布団カバー作ってます、ちくちくと手で縫って呆れるほどのスローペース

・・・どんなに真面目に作っているかを頼まれてないけどお知らせするわ。睡眠や生活の向上に微力を発揮すると経験しているから。

その人生の始まりで

2017年10月15日 | 日記 
今年の夏に娘が3人目の出産をしました。

退院の日が日曜日でパパさんは職業柄休めないので、私に送迎のお役目が回って参りました。
緊張と嬉しさを抱いてトコトコ出動。

日曜日は会計が休みで清算は後日とのこと、
「病院スタッフ一同でお見送り」なんてものは無し!荷物をまとめ赤ちゃんとサッサと帰って状態。

挨拶しようにも誰もカウンターにはいない、エレベーターが下りてくるのを待ち乗り込みました。

そこには一組のご夫婦がいらして、
「あらぁ~!」と娘が抱いていた赤ちゃんを見て声を上げて下さいました。

「可愛い~」「おめでとうございます」「ありがとうございます」
祝福を受けとても嬉しそうだった娘。

私が手のひらでご夫婦を示し「初めて外で出会ったお二人です」と言うと、
お二人は驚きも混じった破顔、奥様は「え~~!ほんと」と声を出して喜んで下さいました。

後からもうちょっと的を得た言葉がでてこなかったもんだろうか私、と考えました。
産まれてからの数日間の赤ちゃんが会っていたのは、母親・先生・看護師・見舞客・・

そんな必然性が無くて出会った人、「初めて出会った偶然のお二人」が良かったかな。
「外」と言うのもまだ病院の中だし・・とか自分でアラを探したりもして。

でも、エレベーターのご夫婦は私が伝えたい事を分かって下さり、
去り際まで喜んでくれていました。

30秒にも満たない時間だったと思いますが、とても濃かったです。

人生の始まりでもう何人も幸せにした赤ちゃんって凄いよね。
自分は我関せずで寝ていたのに。


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