情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

IBMホームページビルダーの開発がJUSTSYSTEMへ

2010-02-17 22:18:11 | 三稜鏡(さんりょうきょう)
匠技術研究所
IBMホームページビルダーの開発がJUSTSYSTEMへ


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
ホームページ作りのツールとして歴史の長いIBMホームページビルダーの開発元がIBMからJUSTSYSTEMに変更になります。JUSTSYSTEMは一太郎とATOKで著名な日本語電子文書作成ツールの老舗です。

2011年からJUSTSYSTEMブランドになるそうです。JUSTSYSTEMのオフィスパッケージに含まれるのでしょうか?日本語のホームページの表現がさらに豊かになれば良いですね。私は一太郎もATOKも大好きです。

「触って覚える谷山ゼミ」では最新のLinux/OpenSolaris上でATOK X3を動いている様を体験できます。

INTERNET WATCHの記事
ジャストシステム、「ホームページ・ビルダー」の権利をIBMから取得


NEW!2010年2月各19:00-21:00西新宿で夜間開催
2月23日火 触って覚えるOpenSolaris/ZFSファイルサーバー
2月25日木 触って覚えるヤマハRTX基本設定
定員各5名 参加費5,000円/回 お問い合わせ・お申し込み


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「触って覚える谷山ゼミ」開催のご案内

2010-02-17 13:31:56 | 三稜鏡(さんりょうきょう)
匠技術研究所
「触って覚える谷山ゼミ」開催のご案内


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
2010年2月より「触って覚える谷山ゼミ」を開催いたします。「触って覚える」の通り、座学ではなく実際に触ることができます。百聞は一見にしかずで「ちょっと触ってみたい」方に最適のゼミです。LinuxやOpenSolarisにしろ「インストールから始める」ことはたいへんです。一方できあがったものを見てから関連する情報を知った方が、目標が見えているので理解も速くなります。「仕上がりイメージ」に「触って覚える」ことを参加者の方と共に楽しむ場にできればと思います。ですから、テーマは決めますがその場の流れを作るのは参加者の皆様です。設定セミナーではないので、お気軽に帰り道に立ち寄っていただけるよう夜間セミナーとし、場所も西新宿にしました。

先ずは、以下の2系統で行います。

■「触って覚える谷山ゼミ-オープンソース編」
Linuxのことはもちろん、OpenSolarisやFreeBSDの仕上がりイメージを体験します。サーバー利用、ネットワーク利用、日本語デスクトップはATOK、OpenOffice.org等も含みます。PCベースだけでなく、SheevaPlug等ブログで紹介してきたことに触れることができます。


1.1.OpenSolaris/ZFSサーバとSheevaPlug
最初の仕上がりイメージは「OpenSolaris/ZFSサーバー」を取り上げます。急速に増える社内電子ファイルを効率よく保管できます。ファイルサーバーはバックアップやバックアップアップからの復旧まで考慮する必要があります。特にこの春の正式リリース版から「重複排除」機能がつきます。そのプレビュー版で実際の動きを確認します。Atom CPUサーバでの自社の社内サーバーを作っているので、その仕上がりイメージもご紹介します。SeevaPlugは起動しているものに触ることができます。


■「触って覚える谷山ゼミ-ネットワーク編」
ネットワークはいろいろな機能の集合体です。ヤマハルーターを使って代表的な機能を体験し、その機能の仕上がりイメージに触れることができます。慣れたヤマハルーターも多用しますが、Linux/OpenSolaris/FreeBSDを企業ネットワークに使うコツも紹介します。ヤマハルーター等機能特化製品と「生の素材」のオープンソースの仕上がりイメージの違いを体験できます。

2.1.ヤマハRTXルーター
ヤマハルーターは今や多機能ルーターです。実際にVPNを張った様子、QOSをかけた様子、モバイル網に接続した様子などを体験します。より良いネットワーク作りの基本機能の仕上がりイメージを確認することができます。最初はモバイル網での接続の実際です。会場をRTX1200とdocomo網とEMobile網で接続し、参加者のかたのパソコンをつないで、体験していただきます。


