MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『シャドウハンター』

2014-04-23 22:13:37 | goo映画レビュー

原題:『The Mortal Instruments: City of Bones』
監督:ハラルド・ズワルト
脚本:ジェシカ・ポスティゴ・パケット
撮影:ガイア・ハルトリ・アンドレセン
出演:リリー・コリンズ/ジェイミー・キャンベル=バウアー/ジョナサン・リース・マイヤーズ
2013年/カナダ・ドイツ

続編の伏線でしかない作品を観る意義について

 主人公のクラリー・フレイだけに見える「PANDEMONIUM(伏魔殿)」という看板を出しているクラブに入ったことから始まる物語は、一緒に店に入った幼なじみのサイモン・ルイスとの関係が詳細に描かれることはなく、人を殺している現場を目撃されてしまったジェイス・ウェイランドとの関係が本当の「血族」なのかどうか最後まではっきりさせることもなく、そもそもヴァレンタイン・モーゲンステーンが聖杯(Mortal Cup)を手に入れて何をしたいのかもよく分からず、クラリーの母親のジョスリンが最後まで目覚めないのであるから真実が何なのか全く分からず、本作の全てが次作の伏線で終わってしまっている。2作目が製作されればいいのであるが、頓挫してしまうのであるならば、リリー・コリンズが醸し出す雰囲気だけは楽しめるが、それ以外は観る価値が無い作品と断定せざるを得ない。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男性と女性の乗務員の差

2014-04-23 00:14:23 | Weblog

沈没船から真っ先に「逃亡」した船員 船長は身分隠し避難(聯合ニュース) - goo ニュース

 韓国南西部珍島沖で発生した旅客船「セウォル号」の船長のイ・ジュンソクは68歳の

契約社員だったらしい。月給270万ウォンで約27万円になるのだが、年収ベースだと

3240万ウォンで、これは他の船会社の60~70%でかなりの低賃金で、ちなみに

日本においては船員法で通常の労働基準法より厚遇が保障されているために、運航船の

船長の年収はおおよそ1000万円を超えるらしく、これでは普通の船長に期待する

ような行動を求めるのは酷であろうが、「乗務員の退避は最後。みんなを助けた後に

私も行くから」と言って亡くなった22歳の女性乗務員を思うと、やはり情けない。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする