情報技術の四方山話

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OpenOffice.orgの分岐The Document FoundationがLibreOfficeをリリースへ

2010-09-28 20:31:49 | オープンソース
匠技術研究所
OpenOffice.orgを引き継ぐThe Document FoundationがLibreOfficeをリリースへ


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Oracle(旧SUN)が支えるOpenOffice.orgから分かれたThe Document FoundationがLibreOffice Betaをリリースしました。現在のLibreOfficeはまだ英語版しかありませんが、既にWindows/Linux/Linux 64bit/Mac OS Xの上で動作します。

よかったですね。ちょっと不安を感じていました。OpenSolarisが止まり、分岐ができたように、OpenOffice.orgも分岐ができました。社会的な影響はむしろOpenOffice.orgの開発停止の方が大きいので、今後どうなるのか心配でした。オープンソースには素晴らしい生命力がありますね。

ただ、先般のオープンソースカンファレンスでは、心配な話はなく、電子文書書式のオープンな標準化にマイクロソフトも力を入れている旨の話をなさる方もいらっしゃいました。

これで一安心。とにかくみんなで使うことが最大の貢献ですので、先ずは使ってみましょう。

The Document Foundation(英文)へ
The Document Foundation press release(PDF,English)へ



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OpenSolaris終了をSOURCEFORGE.jpでも紹介

2010-08-16 23:48:24 | オープンソース
匠技術研究所
OpenSolaris終了をSOURCEFORGE.jpでも紹介


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Oracle(旧SUN)発のOpenSolarisプロジェクトは終息となりますが、SOURCEFORGE.jpでも関連記事が公開されました。

SURCEFORGE.JP:OpenSolarisプロジェクト、Oracleの意向により終了へ


上の記事にもあるように「Solaris開発が最優先」ということです。オープンソースコミュニティの開発をSolarisに反映する流れではなくなりました。

もちろん、他のUNIXもクローズドソースです。MacOS X、HP-UX、AIX等エンタープライズ分野で活躍しています。SunのOpenSolarisのモデルはオープンソース化することで、より多くの知の集合を目指したものでしたが、SUNを吸収したOracleは、結局自社での開発体制に戻します。もともとオープンソースではなかった基本ソフトをオープンソース化する試みは、結局クローズドソースに戻すという形で終わります。

類似の例としてInterBaseというDBMSがあります。InterBaseはもともとクローズドソースでしたが、2000年にInterBase6がオープンソース化され、その後クローズドソースに戻りました。InterBase6を源流としてInterBase互換DBMS
FireBirdがオープンソースDBMSとして生まれ、今はInterBase、FireBirdはよく似たDBMSでありながら全く別の成長を歩んでいます。

InterBase/FireBirdはもともとコンパクトでメンテナンスが楽なDBMSです。私もネットワーク分析系のシステムの一部としてクローズドソースのInterBaseを24時間365日稼働するDBMSとして使っています。



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これまでのOpenSolarisプロジェクトは一旦終了へ

2010-08-15 13:16:31 | オープンソース
匠技術研究所
これまでのOpenSolarisプロジェクトは一旦終了へ


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
これまでのOpenSolarisプロジェクトは一旦終了します。とにもかくにも、OpenSolarisは終わりました。これまでのOpenSolarisがSolarisのリリースに先駆けて新しい試みを試す場としての役割(Redhat Enterprise LinuxとFedoraの関係のような)はなくなります。OracleはOpenSolarisを積極的にアップデートすることはなくOracleが開発するSolarisの内OpenSolarisのライセンスCDDLに関わる部分だけが公開されるようです。すなわち、Oracleがオープンソース・コミュニティーによる開発を積極的に支援することはありません。

もちろんOpenSolarisそのものはちゃんと動作する基本ソフトですし、今のバージョンを使い続けることには問題ありません。しかしながら、バグ修正や、機能追加のための変更の提供はSolarisのリリースタイミングに依存するため、これまでのようにその都度更新が公開されることはありません。

[osol-discuss] OpenSolaris cancelled, to be replaced with Solaris 11 Express
Posted: Aug 13, 2010 8:40 AM


