小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

出会いの四月

2006-04-06 22:16:00 | 小さな気付き

会社に、新任の方がご挨拶に見えたり、初々しい社会人一年生を見かけたりします。

四月、いたるところに新しい風を感じます。

いい先生、いいお友達に恵まれますようにと子どもの為に願うのも毎年この時期のこと。

 

昨日に引き続き、ちょっとお気に入りの詩をご紹介。

高校の生徒指導の先生が書いた詩。

 

 

名乗るほどの者ではない  伊藤 芳博

 

ゲームセンターで恐喝があった

それを止めて

丸く収めた高校生がいたということだ

彼は店主に名前を聞かれると

「名乗るほどの者ではない」とだけ言って

そそくさと立ち去ったそうだ

しかし 感激した店主によって

すぐに彼の身元は判明し

本校の2年生の生徒 小山君だと分かった

言うまでもないことだが

(言う必要があって言えば)

本県では高校生のゲームセンター出入りは禁止されている

「名乗るほどの者ではない」だなんて

実は名乗れなかったんだ

本校の生徒指導担当である僕は

この話が大いに好きだ

店主のお礼の言葉を背に受けながら

ドアの向こうに消えてゆく少年の名前を

僕も知らない

 

 

私、好きですね、この高校生。顔だって亀梨君見たいな感じ?

「僕も知らない」という先生も好き。

 

春、四月、いい出会いが、たくさんたくさんありますように・・・。

 

今日の私の小さな幸せ

私の左手の中指の爪、骨折した時以来、真っ黒。

数ミリ、新しい爪が見え始めました。

「まあ、ネイルアート?」

と、言われて大笑いしました。

 

 

 

 

コメント (6)
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