Joan Baez - John Riley (Official Visualizer)
ジョン・バエズが1960年にリリースしたアルバム『ジョーン・バエズ
(Joan Baez, Vol. 1)』に収録されている「ジョン・ライリー」も和訳してみる。
「John Riley」 Joan Baez 日本語訳
しとやかで若い少女が一人で庭にいた
見知らぬ若者がそばを通りかかり
「美しい少女よ
僕と結婚してくれませんか?」と言った
これがその時の彼女の答えだった
「ダメなのです、優しいお方
私はあなたと結婚できません
私にはいくつもの海を渡って航海している恋人がいるのです
彼が旅立って7年が経ちます
それでも私は誰とも結婚してはならないのです」
「もしも彼が戦闘で殺害されているとするならば
あるいは深い海の底で溺死しているとしたらどうするのですか?
もしも彼が別の愛を見出して
彼と彼の恋人が結婚しているとしたらどうするのですか?」
「もしも彼が戦闘で殺害されているのならば
月が地平線に沈んで欠けた時に私は死にます
もしも彼が深い海の底で溺死したのならば
私は彼の想い出に誠実でいるつもりです」
「もしも彼が別の愛を見出して
彼と彼の恋人が結婚しているのならば
私は海の向こうに住んでいる二人の
健康と幸せを願います」
彼は両腕で彼女を引き上げて
二度も三度もキスをして
「もう泣かないで、僕の真実の恋人よ
僕こそ長らく行方不明だった君のジョン・ライリーなんだよ」と言った
「もう泣かないで、僕の真実の恋人よ
僕こそ長らく行方不明だった君のジョン・ライリーなんだよ」と言ったのだ