OracleのSUN買収に伴うOpenSolarisの取り扱いは、大変残念な結果となりました。OracleはOracleでありSUNではないのです。おそらくMySQLも将来的には同じ道筋を辿るのではないでしょうか。オープンソースプロジェクトが大企業の買収により支援されることで経済基盤を得ることができると思っていましたが、このようにじわっと終焉を迎えることが現実のものになりました。質の高いオープンソース基本ソフトとして期待していただけに残念でなりません。

OpenSolarisの方向性がはっきりしたことで、これまでのOpenSolarisのライセンスに基づく開発コミュニティーの役割もはっきりしました。OpenSolarisのコードを発展させるオープンソース・コミュニティーはOracleのリリースするOpenSolaris関連ソースコードとは距離を置くことになります。そうしないと最新事情に基づく不具合修正などが反映できないからです。私としてはこちらの活動に期待していますし、Solarisだけでなく、他のオープンソース基本ソフトに影響を与えるくらい良い基本ソフトになって欲しいと切に思います。


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Linux/Fedora 13 BetaでもATOK X3での日本語入力ができます

2010-04-29 23:03:46 | Linux日本語デスクトップ
匠技術研究所
Linux/Fedora 13 BetaでもATOK X3での日本語入力ができます

こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/Fedora 13 Betaを試しています。Fedora 13 Betaの日本語デスクトップで、ATOKでの日本語入力ができました。

Fedora 13 Betaの日本語デスクトップも安定していて良いです。今一番安定したディスクトップとして使っているのがOpenSUSE 11.2です。ハードとの相性が良いのか極めて安定しています。家族用のパソコンの日本語デスクトップをUbuntu 10.04 LTSで考えていたのですが、ハードウエアとの相性か、今の時点では時々画面がフリーズするため止めました。今のところFedora 13 Betaの方が安定しているので、しばらくFedoraを試してみます。

これまで、以下のオープンソース系の基本ソフトでATOKを使うことができることを確認しています。
Linux用のATOKはATOKX3という商品名で販売されています。

Ubuntu 9.04, 9.10, 10.04 LTS
OpenSUSE 11.2
Fedora 13 Beta
おそらくは、
RedHat Enterprise Linux 5, CentOS 5
でも動作すると思います。
加えて
OpenSolaris(SUNの時代は無償で登録ユーザーに配布)

これだけ動けば十分だと思います。




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Oracle Solaris 10のライセンス方針が有償サポート付きに変更へ

2010-04-05 08:44:25 | 三稜鏡(さんりょうきょう)
匠技術研究所
Oracle Solaris 10のライセンス方針が有償サポート付きに変更へ


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Oracle Solaris 10のライセンス方針が90日間評価期間経過後は有償サポートが必要と変更になったようです。
私の英語力では、契約の詳細を理解できていないので、以下の英語のニュースをご参照ください。

Solaris 10 no longer free as in beer, now a 90-day trial

License change leaves Sun Solaris users at a crossroads

これまでSolarisを無償提供されていたが上に使っていたユーザーは、有償サポートを購入するか、OpenSolarisに移行するか、その他の基本ソフトに移行するかになります。順当に考えれば稼働しているアプリケーションを止めるわけにはいかないので「有償サポートの購入」になると思います。

OpenSolarisも「積極的に新しい機能を試し、Solarisにフィードバックする場」でなくなるようであれば、楽しみは減ります。とはいえ、基本機能は揃っているので、変化の少ない基本ソフトとして別の付加価値を持つかもしれません。

Red Hat Enterprise Linux最新版のトライアル期間は30日ですから、それに比べれば長いですね。


レッドハット、企業向けLinux OSの最新版
「Red Hat Enterprise Linux 5.5」を提供開始
想化とクラウドコンピューティング戦略の基盤を提供~



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Oracle/VirtualBox 3.1.6がリリース

2010-03-31 06:06:15 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Oracle/VirtualBox 3.1.6がリリース


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Oracle/VirtualBox 3.1.6がリリースされました。ポイントは不具合修正と安定性向上です。
SUNがOracleに統合されて初めてのリリースです。最近デスクトップでの仮想化ソフトを使うことがすっかり少なくなりました。
近いうちにメモリーをしっかり積んだLinux上で試してみます。

VirtualBoxのダウンロードはこちら(英文)
VirtualBoxのChangeLogはこちら(英文)


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OpenSolarisのホストとzoneのバージョン関係

