小保方氏との違い強調…調査委員長辞任の石井氏(読売新聞) - goo ニュース
STAP細胞の論文問題を調べていた理化学研究所調査委員会の石井俊輔委員長が
2008年に英科学誌ネイチャーと関連の医学誌「オンコジーン」に掲載された乳がんの
遺伝子に関する自身の論文において「論文の説明順に合わせて、遺伝子解析の実験結果
を示す画像を切り貼りし、並べ替えた」ことを指摘された際に、「私の論文は、一つの実験の
結果を見やすく整理していた」と説明することで、条件の異なる別々の実験で得た画像を
切り貼りした小保方晴子ユニットリーダーとの違いを強調したようだ。石井は「10年前
なら結構多くの人がやっていて、許された状況があった」と釈明しているようだが、
10年前でもダメだったと思う。何よりも「多くの人がやっている」から自分もやる
という根性が科学者としてダメである。最初にオリジナルデータを提示して、画像に関して
疑問を呈された後に、説明を分かりやすくするために加工データを示すべきなのであり、
理研の研究者はいつも順序が逆なのである。