どうぞ、皆様のご参加をお待ちしております。
NEW!2010年2月各19:00-21:00西新宿で夜間開催

2月23日火 触って覚えるOpenSolaris/ZFSファイルサーバー

2月25日木 触って覚えるヤマハRTX基本設定

定員各5名 参加費5,000円/回 お問い合わせ・お申し込み


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OpenSolaris 2009.06を最新開発版132にアップデート

2010-02-11 18:08:12 | オープンソース
匠技術研究所
OpenSolaris 2009.06を最新開発版132にアップデート


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolaris 2009.06を2010.02 Preview build 132にコマンドで、アップデートしました。

更新するOpenSolarisにssh接続してpkgコマンドでアップデートを実施します。
以下の方法は「正式リリース前の最新版へのアップデート」です。正式リリース前版には不具合もあります。アップデートには十分注意してください。

!!!!!!!
このアップデートを実施すると、SSHログインできなくなります。アップデートを完了し、再起動後のSSH接続前に、以下の行のコマンドの事前実行が必要です。十分ご注意ください。

手元のLinux等のsshコマンドで、
$ ssh -l takumi 192.168.0.148 "pfexec chmod 666 /dev/ptmx"
!!!!!!!


1.リポジトリを「開発版」にセットする
$ pfexec pkg set-publisher -O http://pkg.opensolaris.org/dev opensolaris.org

2.パッケージマネージャを更新する
$ pfexec pkg install SUNWipkg
このイメージで使用可能な更新は存在しません。
(*)これで正常です。

3.イメージアップデートを実行する
$ pfexec pkg image-update
DOWNLOAD PKGS FILES XFER (MB)
SUNWgtk2 50/742 4348/61963 82.73/854.86

(*)イメージアップデートでは855MBの更新ファイルがあります。コーヒーでも飲んで待ちます。
(*)イメージアップデートが終わると以下のメッセージが出ます。詳細は実行した環境で異なります。

opensolaris-5 のクローンが存在しており、それが更新およびアクティブ化されました。
次回リブート時にはブート環境 opensolaris-6 が「/」にマウントされます。
準備が整ったらリブートしてこの更新済みの BE に切り替えてください。


---------------------------------------------------------------------------
注: 次の場所で公開されているリリースノートを確認してください:

http://opensolaris.org/os/project/indiana/resources/relnotes/200906/x86/
---------------------------------------------------------------------------

4.再起動して新しい環境を起動する
$ pfexec reboot

手元のLinuxからsshで再接続します。build 132では接続できないので、この記事の冒頭のコマンドを実施します。

$ uname -a
SunOS vlabgreen 5.11 snv_132 i86pc i386 i86pc Solaris

そういえば、zoneはどうなっているでしょうか。

$ pfexec zoneadm list -vc
ID NAME STATUS PATH BRAND IP
0 global running / ipkg shared
4 zfs00c running /rpool/zones/zfs00c ipkg shared
- test-zone installed /rpool/zones/test-zone ipkg shared
- zfs00 installed /rpool/zones/zfs00 ipkg shared
$ pfexec zoneadm -z test-zone boot
$ pfexec zlogin -C test-zone
[Connected to zone 'test-zone' console]

num1 console login: root
Password:
Last login: Tue Feb 9 23:30:38 on pts/4
Sun Microsystems Inc. SunOS 5.11 snv_111b November 2008
root@num1:~# uname -a
SunOS num1 5.11 snv_132 i86pc i386 i86pc
root@num1:~#

ログイン時のバナーは古いカーネルを示していますが、uname -aの出力は新しいカーネルになっています。



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GooleがGmailにTwitter的機能「Google Buzz」を追加

2010-02-10 11:23:41 | 三稜鏡(さんりょうきょう)
匠技術研究所
GooleがGmailにTwitter的機能「Google Buzz」を追加