2010-03-10 05:53:10 | 仮想サーバー
匠技術研究所
OpenSolarisのホストとzoneのバージョン関係


OpenSolaris/zoneを試しています。ホスト側のOpenSolarisを132から最新版の134にアップデートしました。zone上のOpenSolarisとホストのアップデートの関係を確かめてみます。

■OpenSolaris 132のときに作ったzone
ホストのOpenSolarisはimage-updateし134です。
zoneには無頓着にimage-updateしましたが、ホストが132のときに作ったzoneは132の表示のままです。ホストのバージョン管理とzoneのバージョン管理は独立です。

root@vlabgreen:~# zoneadm -z zfs00c boot
root@vlabgreen:~# zlogin zfs00c
[Connected to zone 'zfs00c' pts/4]
Last login: Tue Feb 16 13:59:20 on pts/7
Sun Microsystems Inc. SunOS 5.11 snv_132 January 2010
root@zfs00c:~#

■OpenSolaris 134のときに作ったzone
ホストのOpenSolarisはimage-updateし134です。この環境で新しいzoneを作りバージョンを確認すると、作った時点のOpenSolarisのバージョン134が表示されます。今後ホスト側をアップデートしても、このzoneのバージョンには影響ありません。zoneは意識的にアップデートしない限りインストール時の環境を維持します。

root@vlabgreen:~# zlogin osl00
[Connected to zone 'osl00' pts/4]
Last login: Wed Mar 10 00:14:44 on pts/4
Sun Microsystems Inc. SunOS 5.11 snv_134 February 2010
root@osl00:~#

以上の状況から、ホストとzone間のOpenSolarisのバージョン管理は独立しています。ホスト側はzoneと無関係に最新版にアップデートすることができます。またzoneをホスト側とは無関係にアップデートすることもできます。一度設定したOpenSolarisの環境を末永く保持したい場合に最適です。
zoneで異なる環境のOpenSolarisを沢山持っていても、zfsのdedupe機能で勝手にディスクの重複排除が行われるので、zoneを作る度にディスク容量がどんどん消費されることはありません。
OpenSolarisのzoneは簡単にクローニングができるので、ひな形を一つ作ってクローニングで沢山のOpenSolarisサーバーを立ち上げることができます。


開発プレビュー132の画面

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OpenSolarisの開発版アップデート134がリリース

2010-03-09 11:45:07 | オープンソース
匠技術研究所
OpenSolarisの開発版アップデート134がリリース


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolarisの開発版アップデート134がリリースされました。早速132から134にアップデートしました。アップデートはエラー無しで終了し、再起動で完了です。

Last login: Tue Mar 9 09:55:05 2010 from 192.168.0.35
Sun Microsystems Inc. SunOS 5.11 snv_134 February 2010
takumi@vlabgreen:~$


開発プレビュー132の画面

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Solaris/ZONEに古いSolarisを接ぎ木する

2010-03-03 22:54:57 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Solaris/ZONEに古いSolarisを接ぎ木する


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
オープンソースカンファレンス2010 Tokyo/Springで日本SUNの方にZONEの話を聞く機会がありました。

古いSPARC版Solarisをお使いの方は、新しいハードウエアと新しいSolarisに移行することが難しいと思います。そこで、古いSPARC版Solarisを新しいSolaris上で稼働できるようにし、新しいプラットフォームに移行できるようにするそうです。この場合、SPARC版をIntel版に移行することはできません。同じCPUアーキテクチャ上での移行です。

これはSolarisの仮想サーバ技術である、Solaris/ZONEを使って実現するそうです。OpenSolaris/ZONEを試しているので、思わず「SPARC SolarisをIntel Solarisに移行できますか?」と尋ねてしまいました。それは駄目だそうです。

OpenSolaris/ZONEを使って感じることはZONEは接ぎ木です。ZONE上のプログラムはZONE上の基本ソフトで起動し実行されます。ZONE層は親のOpenSolarisが判るようにZONEの中の実行命令を変換して渡しているだけです。すなわちZONEで異なる基本ソフトを実行することは、接ぎ木をしているようなものです。ZONEの中の基本ソフトは新しいハードウエアドライバを必要とせず、親のOpenSolarisを通じてハードウエアを使います。その為古いSolarisをZONE上に移行することで、新しいSolarisの基盤に移行できるのです。

