情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

BusyBoxとWindows:Windows上でインストール無しで利用できるLinux環境

2023-11-30 08:44:56 | Linux
BusyBoxは1990年代前半に、フロッピーディスク一枚で起動できる極めてコンパクトなLinuxOSの開発から生まれている

当時のフロッピーディスクの容量は概ね3.5inch四方で1.4MB(MegaByte)だ。PCの標準的な読み書き可能なストレージで、今はUSBメモリやSDカードに置き換わっている


この背景から、BusyBoxは組み込みLinuxとして使う、システムの起動時に実行するLinuxとして使う等、カスタマイズして様々な形で利用されている



Linux/UNIX/POSIX風のOS環境をWindows上で実現することは、LinuxのソフトをWindowsに移植することが簡単になる

私のようにUNIXからソフト開発を始めたエンジニアにとって、その経験をWindows上で活かすには、WindowsをUNIX化する方が簡単だ。UNIXは高価な専用機の上で動くOSだったが、Micorosoft社によりPCアーキテクチャにも移植され、海外ではXenixとその派生OSが広く使われていた。

専用機に比べて安価なPCをUNIX(後にLinux)化して使うことで、後々までUNIXで経験した知識を深め、活用することができる。マルチユーザ、マルチタスクの環境であり、複数人がコンピュータ資源を共有して利用できることから、レジシステムのストアコンピュータとしての活用が顕著だった

いつもアクセスありがとうございます。コンパクトなLinux環境BusyBoxをWindows上で使うことについて、共有を始めます
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Linux/Ubuntu20.04 LTSのタイムゾーンをUTCからJSTに変更する

2022-02-23 09:59:32 | Linux

Linux/Ubuntuのタイムゾーンは、デフォルトインストールではUTCになります。
日常の運用が楽になるように、UTCをJSTに変更します。
他のディストリビューションでは設定方法が異なります。

■OSの情報
$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 20.04.4 LTS
Release: 20.04
Codename: focal

■現在のタイムゾーンを確認
$ date
Wed Feb 23 00:27:51 UTC 2022

■タイムゾーンの設定状況を確認
$ sudo ls -la /etc/ | grep time
lrwxrwxrwx 1 root root 27 Oct 30 06:06 localtime -> /usr/share/zoneinfo/Etc/UTC
-rw-r--r-- 1 root root 8 Oct 30 06:06 timezone


■タムゾーンをJSTに変更するために、設定ファイルを確認
$ sudo ls -la /usr/share/zoneinfo/Asia | grep Tokyo
-rw-r--r-- 1 root root 309 Oct 25 23:58 Tokyo

■タイムゾーンJST設定ファイルにリンクを張り直し
$ sudo ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

■リンクの張り直しを確認
$ sudo ls -la /etc/ | grep time
lrwxrwxrwx 1 root root 30 Feb 23 09:39 localtime -> /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo
-rw-r--r-- 1 root root 8 Oct 30 15:06 timezone

■反映を確認
$ date
Wed Feb 23 09:39:36 JST 2022


できあがり。

いつもアクセスありがとうございます。Ubuntu 20.04 LTSでのタイムゾーンの変更方法を共有します
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linux/bashでsudoに複数コマンドやリダイレクトを含む一行(ワンライナー)のコマンドを渡す

2022-02-20 09:11:55 | Linux
実行例です。2つのコマンドを一行に書いていますが、どちらも渡ります。

$ sudo bash -c "apt update; apt dist-upgrade -y"

コマンドの質からは、こっちですね。

$ sudo bash -c "apt update && apt dist-upgrade -y"

パイプ、リダイレクトも正しく渡ります。

いつもアクセスありがとうございます。sudoにワンライナーのスクリプトを渡す方法を共有します。引き続きよろしくおねがいします。
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Linuxで日時及びtimezoneの確認とタイムゾーンの設定(UTCからJST)コマンド

2021-09-22 00:40:12 | Linux
仮想サーバのタイムゾーン(timezone)はUTCをデフォルトとする場合が多々あります。クラウドのVPSもそうですね。

最近のLinuxはコマンドで簡単に確認と設定ができます。

サーバーそのものの時刻は、ログのタイムスタンプに影響があるので、使い方に合わせて正しく設定しておかないと、あとで困ります。

[takumi@cent7 ~]$ date
Tue Sep 21 04:45:29 UTC 2021
[takumi@cent7 ~]$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
[takumi@cent7 ~]$ date
Tue Sep 21 13:47:20 JST 2021
[takumi@cent7 ~]$

