OpenSolaris/zoneでCentOS3.9が起動
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolarisのzoneを試しています。OpenSolaris上でzoneとしてCentOS 3 Update 9のインストールに成功しました。起動してログインしたところまでです。
詳細は後日掲載しますが、簡単な操作はできました。OpenSolaris/zone上のLinuxで時計が正確に刻まれるのであれば、実用性が高まります。「わざわざOpenSolarisを使わないでも良いじゃないか」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、ポイントはzoneであることです。これまでに完全可能化の仮想サーバー上のLinuxの時計が狂うことに加えて、ホストOSから見て仮想のLinuxサーバーの負荷が定常的に発生することを経験しています。zoneでOpenSolarisとLinux両方を動かすことができれば、サーバー設計の自由度が大きく向上します。ご興味のある方は2月23日の「触って覚える谷山ゼミ」にご参加ください。ZFSに加えて、zoneも稼働の様子をご覧いただけます。SheevaPlug/Ubuntu Linuxも実機に触れることができます。
■インストールしたCentOS 3.9を起動
root@vlabgreen:~# zoneadm -z centos3u9 boot
■起動したCentOS 3.9にログインしpsを試す
root@vlabgreen:~# zlogin -C centos3u9
[Connected to zone 'centos3u9' console]
CentOS release 3.9 (Final)
Kernel 2.4.21 on an i686
centos3u9 login: root
-bash-2.05b# ps -ef
UID PID PPID C STIME TTY TIME CMD
root 15530 15318 0 Feb25 ? 00:00:00 /usr/sbin/sshd
root 15467 15318 0 Feb25 ? 00:00:00 klogd -x
root 15460 15318 0 Feb25 ? 00:00:00 syslogd -m 0 -p /var/run/syslog
root 15567 1 0 Feb25 ? 00:00:00 /bin/login -- root
root 1 0 0 Feb25 ? 00:00:00 /sbin/init
root 15569 15567 0 Feb25 ? 00:00:00 -bash
root 15544 15318 0 Feb25 ? 00:00:00 crond
root 15601 15569 0 Feb25 ? 00:00:00 ps -ef
daemon 15553 15318 0 Feb25 ? 00:00:00 /usr/sbin/atd
root 15318 15318 0 Feb25 ? 00:00:00 [zsched]
-bash-2.05b#
■日付を確認する
-bash-2.05b# date
Thu Feb 18 04:42:28 EST 2010
-bash-2.05b#
■システムのバージョンを確認する
-bash-2.05b# uname -a
Linux centos3u9 2.4.21 BrandZ fake linux i686 i686 i386 GNU/Linux
-bash-2.05b#
■お披露目
触って覚える谷山ゼミ
お気軽にご参加ください。皆様のご参加をお待ちしております。
NEW!2010年2月各19:00-21:00西新宿で夜間開催
2月23日火 触って覚えるOpenSolaris/ZFSファイルサーバー
2月25日木 触って覚えるヤマハRTX基本設定
定員各5名 参加費5,000円/回
お問い合わせ・お申し込み
このブログのOracleの関連記事へ
このブログのSUNの関連記事へ
このブログのLinuxの関連記事へ
このブログのSolaris/OpenSolarisの関連記事へ
このブログのヤマハルーターの関連記事へ
このブログのSheevaPlug関連記事へ
企業・団体のオープンソース活用のご相談はこちら
匠技術研究所はこちら