これは、素晴らしいことです。そのうちSPARC版SolarisとIntel版OpenSolaris上のZONEを相互に引っ越しできるようになれば、ずっとハードウエアを心配することなく、既存の実行環境を使い続けることができるのです。これは理想型です。

私も事務所内のサーバーをOpenSolarisのZONE上に移行できないか検討を始めています。実現したいことは、小規模企業でも、一度作ったソフトウエアはずっと使いたいですからね。

OpenSolaris/ZONE上のCentOS 3.9では、Linuxの一部のコマンドを使うことができません。ZONEのマニュアルにもその旨記述があり、例えばdmesg等ハードウエアに強く依存するコマンドは使うことができません。アプリケーションがハードウエアデバイスを直接操作するプログラムはZONEの上では動作しないと思った方が良さそうです。

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OpenSolaris 2010.03 Preview 133がリリース

2010-02-23 18:16:04 | オープンソース
匠技術研究所
OpenSolaris 2010.03 Preview 133がリリース


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolaris 2010.03 Preview 133がリリースされました。
アップデートには、まずipkgのアップデートが必要です。加えて/contribの依存関係解決に問題があるようです。インストールは少し待った方が良いと思います。

以下、アップデート前に必読です。
OpenSolaris Build 133 Update Snag With /contrib

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Oracle/VirtualBox 3.1.4がリリース

2010-02-20 07:18:28 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Oracle/VirtualBox 3.1.4がリリース


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Oracle/VirtualBox 3.1.4がリリースされています。VirtualBoxはSUN所有でしたがOraceleのSUNの買収によりOracleブランドになっています。3.1版よりWebコンソールがついたので近々試す予定です。Windows/Linux/OpenSolarisで動作します。コアな部分はオープンソースです。追加機能のある評価版ありの有償のバイナリリリース版もあります。

昨年11月30日にVirtualBox 3.1.0がリリースされてから、3.1.2を経ての不具合修正版です。3.1.0から

1.USBが手元のパソコンから使える(リモートUSB)
2.いわゆるライブマイグレーションが可能になった
3.Webコンソールがついた

ことで興味津々ですが、3.1.0版では不安定さを感じたので新版を待っていました。
動作するホストは

1.Windows
2.Linux
3.Mac
4.OpenSolaris
5.FreeBSD(スクリーンショットあり)
他も動くかも知れません。

です。ゲストはPC上で動作する様々なものが動きます。

VirtualBoxプロジェクト(英文)はこちらへ
VirtualBox 3.1.4リリースノート(英文)はこちらへ

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OpenSolaris/zoneのCentOS3.9でyum install

2010-02-19 20:45:23 | オープンソース
匠技術研究所
OpenSolaris/zoneのCentOS3.9でyum install


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolaris/zone上のCentOS3.9でyum installができました。生のLinux/CentOS3.9でできることは当然ですが、zone上でも同じ手順が動作するので、通常の運用ノウハウをそのまま使うことができます。とても嬉しいことです。今の予定ではOpenSolaris上のLinuxはサーバーとして使い、いわゆるデスクトップ端末にする予定はありません。Apache+MySQLが動けば十分です。先ずは、端末操作が楽になるように定番のscreenを入れたところ、何の問題ももなくツルッと入ってしまいました。素晴らしい!

-bash-2.05b# rpm --import http://mirror.centos.org/centos/RPM-GPG-KEY-CentOS-3
-bash-2.05b# yum check-update
-bash-2.05b# yum install screen
Gathering header information file(s) from server(s)
Server: CentOS-3 - Addons
Server: CentOS-3 - Base
Server: CentOS-3 - Extras
Server: CentOS-3 - Updates
Finding updated packages
Downloading needed headers
Resolving dependencies
Dependencies resolved
I will do the following:
[install: screen 3.9.15-10.i386]
Is this ok [y/N]: y
Downloading Packages
Running test transaction:
Test transaction complete, Success!
screen 100 % done 1/1
Installed: screen 3.9.15-10.i386
Transaction(s) Complete
-bash-2.05b#


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OpenSolaris/zoneのLinux/CentOS 3.9でストレステストを実行