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
ITmediaの報道によると、GoogleがGmailの機能追加の形でTwitterのようなショートメッセージのサービスを開始するとのことです。

Googleも“なう”、GmailにTwitter風機能「Google Buzz」



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Oracle/SUN統合後のxVM/VirtualBox

2010-02-10 09:25:22 | オープンソース
匠技術研究所
Oracle/SUN統合後のxVM/VirtualBox


こんにちは。匠技術研究所の谷山亮治です。
OracleのSUN買収に伴い、Oracleの仮想サーバーソリューションが増えました。OracleはOracle VM、Virtual Ironを持っていますが、Virtual Ironの技術はOracle VMに統合され、Virtual Ironブランドのプロダクトは無くなる方向です。Oracle VMそのものは無償で提供されています。

SUN xVMはOracle VMへの統合が進むと思われます。共に源流はXenですから、統合も自然な流れです。一方SUN xVM VirtualBoxはOracle VM VirtualBoxとしてデスクトップで使う仮想化プロダクトとして提供が継続されます。

上記以外にもSolaris Container/OpenSolaris zone/Linux KVMなど基本ソフトそのものが提供する仮想化機能があります。これらの機能は基本ソフトの一部として組み込まれているので、無くなることはないと推測します。



OpenSolaris Preview版ダウンロードはこちらから




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OpenSolaris/zoneでの仮想サーバー

2010-02-09 23:50:22 | オープンソース
匠技術研究所
OpenSolaris/zoneでの仮想サーバー


こんにちは。匠技術研究所の谷山です。
OpenSolaris/zoneでの仮想サーバーを試しています。ホスト側OpenSolarisとzone側OpenSolarisのバージョン表示です。若干の違いがあります。

OpenSolarisホスト
root@vlabgreen:~# uname -a
SunOS vlabgreen 5.11 snv_111b i86pc i386 i86pc Solaris

上のzoneのバージョン
root@num1:~# uname -a
SunOS num1 5.11 snv_111b i86pc i386 i86pc



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OpenSolarisのzoneで仮想サーバーを立ち上げる

2010-02-09 09:21:30 | オープンソース
匠技術研究所
OpenSolarisのzoneで仮想サーバーを立ち上げる


こんにちは。匠技術研究所の谷山です。
今日からアルバイト君とOpenSolarisの仮想環境を構築します。今日はOpenSolarisに慣れてもらい、zoneでの仮想サーバーの立ち上げまでです。zoneを使い独立したOpenSolarisを沢山こさえ、作成した各OpenSolarisはコマンドラインで操作します。

OpenSolarisの代表的な仮想化機能は、

1.OpenSolaris xVM
XenをOpenSolarisに移植したものです。LinuxでのXenが遅い印象があるので、今回は試さずです。xVM上ではOpenSolarisはもちろん、LinuxでもWindowsでも動くと書かれています。

2.VirtualBox
VirtualBoxをOpenSolarisに移植したものです。OpenSolarisから見ればアプリケーションとして動作します。判りやすく、使いやすいのでこの上でLinuxを動かしたことがあります。最新版はライブマイグレーション機能もあります。デスクトップ上で仮想化をお手軽に試したいときには最適です。またコマンドラインで、VirtualBox上の仮想マシンを起動するなど、シェルでのリモート管理機能もあります。VirtualBox上の仮想マシンの画面にRDP接続できる機能により、LinuxやWindowsの調整無しでリモート・デスクトップ接続ができる点はもっとアピールされるべきです。

3.zone
OpenSolarisを沢山動かすときには、この仮想化方式が適しています。動作させることができるのはOpenSolarisのみです。動作する仮想マシンに必要なリソースも少なく、機能分担したサーバーを組み合わせることに適しています。


OpenSolaris Preview版ダウンロードはこちらから




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Oracle OpenSolarisの今後

2010-02-07 23:12:00 | オープンソース
匠技術研究所
Oracle OpenSolarisの今後


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
2010年1月27日にOracleによるSun買収が完了し、OracleからSUNのテクノロジーの今後に関する情報の提供が始まっています。

