情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

CentOS8がEOLとなりvaultリポジトリに移行しました

2022-02-08 17:58:31 | Linux/Android
CentOS8が2021年12月31日でサポート終了となり、サポート終了バージョンのリポジトリ"vault"に移動しています。
vaultに置かれたものには、更新の提供はありません。

CentOS8を使い続ける主な方法は、
1.CentOSコミュニティ以外が提供するCentOS8の延長サービスを使う
この場合は、CentOS8の最終リリース版に、有償で更新パッチが提供されます。パッチ取得リポジトリの設定は必要ですが、当面CentOS8のまま使うことができます。なるだけ現状を維持したい場合は、この方法が適しています。

2.CentOS8からAlmaLinux8やRockyLinux8に移行する
CentOS8の上で、AlmaLinux8やRockyLinuxへの移行ツールを実行します。
そうするとCentOS8がAlmaLinux8やRockyLinuxに変わります。
移行後に、CentOS8に戻すことはできないので注意が必要です。

仮想サーバ(LXC)上で走るCentOS8を、無停止でAlmaLinux8へ移行しました。私の場合は、問題なく移行することができています。

匠技術研究所では、CentOS8の延長サポートの提供や、AlmaLinux8/RockyLinux8への移行サポート、または新規インストールサポートも行っています。

現行のCentOSの公式サポート版はCentOS7、CentOS8 streamです。次のリリースはCentOS9 streamになります。
CentOS8 stream版はRed Hat 8のマイナーアップデート直前の評価版です。

今後、RHEL関連のリリースの流れは、
Fedora > CentOS stream > RHEL > CentOS以外からのコミュニティリリース
Fedora:次期RHELメジャーリリースの評価版

CentOS stream:次期RHELマイナーリリースの評価版
RHEL:フルサポート有りの正式版

CentOS以外からのコミュニティリリース版:
代表が、先のAlmaLinux、RockyLinux、Oracle Linux8。
 
所謂、RHELのクローン版。
これまでのCentOSのように、RHELの正式版を基にリリースする。

確かに、RHELのマイナーリリースの評価版は欲しいところです。

いつもアクセスありがとうございます。RHEL/CentOSの関係が大きく変わりました。これからはAlmaLinuxのように、他のコミュニティが供給するRHELクローンOSを使う時代になります。

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CentOS 6は2020年11月30日に公式提供完了になり、リポジトリが変更になっています

2020-12-06 07:49:49 | Linux/Android
今日は「CentOS 6は2020年11月30日に公式提供完了になり、リポジトリが変更になっています」です。

まだまだ、利用者の多いCentOS 6がEOL(End of Life)になりました。EOLになると、CentOS公式のリポジトリが変更され、アップデートやソフトのインストールができなくなります。ただ、変更の設定をすることで、EOL後も使い続けることや、インストールすることはできます。

ただ、そのことをCentOSプロジェクトは積極的にサポートはしません。当然のことです。

本来は、新しいOSに移行するほうが良いのですが、システムとして作り上げたものは、そう理想的に移行できるものではありません。

CentOS 6を継続して利用するリスクは、セキュリティ対応です。当方も困ったので、有償ですが、セキュリティサポートを2014年まで延長する技術支援を始めました。


いつもアクセスありがとうございます。CentOSはサーバ用Linuxの代表で、とてもたくさん使われていると推定しています。
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ZFS ON Linuxが7.0にメジャーアップデートされました

2017-07-28 21:13:20 | Linux/Android
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
ZFSonLinuxはOpenSolaris由来のLinux上のZFS(Zettabyte File System(略号では無い?))です。

今回紹介する7.0のアナウンスはZFS ON Linuxの開発者が発表したのもので、各種Linuxディストリビューションに反映されるまでは時間がかかると想定しています。

7.0になり、多くの機能の追加、改善、性能の向上が図られています。
6.0も長期間に渡りマイナーなバージョンアップが繰り返され、安定性を増してきました。
弊社ではバックアップシステムにZFSを用いています。

なるべく早く、7.0の安定性を確認するための試用を行います。来週の課題ですね。
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Rsapberry PiのOS(raspbian)とファームウエアのアップデート

2016-06-03 09:42:29 | Linux/Android
匠技術研究所
Rsapberry PiのOS(raspbian)とファームウエアのアップデート


