MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

ルーシェイとホックニー

2016-08-08 00:18:01 | 美術


(『Standard Station (Red)』 Ed Ruscha 1966)

 東京ステーションギャラリーで催されている「12 Rooms 12 Artists」で最高の収穫は

エド・ルーシェイ(Edward Ruscha)の存在を知ることができたことで、ルーシェイの作品は

アンディ・ウォ―ホル(Andy Warhol)やロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)の

作風のみならず、エドワード・ホッパー(Edward Hopper)の作品のような物悲しさも感じられて、

要するに20世紀のアメリカのモダン・アートの集大成のような作風なのである。

 アメリカ人のエド・ルーシェイとイギリス人のデイヴィッド・ホックニー(David Hockney)は

奇しくも同じ1937年生まれで、この2人が20世紀モダン・アートの最後の生き証人であろう。


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