Oracleのプレゼンテーションの中で明確に語られる基本ソフトは「Solaris」と「Linux」です。OracleはUnbreakable Linuxというブランド名でLinuxをサポートするとともに、Linux上でOracleデータベースを安心して使うことができるよう、Linuxのファイルシステムやクラスタシステムの開発への支援を行っています。

Oracle Solarisに関しては、すでに多くのプレミアユーザーが選択し、システムを稼動させており、既存のユーザはまったく心配することなく使い続けられるし、OracleはSPARCを含め更なる開発投資を行うとのことです。

OpenSolarisはLinuxでのFedoraとRedhat Enterprise Linuxや、openSUSEとSUSE Linuxのように「Solarisのオープンで先進的試みの場」として位置づけられると推定します。SUNが所有していたオープンソース・プロダクトへは引き続き熱意をもって支援を継続する旨のコメントが発表されています。

OpenSolarisユーザーにとっては、Oracleがメインスポンサーとなり、むしろメインスポンサーの経営状況を心配する必要が無くなりました。また、Solaris/OpenSolarisの、Oracleデーターベースへの最適化が進めば、さらに品質が高まる可能性があります。


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OracleのSUN買収完了とMySQL

2010-01-29 08:47:14 | オープンソース
匠技術研究所
OracleのSUN買収完了とMySQL


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OracleによるSUNの買収が完了し、事業統合の方針が示されています。報道をまとめると、MySQLは独立した営業、開発組織を持ち、改良とサポート、Oracle管理ツールへの管理機能の統合が行われます。

OracleはMySQL関連製品として、InnoDBを持ちます。InnoDBはMySQLにトランザクション機能を追加したDBエンジンを提供しています。OracleはこれまでもInnoDBとの関係を通してMySQLの機能改善の要を保持してきました。

今後、MySQLの部門とInnoDBの連携がよくなり、場合によっては一つになる可能性も出てきたと思います。おそらくMySQLブランドの元にInnoDBは統合されるでしょう。

また、Oracleにとって邪魔だったMySQLを積極的に展開するには、InnoDBのようにMySQLのAPIインターフェイスを使ってエンジンだけOracle DBエンジンを動かすことです。そうすることでMySQLユーザーは、エンジンだけの交換でOracle DBを使うことができます。アプリケーションの書き換えが発生しないこの方法は、OracleのMySQL活用の切り札です。

MySQLをサポートなしで利用するユーザーはMySQLから分岐したMariaDBに向かう可能性が高いと思います。MariaDBはMySQLより高品質を目指しており、オープンソースのトランザクションエンジンも備え、InnoDB無しでもトランザクションを実現しています。背景には莫大なMySQLユーザがいます。MariaDBもたいへん有望なDBMSです。



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OpenSolaris/ZFS dedup(重複排除)はデフォルトOFF

2010-01-18 23:59:42 | オープンソース
匠技術研究所
OpenSolaris/ZFS dedup(重複排除)はデフォルトOFF


こんばんは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolaris/ZFS SSD起動ファイルサーバーをインストールました。OpenSolarisは2010年2月リリース予定の2010.02プレビュービルド版(130)です。

注目のdedup機能はman zfsで日本語でも説明が出てきます。以下にSSD起動のファイルシステムの属性の一覧の取得結果を示します。dedupのデフォルトはOFFでした。

