OpenSolarisのzoneで仮想サーバーを立ち上げる
こんにちは。匠技術研究所の谷山です。
今日からアルバイト君とOpenSolarisの仮想環境を構築します。今日はOpenSolarisに慣れてもらい、zoneでの仮想サーバーの立ち上げまでです。zoneを使い独立したOpenSolarisを沢山こさえ、作成した各OpenSolarisはコマンドラインで操作します。
OpenSolarisの代表的な仮想化機能は、
1.OpenSolaris xVM
XenをOpenSolarisに移植したものです。LinuxでのXenが遅い印象があるので、今回は試さずです。xVM上ではOpenSolarisはもちろん、LinuxでもWindowsでも動くと書かれています。
2.VirtualBox
VirtualBoxをOpenSolarisに移植したものです。OpenSolarisから見ればアプリケーションとして動作します。判りやすく、使いやすいのでこの上でLinuxを動かしたことがあります。最新版はライブマイグレーション機能もあります。デスクトップ上で仮想化をお手軽に試したいときには最適です。またコマンドラインで、VirtualBox上の仮想マシンを起動するなど、シェルでのリモート管理機能もあります。VirtualBox上の仮想マシンの画面にRDP接続できる機能により、LinuxやWindowsの調整無しでリモート・デスクトップ接続ができる点はもっとアピールされるべきです。
3.zone
OpenSolarisを沢山動かすときには、この仮想化方式が適しています。動作させることができるのはOpenSolarisのみです。動作する仮想マシンに必要なリソースも少なく、機能分担したサーバーを組み合わせることに適しています。
OpenSolaris Preview版ダウンロードはこちらから
このブログのOracleの関連記事へ
このブログのSUNの関連記事へ
このブログのLinuxの関連記事へ
このブログのSolaris/OpenSolarisの関連記事へ
企業・団体のオープンソース活用のご相談はこちら
匠技術研究所はこちら