『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

タキ3744

2012年12月30日 | 酢酸車
今日の東京はしとしと霧雨が降っていて終日スッキリとしない一日のようです。今年もあと2日です。

今回はタキ3744です。


(タキ3744 2005年11月19日 中条駅にて)

タキ3744は内外輸送所有の車で、キセ付き加熱管付きでタンク受台が多いタイプです。形態と社紋板の形からして、元は日本合成化学所有の車だったようです。
この車は、S字管が撤去されずに残ったままの姿で、見慣れたダイセル車とは違います。大きめのカセイソーダ液車のようです。

内外輸送の社紋は、「輸」をかたどった実に目立つ社紋で、デリバリーに掛ける同社の意気込みが感じられる紋章です。タンク車歴が浅いもので、「輸」の社紋板はタキ3700と新興に居るタキ13700でしか見たことが無く、酒田港で大量解体された35系アルコール車やメタノール車をほんのタッチの差で見逃してます。丸い赤い「輸」の社紋板が連なる専貨を一度見て見たかったなと残念しきりです。

次回もタキ3700が続きます。

~H25年1月19日追補~
この車はフィルムでも撮影してましたのでネガスキャンして追加アップします。手ブレしててダメダメ画像ですが…。
連結面鏡板下部に見えている加熱管がV字状になっていて物々しいですね。

(タキ3744 2005年撮影月日不明 新井駅にて)


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