takumi@picasola:~$ zfs list
NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
rpool 5.38G 23.9G 80K /rpool
rpool/ROOT 3.39G 23.9G 21K legacy
rpool/ROOT/opensolaris 3.39G 23.9G 3.26G /
rpool/dump 1018M 23.9G 1018M -
rpool/export 944K 23.9G 23K /export
rpool/export/home 922K 23.9G 22K /export/home
rpool/export/home/takumi 900K 23.9G 900K /export/home/takumi
rpool/swap 1018M 24.8G 108M -
takumi@picasola:~$ zfs get -o property,value,source all rpool
PROPERTY VALUE SOURCE
type filesystem -
creation Sun Jan 17 18:58 2010 -
used 5.38G -
available 23.9G -
referenced 80K -
compressratio 1.00x -
mounted yes -
quota none default
reservation none default
recordsize 128K default
mountpoint /rpool default
sharenfs off default
checksum on default
compression off default
atime on default
devices on default
exec on default
setuid on default
readonly off default
zoned off default
snapdir hidden default
aclmode groupmask default
aclinherit restricted default
canmount on default
shareiscsi off default
xattr on default
copies 1 default
version 4 -
utf8only off -
normalization none -
casesensitivity sensitive -
vscan off default
nbmand off default
sharesmb off default
refquota none default
refreservation none default
primarycache all default
secondarycache all default
usedbysnapshots 0 -
usedbydataset 80K -
usedbychildren 5.38G -
usedbyrefreservation 0 -
logbias latency default
dedup off default
mlslabel none default
org.opensolaris.caiman:install ready local

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OpenSolarisの勉強会を2月に開催します。詳細はしばらくお待ちください。


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VMware(ブイエムウエア)がZimbra(ジンブラ)を買収へ

2010-01-14 19:26:33 | 三稜鏡(さんりょうきょう)
匠技術研究所
VMware(ブイエムウエア)がZimbra(ジンブラ)を買収へ


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
米国VMware(ブイエムウエア)がZimbra(ジンブラ)を買収すると報道されました。VMwareは仮想サーバ用の「仮想化ソフトウエア専業メーカー」です。サーバーハードウエアの処理能力の向上に伴い仮想サーバーが実用的に利用できるようになり、VMware社の規模も拡大しています。

一方ZimbraはWebベースのオフィス環境を提供します。こちらもサーバーハードウエア、通信回線の高速化によりホスティング型の利用でも実用的な操作感を得られるようになりました。現在のZimbraはYahoo!傘下ですが、米国Yahoo!はMicrosoftとの連携を強めています。Yahoo!が近い将来に、Microsoftのホスティング型オフィスソフトoffice Liveの配信を行うのであれば、近い位置にあるZimbraを育てる必要がなくなります。

VMwareが得意とする仮想化ソフトウエアは、MicrosoftがVirtual ServerやHyper-Vを無償で提供したこと、Xen(Sun xVM)がオープンソース版で育ち、基本機能を無償で提供していること、Linux独自のKVMがやはりオープンソースとして無償で提供されていること、等から「ソフトの直接的対価、すなわちソフトを有料で売って利益を得る」ことが困難になっています。

VMwareのビジネスモデルが、サポート費用で収益を確保する方向に大きく変化しており、Zimbraのような「高度なソフトの貸だし」ビジネスとの整合も違和感のないものです。

また、VMwareの仮想化ソフトウエア等基盤ソフトウエアは、良いものであればあるほど利用者にはその存在を意識させることはありません。たとえば、クラウドコンピューティングの利用者等には仮想化ソフトウエアがVMwareかXenかは全く見えないのです。一方、Zimbraは一般利用者が触れるエンドユーザー向けソフトウエアを開発しています。ユーザが視覚的に見て、操作するソフトウエアです。メールとカレンダー、ドキュメント管理などを統合した「オフィスソフトウエア」でGoogleのアプリケーションより「機能が連携している」という印象があります。

Computerworld.jpの「ヴイエムウェア、ヤフー傘下のメッセージング企業ジンブラを買収へ」


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PostgreSQLのデーターベースをMySQLに移行

2009-12-15 13:19:55 | オープンソース
匠技術研究所
PostgreSQLのデーターベースをMySQLに移行


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OracleのMySQL買収の影響に関する話題が多くなってきましたが、丁度お客様のPostgreSQLで構築したデータベースを、MySQLに移行しています。このデータベースは将来的に、業務を結ぶ情報の中核となります。分散している様々な情報を管理する役割に育っていきます。