2010-02-19 16:58:59 | Linux
匠技術研究所
OpenSolaris/zoneのLinux/CentOS 3.9でストレステストを実行


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolaris/zoneのLinux/CentOS 3.9でストレステストを実行しました。先ずは何か動かしてみないと、使えるかどうか判らないので、元々インストールされていないプログラムをインストールし、実行してみます。
yumによるrpmパッケージの追加の評価も兼ねLinuxのストレステスト用プログラムstressを使いました。

Linux Stress Testのページへ


■OpenSolaris/zone上のLinux/CentOS 3.9
-bash-2.05b# uname -a
Linux centos3u9 2.4.21 BrandZ fake linux i686 i686 i386 GNU/Linux
-bash-2.05b# free
total used free shared buffers cached
Mem: 4175352 3757576 417776 0 0 0
-/+ buffers/cache: 3757576 417776
Swap: 2091004 378716 1712288
-bash-2.05b#

■Linuxのストレステストstressをダウンロードする
stressのCentOS 3.9用のrpmは無いので、互換のRHEL用を使います。
-bash-2.05b# wget http://dag.wieers.com/rpm/packages/stress/stress-1.0.0-1.el3.rf.i386.rpm
--01:18:42-- http://dag.wieers.com/rpm/packages/stress/stress-1.0.0-1.el3.rf.i386.rpm
=> `stress-1.0.0-1.el3.rf.i386.rpm'
Resolving dag.wieers.com... 62.213.193.164
Connecting to dag.wieers.com|62.213.193.164|:80... connected.
HTTP request sent, awaiting response... 302 Found
Location: http://rpmforge.sw.be/redhat/el3/en/i386/rpmforge/RPMS/stress-1.0.0-1.el3.rf.i386.rpm [following]
--01:18:43-- http://rpmforge.sw.be/redhat/el3/en/i386/rpmforge/RPMS/stress-1.0.0-1.el3.rf.i386.rpm
=> `stress-1.0.0-1.el3.rf.i386.rpm'
Resolving rpmforge.sw.be... 85.13.226.40
Connecting to rpmforge.sw.be|85.13.226.40|:80... connected.
HTTP request sent, awaiting response... 200 OK
Length: 31,436 (31K) [application/x-rpm]

100%[====================================>] 31,436 26.91K/s

01:18:45 (26.85 KB/s) - `stress-1.0.0-1.el3.rf.i386.rpm' saved [31436/31436]

■stressがインストールされていないを確認
-bash-2.05b# rpm -qa | grep stress

■stressをrpmでインストール
-bash-2.05b# rpm -ivh stress-1.0.0-1.el3.rf.i386.rpm
warning: stress-1.0.0-1.el3.rf.i386.rpm: V3 DSA signature: NOKEY, key ID 6b8d79e6
Preparing... ########################################### [100%]
1:stress ########################################### [100%]
-bash-2.05b#

■stressを実行する
-bash-2.05b# stress --cpu 2 --io 1 --vm 1 --vm-bytes 128M --timeout 10s --verbose
stress: info: [16378] dispatching hogs: 2 cpu, 1 io, 1 vm, 0 hdd
stress: dbug: [16378] using backoff sleep of 12000us
stress: dbug: [16378] setting timeout to 10s
stress: dbug: [16378] --> hogcpu worker 2 [16379] forked
stress: dbug: [16378] --> hogio worker 1 [16380] forked
stress: dbug: [16378] --> hogvm worker 1 [16381] forked
stress: dbug: [16378] using backoff sleep of 3000us
stress: dbug: [16378] setting timeout to 10s
stress: dbug: [16378] --> hogcpu worker 1 [16382] forked
stress: dbug: [16381] allocating 134217728 bytes ...
stress: dbug: [16381] touching bytes in strides of 4096 bytes ...
stress: dbug: [16381] freed 134217728 bytes
[省略]
stress: dbug: [16381] touching bytes in strides of 4096 bytes ...
stress: dbug: [16378] <-- worker 16379 signalled normally
stress: dbug: [16378] <-- worker 16380 signalled normally
stress: dbug: [16378] <-- worker 16382 signalled normally
stress: dbug: [16378] <-- worker 16381 signalled normally
stress: info: [16378] successful run completed in 10s
-bash-2.05b#

異常なく終了。

stressのページにある実行例を実行したところ、エラー無く終了しました。このあと10分のテストを複数回実行しましたがいずれも正常に成功しています。少なくとも基本機能は正常に動作しますね。期待が高まっています。