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Raspberry Piの基本ソフトとしてRaspbianをお使いの方がほとんどだと思います。
アップデートの際にディスクが2Gではディスクフル(disk full)になり失敗し、8Gでは成功しています。アップデートを初めて行う際は、対象ソフトが沢山あり、時間がかかるので余裕があるときに、有線LAN環境で実施したほうが良いですね。

1.基本ソフトraspbinのアップデート
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get dist-upgrade

2.Raspberry Piのファームウエアアップデート
$ sudo rpi-update
*** Raspberry Pi firmware updater by Hexxeh, enhanced by AndrewS and Dom
*** Performing self-update
*** Relaunching after update
*** Raspberry Pi firmware updater by Hexxeh, enhanced by AndrewS and Dom
#############################################################
This update bumps to rpi-4.4.y linux tree
Be aware there could be compatibility issues with some drivers
Discussion here:
https://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?f=29&t=144087
##############################################################
*** Downloading specific firmware revision (this will take a few minutes)
% Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current
Dload Upload Total Spent Left Speed
100 168 0 168 0 0 202 0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 202
100 50.6M 100 50.6M 0 0 570k 0 0:01:30 0:01:30 --:--:-- 560k
*** Updating firmware
*** Updating kernel modules
*** depmod 4.4.12-v7+
*** depmod 4.4.12+
*** Updating VideoCore libraries
*** Using HardFP libraries
*** Updating SDK
*** Running ldconfig
*** Storing current firmware revision
*** Deleting downloaded files
*** Syncing changes to disk
*** If no errors appeared, your firmware was successfully updated to 4468c4c063c3d034821dfef4e4da00f21ea72645
*** A reboot is needed to activate the new firmware

3.Linuxのバージョン確認
$ uname -a
Linux raspberrypi 4.4.11-v7+ #888 SMP Mon May 23 20:10:33 BST 2016 armv7l GNU/Linux

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Raspbian
Description: Raspbian GNU/Linux 8.0 (jessie)
Release: 8.0
Codename: jessie
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Microsoft SQL Serverが2017年にLinuxをサポートへ

2016-03-10 16:31:43 | Linux/Android
匠技術研究所
Microsoft SQL Serverが2017年にLinuxをサポートへ


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
MicrosoftのDBMSで広く使われているSQL ServerがLinuxをサポートすることが告知されました。Microsoftはオープンソースとの協力関係をより深めることになります。


SQL Server on Linux(Microsoft En)


SQL Serverのソースコードを公開するという意味ではありません。先に成功したOracle DBMSと同様に、実行環境としてLinuxをサポートします。OracleはRedHat Enterprise Linuxを源流とする、自社ブランドのOracle Linuxも提供しています。MicrosoftがSQL Server実行環境として最適化した"Microsoft Linux"を出す可能性は十分ありますね。
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Shuttle製PCのオンボードLAN/JMC250をLinux/Ubuntuで認識させるには

2015-09-07 11:16:37 | Linux/Android
匠技術研究所
Shuttle製PCのオンボードLAN/JMC250をLinux/Ubuntuで認識させるには


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は「Shuttle製PCのオンボードLAN/JMC250をLinux/Ubuntuで認識させるには」の巻きです。

Shuttle製小型PCには、ファンレスのバージョンがあり、長時間の連続運用に適しています。その関係でLinuxBOXとして、たくさん使っており、安定稼働しています。

Shuttle PCの一部は、LANのチップセットに
JMC250 PCI Express Gigabit Ethernet Controller
を使用しています。

このチップセットはOS起動時にインターフェイスを"eth0"のようにrenameした認識ができません。そのためOSインストール時に”LANインターフェイスが見つからない”とメッセージがでます。Ubuntu 14.04.3ではドライバーはありますが、eth0に見えないのでOSインストーラーが探すことができない様に見えます。

Ubuntu 12.04を含めて、これまではOSインストールを簡易に済ませるために「USB-LANアダプター」を利用してきました。電源投入間にUSB-LANアダプターを挿し、OSインストーラーを起動するとeth0として認識します。あとは、通常の手順でインストールを進めます。

今回は、Ubuntu Server 14.04.3 LTSを同様の方法でインストールしました。OSインストール完了後、OSアップデートを実施後再起動。オンボードのLANインターフェイスを確認すると
/dev/p1p1
で認識されています。

