関脇にかけている。

 Sさんは先年、他界。連絡も頂いた。未亡人の奥さんから正月に年賀状が届き「お変わりございませんでしょうか」と達筆の添え書き。妻は花瓶の経緯を知っているのかどうか。ただ、年賀状は見ている。私には、思い出深い一輪挿しである。
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