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情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

8月21日(月)のつぶやき

2017-08-22 02:46:06 | Weblog
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オープンソースRDBMSのSQLiteをアプリケーション開発に使う(1)

2015-01-03 15:10:59 | システム開発
匠技術研究所
オープンソースRDBMSのSQLiteをアプリケーション開発に使う(1)


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は「オープンソースRDBMSのSQLiteをアプリケーション開発に使う」です。
SQLiteはサーバー・クライアント型ではなく「ライブラリ型」で、インストールも簡単で、アクセスも極めて容易な、データーベースエンジンとして知られています。SQLiteは、Firefoxなど様々なソフトウエアに組み込まれています。

SQLiteのホームページ(En)へ

昨今のハードウエアの進化がDBMSを使ったソフトウエア開発を大きく変えています。私のソフトウエア開発の得意分野は通信システム関連なので、一時的なデーターと、永続的なデーターが混在する場合が殆どです。一時的なデーターはなるべくRAM上に置き、永続的なデーターはファイルに書き出す、あるいはDBMSに渡すことを考えます。これまではIn Memory DBとしてRAM上に大量のデーターを置く際には、システムが持っているRAMの搭載量を勘案する必要がありました。一方で、近年のPCサーバーのRAMは十分な大きさを搭載しています。「問題が起こったら考えよう」から始められ、RAMの容量が足りなくならないようにサーバーをサイジングできます。また、CPUや内部バスも充分に高速になっているので、事実上「ハード資源で悩む必要はない」のです。

このような背景から、自身がソフト開発する際に使うDBMSの見直しを始めています。オープンソースのDBMSも時代に洗われて、たいへん良くなっています。私が開発するシステムは概ねコンパクトで、データーも、シンプルで容量も小さいものです。これまでは、開発言語の持つ「配列」にデーターアクセスメソッドを定義したものを自作で作り、使ってきました。これは、メモリーの消費を抑える工夫でもありました。そのようなデーター操作には、MySQL/MariaDBなどクライアント・サーバー型DBMS程の機能・性能を必要としません。軽自動車で充分な作業に、とても堅牢で大きなトラックを使おうとしているようなものです。そこで、RAM上で動作する軽量でコンパクトなIn memory DBとしてSQLiteを使い始めています。SQLiteを使い始めて、判ったのですが、SQLiteは「DBファイルをRAM上に置く」という指定が簡単にできます。RAM上に置いたDBファイルは、プログラムが稼働している間のみ存在し、プログラムが終了することで「消えます」。一時ファイルを作る必要のないこの方式は、まさに探していたものでした。

一方で、プログラムが終わっても、保存しておきたい「永続性が必要な情報」もあります。もちろん、単にファイルに書き出せば良いのですが、複数のプログラムから読み書きアクセスをするには工夫が必要です。その工夫を作るぐらいなら、莫大な実績のあるSQLiteを使った方が確実です。SQLiteはIn memory DBとしても使うので、プログラムから見たデーターアクセス・インターフェイスを統一できます。

次回に続きます。
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RHEL 7クローン/CentOS 7の配布が始まりました

2014-07-15 20:43:55 | Linux
匠技術研究所
RHEL 7クローン/CentOS 7の配布が始まりました


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は「RedHat Enterprise Linux(RHEL) 7クローンのCentOS 7の配布が始まった」ことを紹介します。

企業向けLinuxサポートベンダーとして著名なRedhatはRedHat Enterprise Linux 7を2014年6月10日にリリースしました。CentOSはそのソースコードからRedHatが再配布の対象としていない部分を取り除いて再配布しているLinux OSで、2014年7月7日UTC付けでリリースされています。

CentOSとしては、開発の支援をRedHatから受けるようになり、初めてのメジャーアップデートです。この6から7へのアップデートに要した期間は一ヶ月弱で、5から6へのアップデートに要した240日程と比較すると、1/8程度の日数でリリースされています。今後も、この程度の日数でアップデートが行われれば、5から6へのアップデートの際に感じた「リリース遅延への不安」は解消します。

CentOS 6 Kernel 2.6.32
CentOS 7 Kernel 3.10.0

となり、カーネルは2005年にリリースのCentOS 4が採用した2.6系統を離れました。CentOS 7は10年ぶりの大きな変化点で、前例にならうと、今後10年ほどは同系列のカーネルが使い続けることになります。

CentOS 7から、標準のDBMSはMariaDBに変更になりMySQLではなくなりました。

CentOS 4,5,6,7各リリースの比較はこちら(英語)