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時刻同期はntp.nict.jpで

2010-02-18 23:42:26 | 社内システム運用記
匠技術研究所
時刻同期はntp.nict.jpで


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux、OpenSolaris、FreeBSD、NetBSD等を正確に時刻合わせするにはntpdateコマンドが便利です。

root@vlabgreen:~# ntpdate ntp.nict.jp
18 Feb 23:17:34 ntpdate[15910]: step time server 210.171.226.40 offset 3.766012 sec

ntpdate でNICTのntpサーバーより時刻を取得しています。4秒弱の誤差があったので修正されました。

同期先はNICT/(独)情報通信研究機構です。ntpサーバーは世界各地にありますが、これまでのntpサーバーは忘れて、nictに向けて良いです。nictでは独自開発のハードウエアntpサーバーを提供しており100万リクエスト/秒の処理能力を備えています。時刻サーバはNICT内に設置。日本標準時に直結しています(stratum 1)。ntpdの同期先、通信機器等の同期先にも適しています。

触って覚える谷山ゼミ
お気軽にご参加ください。皆様のご参加をお待ちしております。
NEW!2010年2月各19:00-21:00西新宿で夜間開催
2月23日火 触って覚えるOpenSolaris/ZFSファイルサーバー
2月25日木 触って覚えるヤマハRTX基本設定
定員各5名 参加費5,000円/回 お問い合わせ・お申し込み


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OpenSolaris/zoneでCentOS3.9が起動

2010-02-18 19:42:01 | オープンソース
匠技術研究所
OpenSolaris/zoneでCentOS3.9が起動


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolarisのzoneを試しています。OpenSolaris上でzoneとしてCentOS 3 Update 9のインストールに成功しました。起動してログインしたところまでです。

詳細は後日掲載しますが、簡単な操作はできました。OpenSolaris/zone上のLinuxで時計が正確に刻まれるのであれば、実用性が高まります。「わざわざOpenSolarisを使わないでも良いじゃないか」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、ポイントはzoneであることです。これまでに完全可能化の仮想サーバー上のLinuxの時計が狂うことに加えて、ホストOSから見て仮想のLinuxサーバーの負荷が定常的に発生することを経験しています。zoneでOpenSolarisとLinux両方を動かすことができれば、サーバー設計の自由度が大きく向上します。ご興味のある方は2月23日の「触って覚える谷山ゼミ」にご参加ください。ZFSに加えて、zoneも稼働の様子をご覧いただけます。SheevaPlug/Ubuntu Linuxも実機に触れることができます。

■インストールしたCentOS 3.9を起動
root@vlabgreen:~# zoneadm -z centos3u9 boot

■起動したCentOS 3.9にログインしpsを試す
root@vlabgreen:~# zlogin -C centos3u9
[Connected to zone 'centos3u9' console]


CentOS release 3.9 (Final)
Kernel 2.4.21 on an i686

centos3u9 login: root
-bash-2.05b# ps -ef
UID PID PPID C STIME TTY TIME CMD
root 15530 15318 0 Feb25 ? 00:00:00 /usr/sbin/sshd
root 15467 15318 0 Feb25 ? 00:00:00 klogd -x
root 15460 15318 0 Feb25 ? 00:00:00 syslogd -m 0 -p /var/run/syslog
root 15567 1 0 Feb25 ? 00:00:00 /bin/login -- root
root 1 0 0 Feb25 ? 00:00:00 /sbin/init
root 15569 15567 0 Feb25 ? 00:00:00 -bash
root 15544 15318 0 Feb25 ? 00:00:00 crond
root 15601 15569 0 Feb25 ? 00:00:00 ps -ef
daemon 15553 15318 0 Feb25 ? 00:00:00 /usr/sbin/atd
root 15318 15318 0 Feb25 ? 00:00:00 [zsched]
-bash-2.05b#

■日付を確認する
-bash-2.05b# date
Thu Feb 18 04:42:28 EST 2010
-bash-2.05b#

■システムのバージョンを確認する
-bash-2.05b# uname -a
Linux centos3u9 2.4.21 BrandZ fake linux i686 i686 i386 GNU/Linux
-bash-2.05b#

■お披露目
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