このインターフェイスのOS起動時設定を以下の通り作ります。
再起動すると、以下の通りDHCPでアドレスをもらいました。
これで、オンボードLANのみで継続して利用することができます。

root@ubuntu:~# cat /etc/network/interfaces
auto lo
iface lo inet loopback

auto p1p1
iface p1p1 inet dhcp

root@ubuntu:~# ifconfig -a
lo Link encap:ローカルループバック
inetアドレス:127.0.0.1 マスク:255.0.0.0
inet6アドレス: ::1/128 範囲:ホスト
UP LOOPBACK RUNNING MTU:65536 メトリック:1
RXパケット:32 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:32 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:0
RXバイト:6382 (6.3 KB) TXバイト:6382 (6.3 KB)

p1p1 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス 80:ee:73:31:51:99
inetアドレス:192.168.123.49 ブロードキャスト:192.168.123.255 マスク:255.255.255.0
inet6アドレス: fe80::82ee:73ff:fe31:5199/64 範囲:リンク
inet6アドレス: 2408:211:da4:9610:82ee:73ff:fe31:5199/64 範囲:グローバル
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:10152 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:1682 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000
RXバイト:4558543 (4.5 MB) TXバイト:216105 (216.1 KB)
割り込み:29

wlan0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス e0:91:53:6f:3a:f9
BROADCAST MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000
RXバイト:0 (0.0 B) TXバイト:0 (0.0 B)

root@ubuntu:~#

■OS環境
root@ubuntu:~# uname -a
Linux ubuntu 3.19.0-25-generic #26~14.04.1-Ubuntu SMP Fri Jul 24 21:16:20 UTC 2015 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
root@ubuntu:~# lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 14.04.3 LTS
Release: 14.04
Codename: trusty
root@ubuntu:~#

root@ubuntu:~# lshw -short
H/W path Device Class Description
===================================================
system To be filled by O.E.M. (To be filled by O.E.M.)
/0 bus XS36V
/0/0 memory 64KiB BIOS
/0/4 processor Intel(R) Atom(TM) CPU D2700 @ 2.13GHz
/0/4/5 memory 24KiB L1 cache
/0/4/6 memory 512KiB L2 cache
/0/28 memory 1GiB System Memory
/0/28/0 memory SODIMM [empty]
/0/28/1 memory 1GiB SODIMM DDR3 Synchronous 1066 MHz (0.9 ns)
/0/100 bridge Atom Processor D2xxx/N2xxx DRAM Controller
/0/100/2 display Atom Processor D2xxx/N2xxx Integrated Graphics Controller
/0/100/1b multimedia NM10/ICH7 Family High Definition Audio Controller
/0/100/1c bridge NM10/ICH7 Family PCI Express Port 1
/0/100/1c.1 bridge NM10/ICH7 Family PCI Express Port 2
/0/100/1c.1/0 generic SD/MMC Host Controller
/0/100/1c.1/0.2 generic Standard SD Host Controller
/0/100/1c.1/0.3 generic MS Host Controller
/0/100/1c.1/0.5 p1p1 network JMC250 PCI Express Gigabit Ethernet Controller
/0/100/1c.3 bridge NM10/ICH7 Family PCI Express Port 4
/0/100/1c.3/0 wlan0 network RTL8188CE 802.11b/g/n WiFi Adapter
/0/100/1d bus NM10/ICH7 Family USB UHCI Controller #1
/0/100/1d.1 bus NM10/ICH7 Family USB UHCI Controller #2
/0/100/1d.2 bus NM10/ICH7 Family USB UHCI Controller #3
/0/100/1d.3 bus NM10/ICH7 Family USB UHCI Controller #4
/0/100/1d.7 bus NM10/ICH7 Family USB2 EHCI Controller
/0/100/1e bridge 82801 Mobile PCI Bridge
/0/100/1f bridge NM10 Family LPC Controller
/0/100/1f.2 storage NM10/ICH7 Family SATA Controller [AHCI mode]
/0/100/1f.3 bus NM10/ICH7 Family SMBus Controller
/0/1 scsi0 storage
/0/1/0.0.0 /dev/sda disk 60GB INTEL SSDSC2CT06
/0/1/0.0.0/1 /dev/sda1 volume 51GiB Linux filesystem partition
/0/1/0.0.0/2 /dev/sda2 volume 4082MiB Extended partition
/0/1/0.0.0/2/5 /dev/sda5 volume 4082MiB Linux swap / Solaris partition
root@ubuntu:~#
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Raspberry PiでBUFFALOのUSB無線LANアダプタWLI-UC-GNMを動かす

