最近このブログを通じて、創業ウン十年の出版社の営業をされている方と知り合った。私が孤軍奮闘しているのがかなりオモシロイらしく、書店向けのファックス通信で記事を書くとのことで、うちの事務所まで来てくれた。
人に話を聞いてもらうのは、本当に楽しい。本当はただ細々とやってるだけなんだが、なんかエライことをしているようで、いい気分になる。が、出版営業のプロということで、こっちからの質問のほうが多くなってしまった。
ひとつ気づいたことがある。
この方は、常に「書店さん」と言うのである。私と2人だけで話していて、別に書店向けのスピーチでも何でもないのに、いつも「書店さん」。ところが自分で話したり質問したりして気づいたのだが、私は「書店」と言っている。やっぱり、書店営業の人は違うな~と感心した。
自分のことを振り返ってみると、売っていただくのはありがたいし大切な間接的取引先だが、さん付けするのはなんとなくピンと来ない。(ちなみにこのブログでは、この方を含めてあまり「敬意を表する書き方」をしていないが、それはあえて簡潔に書いているからである。)
関係ないが、以前、福祉業界の人が「利用者様」と言ってるのを聞いて非常に不快に思ったことがある。ただ様をつけてるだけで、態度が伴ってなかったからだ。利用者という客観的というかニュートラルな言葉に「様」が付いてるのにも違和感がある。
「読者さん」とは言わない。「取次さん」と言う人はいるんだろうか?
よく考えてみると、私も「本屋さん」とは言う。読者というか客の立場のときに、よくそう言う。八百屋さんとか魚屋さんと同じ感覚だ。コンビニさんとかスーパーさんとは言わないことを考えると、「ありがたくて親近感がある」相手じゃないとさん付けしないということか。コンビニのように用を足すだけの相手だと、付けない。用を足したことに対して多少なりともありがたく思うと、付けるのか。
となると、やっぱり自然に「書店さん」と口から出るようにならないとダメだ。「本屋さん」と同じくらい身近にならないと。
イメージトレーニングだか刷り込みだか忘れたが、物事は思い込んだほうがいいらしい。あまり書店営業には行かないんだが、今後は心して「書店さん」と言うようにしよう。
人に話を聞いてもらうのは、本当に楽しい。本当はただ細々とやってるだけなんだが、なんかエライことをしているようで、いい気分になる。が、出版営業のプロということで、こっちからの質問のほうが多くなってしまった。
ひとつ気づいたことがある。
この方は、常に「書店さん」と言うのである。私と2人だけで話していて、別に書店向けのスピーチでも何でもないのに、いつも「書店さん」。ところが自分で話したり質問したりして気づいたのだが、私は「書店」と言っている。やっぱり、書店営業の人は違うな~と感心した。
自分のことを振り返ってみると、売っていただくのはありがたいし大切な間接的取引先だが、さん付けするのはなんとなくピンと来ない。(ちなみにこのブログでは、この方を含めてあまり「敬意を表する書き方」をしていないが、それはあえて簡潔に書いているからである。)
関係ないが、以前、福祉業界の人が「利用者様」と言ってるのを聞いて非常に不快に思ったことがある。ただ様をつけてるだけで、態度が伴ってなかったからだ。利用者という客観的というかニュートラルな言葉に「様」が付いてるのにも違和感がある。
「読者さん」とは言わない。「取次さん」と言う人はいるんだろうか?
よく考えてみると、私も「本屋さん」とは言う。読者というか客の立場のときに、よくそう言う。八百屋さんとか魚屋さんと同じ感覚だ。コンビニさんとかスーパーさんとは言わないことを考えると、「ありがたくて親近感がある」相手じゃないとさん付けしないということか。コンビニのように用を足すだけの相手だと、付けない。用を足したことに対して多少なりともありがたく思うと、付けるのか。
となると、やっぱり自然に「書店さん」と口から出るようにならないとダメだ。「本屋さん」と同じくらい身近にならないと。
イメージトレーニングだか刷り込みだか忘れたが、物事は思い込んだほうがいいらしい。あまり書店営業には行かないんだが、今後は心して「書店さん」と言うようにしよう。
取次の場合は社名で呼ぶことの方が多いので「取次さん」という機会はないですね。
もちろん、なんでもかんでも「さん」づけがいいとは限りませんが…。
例えば「紀伊國屋さん」「岩波さん」「トーハンさん」と、取引先だけではなく、同業他社にも付けます。
その会社の人がその場にいてもいなくても、へりくだった感じというか、仲間意識というか。
取次のことが呼び捨て(?)だから、このブログからは微妙に傲慢な感じを受けますよ。
「おい、花屋!こっちだ!」
とおじさんに言われました。
その時、「『花屋』はねぇだろ...」と思った記憶があります。
なんとなく微妙に見下された感じがしたのを覚えてます。
が、振り返ってこのことをこうやって書いてみると、1行目にはなんの抵抗もなく「花屋」と書いている私がいます。
相手との相関関係、立場などが絡む微妙な問題なんだと思います。
ブログとはそれぞれ個人の表現の場であり、社会的常識さえわきまえれば、なんの規制もないはず。
そのような場で上記のようなコメントをする人間こそ「傲慢」でしょう。
ネットの世界でも現実世界でも、考えを押し付ける人、または場の空気が読めない人は居るもんですな。
良識ある人間なら、不愉快なら見なければよいのでは?
書店さんという呼び方は、業界言葉とまでいきませんけど、倣っていくつもりです。
個人的に、雑誌などで芸能人にさん付けしてるのが気になります。これは、へりくだるというより「丁寧にすることによって逆に親近感を持たせる」って高度な技なんでしょうけど。
若い子じゃ合わないかもしれないけど「○○氏」のほうが好きです。
えーと、仕事相手と話すときは美しい敬語を使うこともできますが、このブログは仕事じゃないもんで・・・
傲慢な感じを受けるのは、言葉遣いもそうですが、文句ばっかり言ってるからだと思います(笑)
「花屋」が「本屋」みたいな親しみのある言葉なのかわかりませんが、そうでもないような。失礼であることは事実としても、「おじさん」は「学生」より年上でしょうし。
>1行目にはなんの抵抗もなく「花屋」と書いている私がいます
私のブログに対するコメントで、何の問題もないのではないのでしょうか。「お花屋さん」じゃ主婦の会話みたいですし(^^;
「エラそうに・・・」と流してくれたらいいなと期待しつつ、文句を書き連ねるって感じでしょうか。