CentOSプロジェクトはこちら(英語)

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CentOS 7 pre-release nightly buildの試用を始めました

2014-06-26 13:46:36 | Linux
匠技術研究所
CentOS 7 pre-release nightly buildの試用を始めました


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日はCentOS 7 pre-release nightly buildの試用を始めたことを紹介します。

2014年6月10日にRed Hat Enteroprise Linux 7がリリースされました。CentOS 7はこのRHEL7を源流とするクローンOSで、サポートはコミュニティサーポートです。既に、CentOS 7のpre-release版の公開が始まりました。CentOSプロジェクトはRedHatが支援するプロジェクトとなり、この素早い対応が変化を感じさせます。

CentOS 7の源流RHEL 7の大きな変更点は、以下のとおりです。Fedora19と20を基本として、その他の変更を行って開発されました。

1.Kernel 3.10.0-123
2.起動管理フレームワークをinitからsystemdに変更
3.Dockerコンテナ型仮想サーバーフレームワークを標準採用
4.XFSをext4の代わりに標準ファイルシステムに採用
5.MariaDBをMySQLの代わりに標準DBに採用

まだ、仮想マシンとして起動したばかりです。

■CentOS 7 Live KDE AMD64

クリックで拡大

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Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL7)が正式リリース

2014-06-25 15:14:16 | Linux
匠技術研究所
Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL7)が正式リリース


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は、サーバー系OSとして普及しているRed Hat Enterprise Linux 7(RHEL7)が正式リリースとなったことを紹介します。

2014年6月10日にRed Hat Enteroprise Linux 7がリリースされました。2024年6月30日までの長期間のサポートが受けられます。正規購入品であれば、バージョンアップを含めサポートを受けることができます。サポート無の販売はありません。

RHEL 7の大きな変更点は、以下のとおりです。Fedora19と20を基本として、その他の変更を行って開発されました。

1.Kernel 3.10.0-123
2.起動管理フレームワークをinitからsystemdに変更
3.Dockerコンテナ型仮想サーバーフレームワークを標準採用
4.XFSをext4の代わりに標準ファイルシステムに採用
5.MariaDBをMySQLの代わりに標準DBに採用

各バージョンのリリース日、最終アップデートリリース日、最終カーネルの関係は以下のとおりです。

RHEL 7:2014年6月9日GA/3.10.0-123
RHEL 6:2010年11月9日GA/2013年11月21日update 5/2.6.32-431
RHEL 5:2007年3月15日GA/2013年10月1日update 10/2.6.18-371
RHEL 4:2005年2月15日GA/2011年2月16日update 9/2.6.9-100
RHEL 3:2003年10月22日GA/2007年6月20日update 9/2.4.21-50

上記で分かるとおり、RHEL 4から6まではKernel2.6系でした。この系統のカーネルで10年間続けており、エンタープライズ用途であることから、安定性を重視してきたことが良く現れています。

RHEL 7はKernel3.1系統に更新されたことで、これから10年に向けたリリースと言えます。

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4月28日(日)のつぶやき

2013-04-29 01:59:07 | Weblog

「Lubuntuを非推奨のssh経由で13.04アップグレードし成功しました」 goo.gl/Gkw3p


今日はLinux上にJavaを使ったシステム構築を行いました。いろいろと調べたいことはありますが、とりあえず先ず動かすところまでです。あと少しで動きそう。動き始めたらこちらのものです。Apche,Tomcat,MySQL連携とこれもオープン・ソース・ソフトウエアです。


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2月23日(土)のつぶやき

2013-02-24 02:00:18 | Linux/Android

オープンソース・カンファレンス東京2013は今日までです。昨日は、旧知の方にもお会いでき、楽しかったですね。今日も調べごとで行きます。


オープンソース・カンファレンスをみていると、種が水を得るのを待っている感じが良いですね。一方、OSSで仕事化=ビジネス化するのは、難しいことです。OSS活用側は、活用をアピールした方が、開発側の喜びにつながります。弊社もずっとLinux+SAMBAはお客様に納品してきました。

1 件 リツイートされました

弊社が扱っているオープンソースのプロダクトはLinux/FreeBSD/NetBSD等基本ソフトと、その上の様々なGNUツール群、Apache、sendmail、postfix、MySQL、Perl、PHP等ミドルウエア、PPP、PPPoEなど通信ソフトウエア、その他沢山です。


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オープンソースIP-PBXのAsteriskを使い始めました