2015-04-06 10:03:05 | Linux/Android
匠技術研究所
Raspberry PiでBUFFALOのUSB無線LANアダプタWLI-UC-GNMを動かす


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は「Raspberry PiでBUFFALOのUSB無線LANアダプタWLI-UC-GNMを動かす」です。

■Raspberry Piの画面


Raspberry Piには有線LANはついていますが、無線LAN機能はありません。そこで、無線LANアダプタをつけてみました。選択したのはBUFFALO WLI-UC-GNMで、USB2.0用の超小型無線LANアダプターです。たまたまお店で見つけて買ったもので、事前に動作情報を確認したわけではなかったのですが、結果的には実用的に動作しました。

■Raspberry Pi上で認識したアダプタと無線LAN
アダプタはすぐに認識されましたが、実用的に使うことができません。
Raspbianアップデート後は、以下の通り正常に動作しました。


SCANを押すと無線アクセスポイントの状況を確認することができます。


私の環境では、Linux/Raspbianを使っていますが、昨年末にダウンロードした版では認識をするものの使えません。接続しては切断する動きをずっと繰り返します。一瞬つながることもありますが、実用的に使うことはできません。

そこで、Raspberry Piの基本ソフトRaspbianをアップデートすることにしました。アップデートはDebian、Ubuntuなどでおなじみの手順です。私の環境では、多くのアップデートがかかり、とても長い時間がかかりました。アップデートが完了したら再起動します。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo reboot

これで、BUFFALOの無線LANアダプタが正常に動きました。
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Raspberry Piのディスプレイに家庭用テレビを使う

2015-04-05 10:34:36 | Linux/Android
匠技術研究所
Raspberry Piのディスプレイに家庭用テレビを使う


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は「Raspberry Piのディスプレイに家庭用テレビを使う」です。自宅の大画面テレビに、Raspberry PiのHDMIをつないでディスプレイとして使ってみました。

結果は、テキストは全く問題なく使うことができます。startxしてXwindowを立ち上げました。全く調整をしない状態でも、十二分に実用的に使うことができています。拙宅のテレビではFull HDではなく、中央にやや小さく表示されて黒い余白がでます。

でも、ごらんのとおり1824x984 pixelの広大なディスプレイを使うことができました。私の環境ではブラウザでの日本語表示は可能です。



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"Ubuntu phone promo video" at 2015Feb6

2015-02-10 20:51:39 | Linux/Android
"Ubuntu phone promo video" at 2015Feb6


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は"Ubuntu phone promo video"を紹介します。
2015年2月に、ヨーロッパの一部地域でLinux/Ubutuを搭載したスマートホンが発売開始となります。とはいえ期間限定のインターネット通販でのみの販売となり、英文リリースでは"Flash Sale"と紹介されています。

UbuntuはCanonicalがリードして開発が進められている、Linux基本ソフトです。既にLinuxPC用のデスクトップOSとして成功を収め、サーバー分野でも広く使われています。スマートホン向けの開発は数年前から話題になっていました。Ubuntuはこのように広範囲にそれぞれの分野に特化した基本ソフトを提供しています。そのために、スマートホン用のUbuntuを「Ubuntu phone」と記しています。

Ubuntu phone promo video


スマートホン向けの基本ソフトはAppleが開発し提供するiOSとGoogleがLinuxを基に開発し、利用をオープンにしたAndoroid。それに国内では印象の薄いMicrosoftのWindows Phoneが主たるものです。Ubuntu phoneはこの中の一つとなります。

国内市場ではmozillaプロジェクトの成果物であるFirefox OSを搭載したauのスマートフォンが2014年末から販売開始されています。Andoroid、Firefox OS、Ubuntu phoneは共にLinuxから派生し、近しい面はありますが、アプリの相互利用はできません。

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家族パソコンにLinux/UbuntuStudio 14.04.1 LTSを使っています

2014-12-31 08:08:34 | Linux/Android
匠技術研究所
家族パソコンにLinux/UbuntuStudio 14.04.1 LTSを使っています


