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MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

【MV】シュートサイン Short ver. / AKB48[公式]

2017-02-25 00:39:01 | 邦楽

【MV】シュートサイン Short ver. / AKB48[公式]

 

 小嶋陽菜のソロのセンター曲といえば2013年10月にリリースされた「ハート・エレキ」以来で、1960年代のグループ・サウンズを取り入れたものだったが、この「シュートサイン」も1980年代のディスコ・サウンドを取り入れており、要するに作詞を担っている秋元康は小嶋陽菜に「昭和」を感じるのだと思う。
 ミュージック・ステーションで初披露された時に聴いた際、これはグロリア・ゲイナー(Gloria Gaynor)の「恋のサバイバル(I WILL SURVIVE)」だと思った。小嶋陽菜の卒業とプロレスを絡めたイメージに「私は生き残る」という意味が加わる時、これは小嶋陽菜が今後芸能界で生き残るという決意表明のように聞こえて、なかなか洒落た卒業ソングではないだろうか。
 歌詞の中に「Get Serious」というフレーズがあるのだが、秋元康は歌詞を書いていた時点で既に『ラ・ラ・ランド』(デミアン・チャゼル監督 2016年)を観賞していたのだと思う。
 ところで2月18日放送された『AKBチーム8のブンブン!エイト大放送』において小田えりなが松田聖子の「青い珊瑚礁」を歌っていたのだが、ここで改めて気づかされたのは、松田聖子の歌の上手さだった。小田えりなが下手という訳ではなく、むしろAKBグループの中では一番上手いメンバーであるはずなのだが、やはり松田聖子の上手さには全く追いついていなかった。最も松田聖子といっても当時の松田聖子であり、今の松田聖子でさえ当時の松田聖子には足元にも及ばないのではあるが。


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