2010-10-04 23:28:11 | 通信ネットワーク
匠技術研究所
オープンソースIP-PBXのAsteriskを使い始めました


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
最近、Asterisk内線交換機を試しています。AsteriskはIP-PBXと呼ばれる、ソフトウエア内線交換機で、オープンソースで公開されています。Digiumという会社がAsteriskプロジェクトを支援しており、プロフェッショナルサポートを提供しています。MySQLとよく似たビジネスモデルです。

これまでの内線交換機もソフトウエアの固まりですが、電話機や電話局とは物理的な配線で電話機一台一台が結ばれています。

Asteriskなどソフトウエア内線交換機は、電話機との接続にLAN配線を使います。LAN配線上には音声とデーターを混載することも可能であること、LANの構造から必要配線本数を削減できることから、配線に必要な経費削減も見込まれます。100MbpsのLAN配線では、おおよそ400回線分の伝送能力があります。

一方、電話局との接続は、インターネット回線です。インターネット上にある電話局との接続点に接続することで、電話局から与えられたIP電話番号で発信や着信が可能になります。

試作したAsterisk IP交換機を一月ほど動かしています。電話局側はNTT東日本のBフレッツファミリーで、IP電話局はFusionコミュニケーションズです。Asteriskは複数の050番号を持ち、各々の内線電話機に着信する、所謂ダイヤルインが実現しています。

音質は想像以上に良好で、いまのところ何の問題も感じません。

引き続き、Asteriskのことを紹介していきます。



複数拠点の電話システムの再構築をご検討の方はご遠慮なく、お問い合わせください

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これまでのOpenSolarisプロジェクトは一旦終了へ

2010-08-15 13:16:31 | オープンソース
匠技術研究所
これまでのOpenSolarisプロジェクトは一旦終了へ


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
これまでのOpenSolarisプロジェクトは一旦終了します。とにもかくにも、OpenSolarisは終わりました。これまでのOpenSolarisがSolarisのリリースに先駆けて新しい試みを試す場としての役割(Redhat Enterprise LinuxとFedoraの関係のような)はなくなります。OracleはOpenSolarisを積極的にアップデートすることはなくOracleが開発するSolarisの内OpenSolarisのライセンスCDDLに関わる部分だけが公開されるようです。すなわち、Oracleがオープンソース・コミュニティーによる開発を積極的に支援することはありません。

もちろんOpenSolarisそのものはちゃんと動作する基本ソフトですし、今のバージョンを使い続けることには問題ありません。しかしながら、バグ修正や、機能追加のための変更の提供はSolarisのリリースタイミングに依存するため、これまでのようにその都度更新が公開されることはありません。

[osol-discuss] OpenSolaris cancelled, to be replaced with Solaris 11 Express
Posted: Aug 13, 2010 8:40 AM


OracleのSUN買収に伴うOpenSolarisの取り扱いは、大変残念な結果となりました。OracleはOracleでありSUNではないのです。おそらくMySQLも将来的には同じ道筋を辿るのではないでしょうか。オープンソースプロジェクトが大企業の買収により支援されることで経済基盤を得ることができると思っていましたが、このようにじわっと終焉を迎えることが現実のものになりました。質の高いオープンソース基本ソフトとして期待していただけに残念でなりません。

OpenSolarisの方向性がはっきりしたことで、これまでのOpenSolarisのライセンスに基づく開発コミュニティーの役割もはっきりしました。OpenSolarisのコードを発展させるオープンソース・コミュニティーはOracleのリリースするOpenSolaris関連ソースコードとは距離を置くことになります。そうしないと最新事情に基づく不具合修正などが反映できないからです。私としてはこちらの活動に期待していますし、Solarisだけでなく、他のオープンソース基本ソフトに影響を与えるくらい良い基本ソフトになって欲しいと切に思います。


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Twitterの利用者2.8億人を支えるオープンソース

2010-04-28 22:42:42 | オープンソース
匠技術研究所
Twitterの利用者2.8億人を支えるオープンソース


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Twitter関連のソフトウエア開発関連の情報を得るために、Open Network Lab.のキックオフミーティングに参加してきました。その中で、Twitterの基盤を支えているソフトウエア群の殆どがオープンソースで開発されており、Twitterの運営のために改良したり、作ったソフトウエアもオープンソースで公開するそうです。

Twitterの登録利用者は既に1億人を超えており、非登録で読むだけの方のアクセスは、約1.8億人と推定されています。合計約2.8億人の利用者という、巨大なサービス事業になっています。

