今年も咲きました、「ニゲラ姫」
ちょっと大人っぽく写してみました。
英名「茂みの悪魔デビル・イン・ア・ブッシュ」風?
ジャイアンツ愛ならぬ、
ジャイアンツ「哀」いらぬ
という見出しで、今日の朝日新聞に西村編集委員が記事を書いていました。
「人間の感情には喜怒哀楽がある。
これを使って監督は人を動かす。
だけど、哀だけは必要ない。
哀では人は動かなんだよ」
と映画監督の市川崑さんの言葉を引用。
落胆の姿勢をみせない落合監督に「監督」としての資質があると書いています。
段々調子をあげてきたジャイアンツの原監督に「哀」を見せずに戦い抜けるかが、ペナントレースの鍵としめくくっています。
原監督が涙目に見えるのは、あれは、「哀」でなくて、元々がそういうウルウルした目なんでしょうかね。
文章を書くには、我が文章講座の先生もいつもこういいます。
文中のどこかに「クスリ」「ニヤリ」「シンミリ」の三つの「リ」がせめて、ひとつは欲しい。
と。
その先生が地元新聞の夕刊で一月に一回、エッセイ欄を担当しています。
近頃のエッセイを今日はご紹介します。
「クスリ」「ニヤリ」としてみください。
「大分美人が増えた」
気楽な仲間五人で酒を飲んでいる。
八十歳前後のじいさんばかりだ。
「近ごろ、大分に美人が増えたのう」
という話になった。
男はいくつになっても美人に目がない。
昭和三十年代から平成まで、半世紀に及ぶ大分美人談議は深夜まで続いた。
近ごろは大分女性のスタイルがよくなった。
お化粧や服装も一段とアカ抜けてきた・・・では五人の意見が一致した。
が、肝心の美人の線引きでは論議百出、結論は次回持ち越しとなった。
古来、美人の色分けは難しい。
人の好みも百人百様だ。
世界の美女代表クレオパトラも、一説では
「ゴツゴツした男っぽい顔。
鼻はワシ鼻。
ただし、話術に長け、語学の才能豊かで多くの外国語を自由に操った。
顔が特に美人ではなかったが、総合的な魅力で絶世の美女の座を得た」
とか。
総合的魅力とは伸縮自在、便利な物差しではある。
ちょうど孫くらいの若いカップルに、この「大分美人論」を一席ぶったところ、鼻の先で笑われた。
「八十じいさんの審美眼では・・・」
と言いたいのであろう。
ちょっと待て、われわれもムダに年を取ってはいない。
戦前から大分美人の変遷ぶりを見ている。
君らとは年季が違う。
昔を知っているからこそ、今が見える。
ま、理屈はとにかく、美人が増えるのはご同慶の至りだ。
大分国体も近い。
豊かな温泉や食材に、もうひとつ、大分美人も加えたいところだ。
いかがでしたか?
昭和2年生まれの先生です。
この先生をニヤリとさせるのに、日々苦労している私です。
添削された宿題を返されるとき、いつも「ヒヤリ」としています。
今日の私の小さな幸せ
カープが、雨の中、今日は頑張りました。
ルイスが、黒田投手の穴をしっかり埋めてくれています。
栗原選手も4安打です。
待っててね~、タイガースにそのうち行くから~
って笑えないジョークです。
久しぶりに、安心してナイターをみました。
ここまで点を取ると、明日に残していたら?
なんて、せこいことを思ってしまいます。
心配性で、貧乏性のカープファンです。