峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

「積極性を保とう」

2005年05月17日 | ランニング
 ランニングは好きだとプロフィルで書いた。マラソンの大きな大会は、テレビ放送があると欠かさず見る。自分が走るのも、他人が走っているのを見るのも楽しい。馬が走るのも。

 なぜ走り始めたか。きっかけは、54歳の時に参加した「20㌔ウオーキング大会」。面白くもないきっかけだが、振り返って考えても、それしかない。大会は某新聞社の主催。大阪城から大阪港に近い海遊館までの片道コースだった。練習も何もなし。休憩を入れれば歩けるだろうと思っていた。ゴール近くでは、さすがに疲れ、足の裏が痛んだ。

 でも、その「完歩」が、自信のようなものにつながった。「よし、走ろう」「歩くよりゆっくり走るほうが楽ではないか」。後の方は、こじつけである。

 多くの市民ランナーに比べても「遅い目覚め」だ。でも、しつこい性格がランニングには向いているのかもしれない。のめりこんで、シャカリキになる。早朝5-10㌔、ほぼ毎日走った月もあった。ふろで汗を流してから出勤することもしょっちゅう。ハーフ(21㌔)とフル(42㌔)合わせて年間のマラソン大会参加は10回を超える。ランニングの本を買いあさり、専門月刊誌も二種類購読した。ランニング日誌もつけていた。

 岡山・吉備、和歌山・美山、静岡・掛川などには一泊旅行を兼ねて走り、いろいろ思い出がつくれた。ウルトラマラソン(写真)も走ったが、今の自分には、ハーフを無理なく走るというのが一番合っているように思う。

 走った後の気分は爽快。普段ゆっくり走り続けていれば、体調は間違いなく良くなる。へんな話、便秘などたちまち解消する。そして、自分の足、体をいたわるようになる。しかし、長い距離を走る最大のメリットは、自信がつくことだろう。体よりむしろ精神面での自信である。マラソンで終盤、気力がなえてしまえば、歩いてしまう。そこを頑張る気持ちが、根性につながる。
 
 大会に参加しようという意欲自体が、積極性を養うのではないだろうか。体力の衰えを感じる年齢になると、どうしても物の考え方も行動も消極的になりがちである。「積極性を保つことこそ、健康の秘けつ」と私は思っている。

≪gooブログの今週のトラバの題「健康法」に代えて≫
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1 コメント

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はじめまして。 (わかな)
2005-05-21 07:09:16
読みにくい記事に、コメント・TBありがとうございます。

マラソンを書いてる人が少ないのにはびっくりしました。

私も、駅伝など、他人が走ってるところを観るのは大好きです。

私がマラソンを始めた理由は、同じく、走った後の爽快感ですね。大会などは緊張しますが、終わってみたら、結果がどうあれ、かなりスッキリします。

ではでは。
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