MySQLはWeb系データーベースの分野では業界標準です。弊社ではDelphiと組み合わせて業務用のデーターベースとしても利用します。今回の移行はPostgreSQLが悪いわけではないのですが、利用者の多いMySQLにすることで、ネット上の多くの技術情報を活用することで方向が決まりました。広く広まっているものは「このようなものが在ったら便利」ということが備わっていることが多く、そのような情報の収集も楽です。

業務系のソフトはMicrosoft製品のExcelやAccessとの連携も考慮する必要があります。業務内容が「情報管理」であることから、いわゆる「情報系」のシステムで「勘定系」は小規模です。今後お客様が自力でデーターベースの修正やアプリケーションの開発を行うので、情報が豊富で「自己完結」しやすいデーターベースとしてMySQLを選びました。

データーベースは「情報の器」ですから、一度選択したものを変更するには、相当の知識と経験が必要です。多くの場合「アプリケーションの作り直し」につながります。これを「作り直し」まで行かずとも「簡単な手直し」程度に抑えながら移行しない限りは、データーベースの移行は費用面で全く合わなくなります。

これからのデーターベース・システムは、移行できるデータの姿で設計・実装することが肝要です。そうしておくことで、データーベースの業界が動いても、自分のデータを生かし続けることができます。今回のPostgreSQLからMySQLへの移行は、良い意味でのデーターの見直しを兼ねています。これを同じPostgreSQLの上位バージョンに移行したら「動いたから良かった」で終わってしまい「データベースの継続性」は実現できても「データーの継続性」の見直しに至りません。

どんなデーターベースでも「有償でも良いからサポートが必要な場合」もあります。その点MySQLの有償サポートは、MySQLを買収したSUNが提供しており「最後の手段がある」というところもMySQLを採用する大きな理由になっています。

OracleのSUN/MySQL買収にともない、MySQLへの不安が話題になっています。オープンソースのビジネスモデルが有償サポートの提供ですから、SUN/MySQLを買収手続き中のOracleが直ちにMySQLのサポートビジネスを停止するとは思えません。そうすることで「業界人の企業姿勢の信用不安」を招くことは本業の「Oracle」ビジネスを決定的に傷つけてしまいます。

また、SUN/MySQLの中核の技術者がMySQLを退職後、MariaDBというMySQLからの分岐を作っています。おそらくはオープンソースのMySQLはMariaDBが担うことになるでしょう。このような背景があるので「今MySQLを選択すること」への不安は「全く」ありません。

MariaDBのホーム「AskMonty.org」へ

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OracleがMySQLに関する10の約束を発表か

2009-12-14 21:49:01 | オープンソース
匠技術研究所
OracleがMySQLに関する10の約束を発表か


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
ITmediaの報道によると、OracleがSunの一部として買収しようとしているMySQLに関する10の約束を発表したとのことです。

今後5年間はライセンス方法に大きな変更もなく、開発投資も、オープンソースとしての情報公開も続けて行く方針を明文化したものです。

詳細:ITmediaによる「Oracle、MySQLに関する10の約束を発表」へ

約束を履行する5年間はMySQLからの分岐MariaDB等が成長する良い機会となるでしょう。

データーベースは「情報の器」ですから「5年の約束」とは関係なく使い続けることになります。今MySQLを採用し、使うことは問題ないと判断しています。5年後に移すべき器が無くなることは心配ですが、オープンソースから分岐する互換DBが成長すれば、MySQLのユーザーもこちらに移行すれば良いだけです。

MariaDBのホーム「AskMonty.org」へ

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Ubuntu Linux/SheevaPlugをLAN+SSH接続する

2009-12-14 16:29:00 | Linux
匠技術研究所
Ubuntu Linux/SheevaPlugをLAN+SSH接続する


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Ubuntu Linux/SheevaPlugのシリアルポートからログインして見ると、DHCPクライアントが動作しています。そこで、LANを接続しSSH接続を試してみます。ポイントは以下の通りです。

