直近の本では、新刊FAX案内をした。そのときの見本納品のことは、「指定短冊」という記事で書きました。
で、発刊後ひと月経って、いよいよ第一弾返品の時期になる。日販はすでに始まって、これまでに数十冊(マイナス突っ返した献本1冊)返ってきた。トーハンは今のところまだ。おそらく来週から。
この時期はまだ委託期間中なので、普通は「返本入帳のお願い」は来ない。ただ返ってくる。
ところがある書店さんからはFAXが来た。置いておいてくれてあって、1ヶ月経ったので売れ残りを返す(1冊残してくれてるかわからないけど)…ということだろう。
滅多にしないFAX営業で返信があると嬉しくてニヤニヤと堪能したから、どこから何冊だったかほとんど覚えている。その書店さんは、10冊仕入れてくれた。「返本入帳のお願い」は7冊。
仕入れてくれたのが5冊だったらまあまあ(書店さんではなくて、うちの本の評価)だが、返本率7割である。そこで、以前も話題になった「出庫数の調整」の話になるのかもしれないけど、今回は別のこと。
「返本入帳のお願い」は、だいたい決まりきったフォーマットのFAX用紙にタイトルと冊数だけ記入されてくる。決まったフォーマットの中に理由がある書店さんは、約8割といったところか。その中で理由を手書きするフォーマットはほとんどなく、だいたい「努力しましたが残ってしまいました」とある。
忙しくて、タイトルを書いて送信する手間も大変なのに違いない。ちなみにうちも、「ご注文ありがとうございます。○日に搬入します」というハンコを作ってあって、搬入日の数字だけ書き込む。ちゃんと手書きでお礼を書きたいんだが、どうせ汚い字だし、なにしろ手間が格段に減る。
話はちょっとずれるが、大阪屋のiBCってところから、「汚いものはオンライン販売できないので返す」という理由つきで「返本入帳のお願い」が来たことがある。流通過程でそうなったんだろうけど、あまり気分のいいもんじゃない。汚れたものは出荷しないから、うちのせいじゃないもん。例えば、「ずっと在庫していたので、少々日焼けしてしまいました」なんて言われたら(倉庫で日焼けするはずはないとはいえ)、ありがたみが違う。言葉遣いの問題か・・・。
で、その10冊仕入れて7冊返したいとFAXをくれた書店さんだが、理由のところに「返品できるという約束でしたので。」と書かれていた。それも手書きで。
最初「なんだかな~」と思った。売上にもOKの返信をする手間にも違いはない。直接営業に行くと、店員さんから「返品OKですか?」ときかれて、「はい、お受けします」と答えることはある。新刊案内FAXにも、そう書いてあったと思う。書かないと注文をくれないと思われると、誰かに教わったんだと思う。
新刊委託だから返品OKは当たり前なのに…と思うが、指定短冊も書店さんにとっては注文扱いなんだろうか。どのみち、うちとしては「わざわざ約束なんて(怖いこと)言わなくても普通に返してくれればいいのに」って感じだ。
が、よく考えてみると、以前から聞いている逆送というのがよほど多いに違いない。うちが全部受け取るということは、書店さんにはわからない。「返品はいつでもOK」な版元だとわからなければ、「約束」を持ち出すこともしょうがないのか。
で、発刊後ひと月経って、いよいよ第一弾返品の時期になる。日販はすでに始まって、これまでに数十冊(マイナス突っ返した献本1冊)返ってきた。トーハンは今のところまだ。おそらく来週から。
この時期はまだ委託期間中なので、普通は「返本入帳のお願い」は来ない。ただ返ってくる。
ところがある書店さんからはFAXが来た。置いておいてくれてあって、1ヶ月経ったので売れ残りを返す(1冊残してくれてるかわからないけど)…ということだろう。
滅多にしないFAX営業で返信があると嬉しくてニヤニヤと堪能したから、どこから何冊だったかほとんど覚えている。その書店さんは、10冊仕入れてくれた。「返本入帳のお願い」は7冊。
仕入れてくれたのが5冊だったらまあまあ(書店さんではなくて、うちの本の評価)だが、返本率7割である。そこで、以前も話題になった「出庫数の調整」の話になるのかもしれないけど、今回は別のこと。
「返本入帳のお願い」は、だいたい決まりきったフォーマットのFAX用紙にタイトルと冊数だけ記入されてくる。決まったフォーマットの中に理由がある書店さんは、約8割といったところか。その中で理由を手書きするフォーマットはほとんどなく、だいたい「努力しましたが残ってしまいました」とある。
忙しくて、タイトルを書いて送信する手間も大変なのに違いない。ちなみにうちも、「ご注文ありがとうございます。○日に搬入します」というハンコを作ってあって、搬入日の数字だけ書き込む。ちゃんと手書きでお礼を書きたいんだが、どうせ汚い字だし、なにしろ手間が格段に減る。
話はちょっとずれるが、大阪屋のiBCってところから、「汚いものはオンライン販売できないので返す」という理由つきで「返本入帳のお願い」が来たことがある。流通過程でそうなったんだろうけど、あまり気分のいいもんじゃない。汚れたものは出荷しないから、うちのせいじゃないもん。例えば、「ずっと在庫していたので、少々日焼けしてしまいました」なんて言われたら(倉庫で日焼けするはずはないとはいえ)、ありがたみが違う。言葉遣いの問題か・・・。
で、その10冊仕入れて7冊返したいとFAXをくれた書店さんだが、理由のところに「返品できるという約束でしたので。」と書かれていた。それも手書きで。
最初「なんだかな~」と思った。売上にもOKの返信をする手間にも違いはない。直接営業に行くと、店員さんから「返品OKですか?」ときかれて、「はい、お受けします」と答えることはある。新刊案内FAXにも、そう書いてあったと思う。書かないと注文をくれないと思われると、誰かに教わったんだと思う。
新刊委託だから返品OKは当たり前なのに…と思うが、指定短冊も書店さんにとっては注文扱いなんだろうか。どのみち、うちとしては「わざわざ約束なんて(怖いこと)言わなくても普通に返してくれればいいのに」って感じだ。
が、よく考えてみると、以前から聞いている逆送というのがよほど多いに違いない。うちが全部受け取るということは、書店さんにはわからない。「返品はいつでもOK」な版元だとわからなければ、「約束」を持ち出すこともしょうがないのか。
また、入金状態の悪い書店に対しても返品させないようです。
そんなことを知らないバイトちゃんは、今日もせっせと入帳依頼のファックスを送信するのであった。
「バイトちゃん」というところに、「約束」の答があったのかもしれません(笑)
以前、amazonでイラスト本をプレゼント用に購入したことがあります。到着してあけて見ると、表紙に黒い線(ヨゴレ)が・・・。
表紙は塩ビ(?)、amazonの梱包はボール紙で内側に粘着物質がべっとり。そりゃ~汚れるわな、と思いつつ、amazonに「汚れていたから交換してください」と言ったら、新しいものが送られてきました。
ところが!
2冊目も同様に黒いヨゴレが・・・。イラスト本の表紙にそれはないだろーと思って、サポートに「また汚れていました。多分、梱包のせいなので、手作業でやってもらえませんか」って言ったら、「ウチは全部機械でやっているのでできません。ほかで買って」と言われました。。。(え)
セブンイレブンの通販で買ったら、キレイでした。
2年くらい前のことですが。
プレゼント用は、困りますよね。私はオンライン書店で試したのは1回だけ。bk1でしたが(問題はなかった様子)、やっぱり書店で買って自分で包みます。そうすると、自分もパラパラ見られるというコスイ考えもあるのですが・・・。