『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

タキ26001

2012年02月09日 | 青化ソーダ液車
ここ数日は、日中も比較的陽気で2月であることを忘れそうですが、それでも朝晩はやはり寒いですね。

さて、青化ソーダ液車のもう1種類、タキ26001です。


(タキ26001 2004年12月25日 笠寺駅にて)

タキ26000は元々亜硫酸ソーダ液車として誕生し、その後ニトロベンゼンに種別変更し、更に一部車が青化ソーダ液車に改造されているとのことです。(吉岡心平御大のHP参照)
パッと見は全然分からないのですが、タンク体は中央に向かってV字に傾斜が付けられているとのこと。真横から見ればなるほどなのかも知れませんが、この角度だとそうは見えません。
全検から日が浅いのでしょうか?黒色に色艶が残ってます。
何だかバランスが悪いなぁ?目の錯覚なかぁ?と思ってましたが、S字管はタンク体中央よりややオフセットされて取り付けられているのですね。液出管(太い方)の辺りがタンク体の中心のようです。タンク体がV字で、S字管で荷役するならば、V字の最下部に液出管の吐出口がないと残液が生じることになるので、オフセットは極自然な成り立ちなのですね。

少数派なうえ、タキ22900と共通運用されていたようなので、記録出来ただけでも良しとしなければならないでしょう。


これで青化ソーダ液車のご紹介は全て終わりました。

次回からは、来春のダイヤ改正で遂に廃止となるワム8をご紹介したいと思います。これまでタンク車ばかりご紹介してきましたが、タンク車を記録する片手間にワム8も少々ながら記録してました。そんなに台数はありませんが、お楽しみに。


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