「するめいか」の“半生”を軽くあぶる。一夜干しで柔らかい。マヨネーズしょう油でいただく。これ、なかなかイケる!!
天橋立方面へ妻が友人と旅行し、その時の土産だった。半透明の袋に『丹後甘塩するめ』と表示されていた。「おいしいお召し上がり方いろいろ」も書かれている。「火に軽く焼いて、細く切り、ごはんのおかず、子供のおやつに」「ビール、ウイスキー、酒のおつまみとして」「マヨネーズなどの調味料をつけて」「非常に柔らかく、お年寄りにも喜ばれております」
一番最後の説明に、うなづく。賞味期間は冷蔵庫で6日間、冷凍庫で20日間。けっこう保存がきくが、1枚をあっさり食べ切ってしまった。
歯が丈夫で自慢していた頃、硬いするめをあぶってよく食べた。好物だった。今はちょっと硬いのを苦手にしているが、硬いするめは噛むほどに味が出る。
人づての話だが、大阪外大インドネシア語科で学生からとても親しまれていた内藤春三先生(故人)が「インドネシア語はするめの味。噛んで、噛んで本当の味を知れ」と言っていたそうだ。つまり、それほど奥が深いからしっかり学びなさい、ということ。インドネシア語に限らないが、本当の言語習得の意味は“するめの味”とも言える。
私の学び方は、そう言われれば実にちゃらんぽらんで、噛みしめるところまで到底行かなかった。でも、まだ時間はある。柔らかい「するめいか」で、ふと思い出した話…。
天橋立方面へ妻が友人と旅行し、その時の土産だった。半透明の袋に『丹後甘塩するめ』と表示されていた。「おいしいお召し上がり方いろいろ」も書かれている。「火に軽く焼いて、細く切り、ごはんのおかず、子供のおやつに」「ビール、ウイスキー、酒のおつまみとして」「マヨネーズなどの調味料をつけて」「非常に柔らかく、お年寄りにも喜ばれております」
一番最後の説明に、うなづく。賞味期間は冷蔵庫で6日間、冷凍庫で20日間。けっこう保存がきくが、1枚をあっさり食べ切ってしまった。
歯が丈夫で自慢していた頃、硬いするめをあぶってよく食べた。好物だった。今はちょっと硬いのを苦手にしているが、硬いするめは噛むほどに味が出る。
人づての話だが、大阪外大インドネシア語科で学生からとても親しまれていた内藤春三先生(故人)が「インドネシア語はするめの味。噛んで、噛んで本当の味を知れ」と言っていたそうだ。つまり、それほど奥が深いからしっかり学びなさい、ということ。インドネシア語に限らないが、本当の言語習得の意味は“するめの味”とも言える。
私の学び方は、そう言われれば実にちゃらんぽらんで、噛みしめるところまで到底行かなかった。でも、まだ時間はある。柔らかい「するめいか」で、ふと思い出した話…。