『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

タキ3732

2012年12月29日 | 酢酸車
今年もいよいよ残り3日となりました。今年は大御所と言われる俳優さんや有名人が例年よりも多く亡くなられました。時代の節目でしょうか?ご冥福をお祈りします。

今回はタキ3732です。


(タキ3732 2005年11月19日 中条駅にて)

名古屋に単身赴任している時に、長躯新潟・山形へ車で遠征した時に撮ったものです。
中条駅構内の留置線に休んでいるタキ3732です。中条駅からほど近いクラレの工場への輸送に従事していましたが、この撮影の後しばらくして運用離脱となり、仙台港で解体されたようです。
酢酸車をJOT(日本石油輸送)が所有していたことに多少の違和感がありますが、それもそのはず、この車は日本合成化学より移籍してきた車でした。真四角の社紋板にその名残があります。タキ3700の日本合成化学の社紋は黒白の横ストライプだったようで、目立つ存在だったようです。残念ながらタキ3732では無いのですが、吉岡心平御大のHPのタキ3746の解説のページで日本合成化学の社紋が見れますので、こちらを参照して下さい。

タキ3732は、キセ付きで物物しい加熱管が付いてます。踏み板の脚は8本で、踏み板は網目になっていることからタンク体に光の影が出来ず、8本脚ゆえにゲジゲジみたいだなぁと思ってました。元々はS字管があったようで、S字管のサポート跡がタンク体に見えてます。
積荷の性質だと思いますが、酢酸車は車体が傷んでいる車が多かったですね。

次回もタキ3700です。


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