ビジネス面、システム面両面からたいへん興味深いシステムになっています。たいへんなデータ量を処理していますが、今使っているデーターベースはMySQLで、既にRDMSでは処理が追いつかないので、別のデーターベースへの移行を行うために、既にテストが始めているとのことです。

たいへん刺激になりました。また参加します。


■さわって納得!谷山ゼミ

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OpenSolaris/zoneのCentOS3.9でyum install

2010-02-19 20:45:23 | オープンソース
匠技術研究所
OpenSolaris/zoneのCentOS3.9でyum install


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolaris/zone上のCentOS3.9でyum installができました。生のLinux/CentOS3.9でできることは当然ですが、zone上でも同じ手順が動作するので、通常の運用ノウハウをそのまま使うことができます。とても嬉しいことです。今の予定ではOpenSolaris上のLinuxはサーバーとして使い、いわゆるデスクトップ端末にする予定はありません。Apache+MySQLが動けば十分です。先ずは、端末操作が楽になるように定番のscreenを入れたところ、何の問題ももなくツルッと入ってしまいました。素晴らしい!

-bash-2.05b# rpm --import http://mirror.centos.org/centos/RPM-GPG-KEY-CentOS-3
-bash-2.05b# yum check-update
-bash-2.05b# yum install screen
Gathering header information file(s) from server(s)
Server: CentOS-3 - Addons
Server: CentOS-3 - Base
Server: CentOS-3 - Extras
Server: CentOS-3 - Updates
Finding updated packages
Downloading needed headers
Resolving dependencies
Dependencies resolved
I will do the following:
[install: screen 3.9.15-10.i386]
Is this ok [y/N]: y
Downloading Packages
Running test transaction:
Test transaction complete, Success!
screen 100 % done 1/1
Installed: screen 3.9.15-10.i386
Transaction(s) Complete
-bash-2.05b#


■お披露目
触って覚える谷山ゼミ
お気軽にご参加ください。皆様のご参加をお待ちしております。
NEW!2010年2月各19:00-21:00西新宿で夜間開催
2月23日火 触って覚えるOpenSolaris/ZFSファイルサーバー
2月25日木 触って覚えるヤマハRTX基本設定
定員各5名 参加費5,000円/回 お問い合わせ・お申し込み


このブログのOracleの関連記事へ
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MySQLから分岐のMariaDB 5.1.42がリリース

2010-02-02 06:49:51 | オープンソース
匠技術研究所
MySQLから分岐のMariaDB 5.1.42がリリース


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
MariaDB 5.1.42が2010年2月1日リリースされました。ダウンロードは以下のサイトからどうぞ。

MariaDBのホーム「AskMonty.org」(英文)へ
MariaDB:Download(英文)へ

MariaDBはMySQLから分岐したMySQL完全互換を目指すオープンソース・データーベースです。MySQLがOracleに吸収されたことから、今後はMariaDBの選択を考えています。

MariDBの開発をリードするMichael "Monty" Widenius氏は、プログラムのソースコードをコンパイルするときのwarningがMySQLより少ないとしています。このことはMariaDBの最大の特徴かもしれません。私の経験でもWarningの少なさは誤りの少ないプログラムにつながります。ANISI C/C++に厳格に従ったWarning無しのコンパイルができれば、データーの受け渡し方法でのエラーはたいへん少なくなります。実際に通信プログラムを書くときには、ANSI Cでのコンパイルでバグを相当に減らしました。チェックはコンパイラに任せた方が楽です。Warningを消す過程でデバックは確実に進みます。

近々MariaDBをインストールします。

このブログのMySQLの関連記事へ
このブログのMariaDBの関連記事へ


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OracleのSUN買収完了とMySQL

2010-01-29 08:47:14 | オープンソース
匠技術研究所
OracleのSUN買収完了とMySQL


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OracleによるSUNの買収が完了し、事業統合の方針が示されています。報道をまとめると、MySQLは独立した営業、開発組織を持ち、改良とサポート、Oracle管理ツールへの管理機能の統合が行われます。

OracleはMySQL関連製品として、InnoDBを持ちます。InnoDBはMySQLにトランザクション機能を追加したDBエンジンを提供しています。OracleはこれまでもInnoDBとの関係を通してMySQLの機能改善の要を保持してきました。

今後、MySQLの部門とInnoDBの連携がよくなり、場合によっては一つになる可能性も出てきたと思います。おそらくMySQLブランドの元にInnoDBは統合されるでしょう。