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
茶の間に置いている家族パソコンには、Linux/UbuntuStudio 14.04.1 LTSをインストールしています。
インターネット端末としてのみの利用なので、概ね子供達も満足しているようです。

半年ぐらい前から、家族PCのLinux化にトライしてきました。最初は葉原で見つけた格安のThinClient端末にLinux/UbuntuStudioをインストールしました。子供に渡すと「音が出ない。。。」と悲しそうに言われました。子供達は動画を見ているようです。また、CPUも遅く、私が仕事で使うには良いのですが、とてもマルチメディア端末とは言えないスペックなので、機能拡張をすることもなく「私のパソコン」になっています。

二月ほど前に、パソコン専門店で、XPやVistaを搭載している古いWindows PCを見つけたので、それにLinuxを入れることを試しました。CPUはCore 2 Duoの初期バージョンです。ディスプレイは4:3で今となっては古びたイメージで、解像度も高いものではなく、無線LANもついていません。

とりあえず、動作確認を兼ねてLinux/UbuntuStudio 14.04.1 LTSを、内蔵DVDドライブから起動すると、問題なく動作しました。意外なほど動作はスムーズでYoutubeの音も出ます。これなら子供達も使いそうです。無線LANには超小型のUSB接続端末を使い、インターネットに接続しました。

そこで、RAMは1Gのままで、HDDをSSDに置き換えてLinuxをインストール。結果、とても快適なインターネット端末に仕上がりました。12月初旬に行われた「はやぶさ2」の打ち上げのインターネット中継を、子供の友達も来て賑やかに見たようです。Linux活用も大成功です。

調子に乗ってこのLinuxで子供達にプログラミングを教えようとProcessingとPythonをインストールしています。子供達は開発環境に付いているexampleを動かして楽しんでいます。グラフィクス系プログラムだと、RAMが窮屈なので、中古のRAMを購入し2Gに拡張しました。将来的には4G程度に拡張できればと思っていますが、PCを買い換えた方が安いかもしれません。

古いWindows PCのHDDをSSD化することで、とても快適なLinux端末になることが判りました。お勧めはWindows Vistaの頃のPCでしょうか。LinuxはWindowsと異なりDVDから起動して「お試し」することができます。SSD化したり、USB接続のメモリやSDカードにインストールすることで、Windows環境をまるまる残しておくこともできます。Linuxなのでウイルスに感染する危険性も圧倒的に低くなります。

これから、無線LANを調整して子供達がインターネットを利用する時間帯を制限する予定です。

引き続き、紹介していきます。
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Linux/iproute2でIPの経路情報を表示してみる

2014-10-25 23:52:22 | Linux/Android
匠技術研究所

いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は、Linux/iproute2でIPの経路情報を表示してみます。

Linuxのネットワーク活用を進めていますが、評価の都合により沢山の経路情報を持つLinuxができたので、iproute2での経路表示を試してみます。

■Linux/iproute2での経路情報の表示
$ sudo ip route show
default via 10.10.10.254 dev eth0
10.10.10.0/24 dev eth0 proto kernel scope link src 10.10.10.211
169.254.0.0/16 dev eth1 scope link metric 1000
192.168.100.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.124.0/24 dev eth1 proto kernel scope link src 192.168.124.1
192.168.130.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.140.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.150.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.160.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.170.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.180.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.190.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.200.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.210.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.231.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.232.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.233.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.234.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
192.168.235.0/24 dev eth0 scope link src 192.168.124.1
$

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Linuxのディストリビューション名とバージョンを確認するには

2014-04-23 21:34:44 | Linux/Android
匠技術研究所
Linuxのディストリビューション名とバージョンを確認するには


こんにち。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は「Linuxのディストリビューション名を確認するには」を紹介します。

以下の確認コマンドは、多くのディストリビューションに含まれています。
コマンドの接頭語"lsb"はLinux Standard Base"に由来しています。

taniyama@cinammon ~ $ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: LinuxMint
Description: LMDE Cinnamon Edition
Release: 1
Codename: debian

taniyama@cinammon ~ $ lsb_release --help
Usage: lsb_release [options]

Options:
-h, --help show this help message and exit
-v, --version show LSB modules this system supports
-i, --id show distributor ID
-d, --description show description of this distribution
-r, --release show release number of this distribution
-c, --codename show code name of this distribution
-a, --all show all of the above information
-s, --short show requested information in short format
taniyama@cinammon ~ $