1.SheevaPlugをDHCPサーバーが動作するLANに接続する
2.DHCPサーバーでSheevaPlugのIPを知る
3.SSHでSheevaPlugにログインする

■ヤマハRTX1500のDHCPサーバーでSheevaPlugを見つける
ヤマハルータRTX1500がDHCPサーバーなので、RTX1500にログインし、SheevaPlugを見つけます。ヤマハルータのDHCPサーバーのリース状態を表示します。

Takumi1500> show status dhcp
DHCPスコープ番号: 1
ネットワークアドレス: 192.168.0.0
割り当て中アドレス: 192.168.0.37
クライアントイーサネットアドレス: 00:50:43:01:66:57
ホスト名: debian
リース残時間: 2日 23時間 55分 48秒
割り当て中アドレス: 192.168.0.38
(タイプ) クライアントID: (01) 00 22 43 33 30 dd
ホスト名: TANIYAMANB2
リース残時間: 2日 16時間 34分 21秒
割り当て中アドレス: 192.168.0.40
(タイプ) クライアントID: (01) 00 00 e2 77 fe ac
ホスト名: TANIYAMAWSS
リース残時間: 2日 22時間 48分 31秒
割り当て中アドレス: 192.168.0.46
クライアントイーサネットアドレス: 00:0b:db:54:f4:11
リース残時間: 48分 55秒
スコープの全アドレス数: 89
除外アドレス数: 0
割り当て中アドレス数: 9
利用可能アドレス数: 80
Takumi1500>


見慣れない「debian」があります。192.168.0.37なので、手元のWindows PCでTeraTermを起動してSSHで接続し、rootでログインします。


Linux debian 2.6.22.18 #1 Thu Mar 19 14:46:22 IST 2009 armv5tejl

The programs included with the Ubuntu system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Ubuntu comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent permitted by
applicable law.

To access official Ubuntu documentation, please visit:
http://help.ubuntu.com/
Last login: Sun Mar 5 18:55:28 2000 from 192.168.0.38
root@debian:~#

接続できました。

次回は、インターネットとの疎通確認です。




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Linux/SheevaPlugはUbuntu jauntyで起動

2009-12-13 17:34:04 | Linux
匠技術研究所
Linux/SheevaPlugはUbuntu jauntyで起動


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
以下の通り、Linux/SheevaPlugの開発キットが立ち上がりました。ポイントは、

1.Windows PCにUSB-シリアルドライバーを導入する
2.シリアルドライバーのプロパティで115,200bpsを設定する
3.TeraTermからCOMポートを選択し、115,200bpsを設定する

というところでしょうか。以下の最初の文字化けは、速度不整合の時のものです。整合がとれると、Linuxのコンソールそのものが現れます。Loginパスワードはドキュメントに書いてあります。

当面の目標は、

1.sambaファイルサーバー
2.ダイナミックDNSサーバー
3.VPNサーバー
4.ファイルサーバー

等を作ることです。楽しみです。
出張中なのですが持ってきてしまいました。


恒碯or:茴
採o輅ti茴o
Ubuntu jaunty (development branch) debian ttyS0

debian login: root
Password:

Login incorrect
debian login: root
Password:

Login incorrect
debian login: root
Password:
Login timed out

Ubuntu jaunty (development branch) debian ttyS0

debian login: root
Password:

Login incorrect
debian login: root
Password:
Last login: Sun Jun 5 07:30:37 UTC 1949 on ttyS0
Linux debian 2.6.22.18 #1 Thu Mar 19 14:46:22 IST 2009 armv5tejl

The programs included with the Ubuntu system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Ubuntu comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent permitted by
applicable law.

To access official Ubuntu documentation, please visit:
http://help.ubuntu.com/
3 failures since last login.
Last was Sat Mar 4 15:09:01 2000 on ttyS0.
root@debian:~#




次回は、起動時の状態確認のいろいろです。

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