また、Oracleにとって邪魔だったMySQLを積極的に展開するには、InnoDBのようにMySQLのAPIインターフェイスを使ってエンジンだけOracle DBエンジンを動かすことです。そうすることでMySQLユーザーは、エンジンだけの交換でOracle DBを使うことができます。アプリケーションの書き換えが発生しないこの方法は、OracleのMySQL活用の切り札です。

MySQLをサポートなしで利用するユーザーはMySQLから分岐したMariaDBに向かう可能性が高いと思います。MariaDBはMySQLより高品質を目指しており、オープンソースのトランザクションエンジンも備え、InnoDB無しでもトランザクションを実現しています。背景には莫大なMySQLユーザがいます。MariaDBもたいへん有望なDBMSです。



このブログのOracleの関連記事へ
このブログのSUNの関連記事へ
このブログのMySQLの関連記事へ
このブログのMariaDBの関連記事へ
このブログのInnoDBの関連記事へ

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OracleのMySQLの顧客,開発者,ユーザとの約束-原文

2009-12-15 16:19:33 | オープンソース
匠技術研究所
OracleのMySQLの顧客,開発者,ユーザとの約束-原文


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
昨日の報道にかんするOracleからのニュースリリースの原文が、Oracleのホームページに掲載されました。以下のページに英文での原文があります。

Oracle Makes Commitments to Customers, Developers and Users of MySQL


MariaDBのホーム「AskMonty.org」へ

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PostgreSQLのデーターベースをMySQLに移行

2009-12-15 13:19:55 | オープンソース
匠技術研究所
PostgreSQLのデーターベースをMySQLに移行


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OracleのMySQL買収の影響に関する話題が多くなってきましたが、丁度お客様のPostgreSQLで構築したデータベースを、MySQLに移行しています。このデータベースは将来的に、業務を結ぶ情報の中核となります。分散している様々な情報を管理する役割に育っていきます。

MySQLはWeb系データーベースの分野では業界標準です。弊社ではDelphiと組み合わせて業務用のデーターベースとしても利用します。今回の移行はPostgreSQLが悪いわけではないのですが、利用者の多いMySQLにすることで、ネット上の多くの技術情報を活用することで方向が決まりました。広く広まっているものは「このようなものが在ったら便利」ということが備わっていることが多く、そのような情報の収集も楽です。

業務系のソフトはMicrosoft製品のExcelやAccessとの連携も考慮する必要があります。業務内容が「情報管理」であることから、いわゆる「情報系」のシステムで「勘定系」は小規模です。今後お客様が自力でデーターベースの修正やアプリケーションの開発を行うので、情報が豊富で「自己完結」しやすいデーターベースとしてMySQLを選びました。

データーベースは「情報の器」ですから、一度選択したものを変更するには、相当の知識と経験が必要です。多くの場合「アプリケーションの作り直し」につながります。これを「作り直し」まで行かずとも「簡単な手直し」程度に抑えながら移行しない限りは、データーベースの移行は費用面で全く合わなくなります。

これからのデーターベース・システムは、移行できるデータの姿で設計・実装することが肝要です。そうしておくことで、データーベースの業界が動いても、自分のデータを生かし続けることができます。今回のPostgreSQLからMySQLへの移行は、良い意味でのデーターの見直しを兼ねています。これを同じPostgreSQLの上位バージョンに移行したら「動いたから良かった」で終わってしまい「データベースの継続性」は実現できても「データーの継続性」の見直しに至りません。

どんなデーターベースでも「有償でも良いからサポートが必要な場合」もあります。その点MySQLの有償サポートは、MySQLを買収したSUNが提供しており「最後の手段がある」というところもMySQLを採用する大きな理由になっています。

OracleのSUN/MySQL買収にともない、MySQLへの不安が話題になっています。オープンソースのビジネスモデルが有償サポートの提供ですから、SUN/MySQLを買収手続き中のOracleが直ちにMySQLのサポートビジネスを停止するとは思えません。そうすることで「業界人の企業姿勢の信用不安」を招くことは本業の「Oracle」ビジネスを決定的に傷つけてしまいます。

また、SUN/MySQLの中核の技術者がMySQLを退職後、MariaDBというMySQLからの分岐を作っています。おそらくはオープンソースのMySQLはMariaDBが担うことになるでしょう。このような背景があるので「今MySQLを選択すること」への不安は「全く」ありません。

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