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Linux/Ubuntu/LXDE環境のテキスト・エディタにKateを試しています

2013-09-07 13:48:48 | Linux/Android
匠技術研究所
Linux/Ubuntu/LXDE環境のテキスト・エディタにKateを試しています


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/Ubuntu/LXDE環境のテキスト・エディタにKateを試しています。Linux/LXDE環境のテキスト・エディタはLeafPadがインストールされており、これまで使ってきましたが、「Fキー」の機能割り当てが日本語入力の割り当てと重なり、設定を変える必要があります。設定の変え方を調べているうちに、Kateを知ったのでインストールして試し始めたところです。



今のところ、Kateのデフォルトインストールのままで「Fキー」の日本語入力への干渉を感じることなく入力ができ、フォントをデフォルトの9ポイントから、16ポイントに変更して大きく表示しており、ストレス無く日本語入力ができます。こうなると事務所のデスクトップPCでブログを書く際はLinuxを選ぶようになりそうです。

私にとってLinuxとWindowsの大きな差は「日本語入力」の操作が異なることです。このように操作が同じであれば、テキスト文書の作成は辞書の差だけになります。ブログを書く程度では辞書の差が大きな妨げになることはありません。

ではLinux上でスクリーンショットをとって画像をブログ用に加工して投稿します。


匠技術研究所ではヤマハルーターの設定セミナーを開催しています。最新の情報を交えた設定技術セミナーです。
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Linuxサーバーのメモリー(RAM)を24Gに増設-「信号がありません」

2013-08-15 20:09:02 | Linux/Android
匠技術研究所
Linuxサーバーのメモリー(RAM)を24Gに増設-「信号がありません」


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
昨日からLinuxサーバーの再構築をしました。ハードウエア面では、RAMを8Gから24Gに増設し、メンテナンス経路に使うEthernetカードを追加しています。

何でもなさそうなこの作業に苦労しました。RAMとEtherカードを挿して電源を入れたところ、起動しないのです。もともとサーバーなのでディスプレイとキーボードを外しPingで起動を確認しています。
何度か電源をOFF/ONして試しても応答ありません。ディスクランプも正常に起動している時のように、明滅を繰り返さないのです。そこで、ディスプレイとキーボードを接続して起動の様子を見ようとしますが、ディスプレイは「信号がありません」。ひょっとしてVGAではなくDVIかと思い、DVIも試してみるものもやはりディスプレイは「信号がありません」。
そこで、障害切り分けの定石を踏み「作業を始めた状態に戻す」ことにしました。



増設したEtherカードと、RAMを取り外し電源を投入すると、アッサリBIOS起動画面が表示されUbuntuのロード画面が表示されます。ところが、ここで止まってしまいます。

どうしたことでしょうか。



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国内オープンソース・ソフトウエア市場は当面10%程度の堅調な伸び-IDC発表

2013-06-06 17:21:41 | Linux/Android
匠技術研究所
国内オープンソース・ソフトウエア市場は当面10%程度の堅調な伸び-IDC発表


こんにちは。匠技術研究所の谷山亮治です。
IT市場調査機関で著名なIDCが「国内オープンソースソフトウェアエコシステム市場予測」を2013年6月6日に発表しました。

発表によると、国内のオープンソース・ソフトウエア・エコシステム市場は当面10%/年の伸びで推移するとのことです。仮想化ネットワークOpenFlowや仮想化システム管理基盤OpenStackが市場の拡大を牽引するとされています。

匠技術研究所では、主に中小企業へのLinuxでのオープンソース・ソフトウエア・エコシステムの導入を進めている一方で、大規模基盤システム構築や、特殊用途の高性能システムを大企業向けに提供してきました。ほぼ全部のシステムが24時間365日の運用を求められる「システム基盤」となり、日々のビジネス基盤となっています。

弊社の納入実績でも、昨年からはWindowsサーバーを新たに納入することは無くなりました。これは、システムの利用者の方の導入条件が「コストダウンを図る」ことにあり「ITシステムの運用コストの削減=ライセンスコストの削減・運用人員の削減」を具体化することになります。結果、システムは「買うより借りる」という方向、あるいは「簡便な方法で自力で構築」という方向で流れています。その結果クラウドとのシステム連携につながっていると感じています。

IDCのプレスリリース「国内オープンソースソフトウェアエコシステム市場予測を発表」




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