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OpenSolarisのzoneで仮想サーバーを立ち上げる

2010-02-09 09:21:30 | オープンソース
匠技術研究所
OpenSolarisのzoneで仮想サーバーを立ち上げる


こんにちは。匠技術研究所の谷山です。
今日からアルバイト君とOpenSolarisの仮想環境を構築します。今日はOpenSolarisに慣れてもらい、zoneでの仮想サーバーの立ち上げまでです。zoneを使い独立したOpenSolarisを沢山こさえ、作成した各OpenSolarisはコマンドラインで操作します。

OpenSolarisの代表的な仮想化機能は、

1.OpenSolaris xVM
XenをOpenSolarisに移植したものです。LinuxでのXenが遅い印象があるので、今回は試さずです。xVM上ではOpenSolarisはもちろん、LinuxでもWindowsでも動くと書かれています。

2.VirtualBox
VirtualBoxをOpenSolarisに移植したものです。OpenSolarisから見ればアプリケーションとして動作します。判りやすく、使いやすいのでこの上でLinuxを動かしたことがあります。最新版はライブマイグレーション機能もあります。デスクトップ上で仮想化をお手軽に試したいときには最適です。またコマンドラインで、VirtualBox上の仮想マシンを起動するなど、シェルでのリモート管理機能もあります。VirtualBox上の仮想マシンの画面にRDP接続できる機能により、LinuxやWindowsの調整無しでリモート・デスクトップ接続ができる点はもっとアピールされるべきです。

3.zone
OpenSolarisを沢山動かすときには、この仮想化方式が適しています。動作させることができるのはOpenSolarisのみです。動作する仮想マシンに必要なリソースも少なく、機能分担したサーバーを組み合わせることに適しています。


OpenSolaris Preview版ダウンロードはこちらから




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