MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

基本を知らない理研の学者

2014-04-27 00:09:31 | Weblog

小保方氏との違い強調…調査委員長辞任の石井氏(読売新聞) - goo ニュース

  STAP細胞の論文問題を調べていた理化学研究所調査委員会の石井俊輔委員長が

2008年に英科学誌ネイチャーと関連の医学誌「オンコジーン」に掲載された乳がんの

遺伝子に関する自身の論文において「論文の説明順に合わせて、遺伝子解析の実験結果

を示す画像を切り貼りし、並べ替えた」ことを指摘された際に、「私の論文は、一つの実験の

結果を見やすく整理していた」と説明することで、条件の異なる別々の実験で得た画像を

切り貼りした小保方晴子ユニットリーダーとの違いを強調したようだ。石井は「10年前

なら結構多くの人がやっていて、許された状況があった」と釈明しているようだが、

10年前でもダメだったと思う。何よりも「多くの人がやっている」から自分もやる

という根性が科学者としてダメである。最初にオリジナルデータを提示して、画像に関して

疑問を呈された後に、説明を分かりやすくするために加工データを示すべきなのであり、

理研の研究者はいつも順序が逆なのである。


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『L・DK』

2014-04-27 00:08:54 | goo映画レビュー

原題:『L・DK』
監督:川村泰祐
脚本:松田裕子
撮影:北山善弘
出演:剛力彩芽/山崎賢人/桐山漣/石橋杏奈/中尾明慶/岡本玲/福士誠治/白石美帆
2014年/日本

ポップな「心の傷の癒し方」の弱さについて

 作風は全く違うが本作の根幹となるテーマは『そこのみにて光輝く』(呉美保監督 2014年)と同様に主人公の「心の傷の回復」であろう。クライマックスにおいて西森葵は柊聖の代わりに三条亘と花火大会でデートをするのであるが、土壇場になって葵は亘を置いて公園を後にしようとした際に、葵を追いかけてきた柊聖と再会すると同時に最後に上がった花火は、『そこのみにて光輝く』のラストで光輝く太陽を想起させる。もちろん花火というポップさが本作の作風を象徴しているのであるが、あまりにも都合よく進行していくストーリーに、同級生の男性を背中に担いで歩いていく「剛力」ぶり以外に、観賞後に一体何を観ていたのか思い出すことが極めて難しい作品となっている。


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