いつもアクセスありがとうございます。Linuxのtimezoneの設定方法を共有します。引き続きよろしくお願いいたします。


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Linuxのバージョン表示の方法

2021-07-24 16:25:51 | Linux
Linuxには多くの配布仕様(ディストリビューション)があります。これまで"lsb_release -a"を使っていましたが、以下の通り"cat /etc/os-release"の方が利用範囲が広いようです。

takumi> cat /etc/os-release
NAME="openSUSE Leap"
VERSION="15.3"
ID="opensuse-leap"
ID_LIKE="suse opensuse"
VERSION_ID="15.3"
PRETTY_NAME="openSUSE Leap 15.3"
ANSI_COLOR="0;32"
CPE_NAME="cpe:/o:opensuse:leap:15.3"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.opensuse.org"
HOME_URL="https://www.opensuse.org/"

いつもアクセスありがとうございます。Linuxのバージョン確認の方法を共有します。
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WSLにAlmaLinuxとRockyLinuxをインストールしました

2021-07-24 10:47:40 | Linux
WSL(Windows Subsystem for Linux)でUbuntu(20.04 LTS/18.04)、AlmaLinux8(8.4)、RockyLinux8(8.4)をインストールしています。

CentOSが2021年12月末でCentOS Streamに完全移行します。私は、その代わりにAlmaLinuxを使う予定です。今は、都合でUbuntuを使うケースが多いのですが、今後はサポート期間が最長10年で計画されているAlmaLinuxに集約していきます。

既に、クラウドサービスでもAlmaLinuxやRockyLinuxを提供しているとこもあります。これからつくるシステムはCentOSに拘る必要はありません。

WSL版SuSE Linuxも配布されているので、代表的なLinuxを試す環境がWSLだけでできます。


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AlmaLinux8.4をUbuntuStudio 20.4 LTSのKVM上で動かしてみました

2021-05-30 21:49:37 | Linux
今日はAlmaLinux 8.4をサーバOSとして、UbuntuStudio 20.4 LTSのKVM上にインストールし、簡単な試験を行いました。UbuntuStudio 20.04 LTSは、私の日常的なデスクトップPC OSです。

1.無駄なCPU消費が皆無
OSも良くなっていますね。素晴らしい。

2.サーバOSとして起動時に400M弱のRAMが必要
これは、Linuxサーバの基本的なRAM消費量としては、大きな方でしょう。
デフォルトでの起動ですので、スリム化できる可能性もあります。

PCサーバのハードウエアは安くなる方向です。RAMは予算の許す限り沢山積みます。多くのシステムの性能向上にはまずRAMをなるべく大きく、ディスクはSSDに。その次にCPUを検討します。


いつもアクセスありがとうございます。今回はCentOS代替のAlmaLinuxの性能の一面を共有します。
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AlmaLinux release 8.4(CentOS8代替)がリリースされました

2021-05-27 06:44:59 | Linux
AlmaLinuxが順調にリリースされています。
AlmaLinux release 8.4(CentOS8代替)がリリースされたので、早速サーバー版をKVM上にインストール、起動してみました。
今回はインストールソースを以下のミラーにおせわになりました。


[root@localhost ~]# cat /etc/redhat-release
AlmaLinux release 8.4 (Electric Cheetah)
[root@localhost ~]#

いつもアクセスありがとうございます。AlmaLinuxの情報も共有していきます。引続きよろしくおねがいします。
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Linux運用:Ubuntuサーバーに無停止でswap領域を追加する

2021-05-23 17:30:21 | Linux
運用中にswap領域の追加が必要となる場合があります。
RAM+SWAPでは足りなくなってきたときに、まずはシステムを安定させる場合に使っています。RAMを増やさず、swapを大きくしてRAM領域を増やすと、常時swap状態になりサーバーは著しく遅くなります。

以下はUbuntu 16の上で、無停止で追加した手順です。
CentOSやSuSEなど、他のLinuxでも考え方は同じです。

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 16.04.7 LTS
Release: 16.04
Codename: xenial
$

■手順
- 残容量の確認
- fallocateでswapファイルの基を作成
- chmod 600でアクセス権を設定
- mkswapでswapファイル化
- swaponでswap領域に追加
- swapon --showで追加結果確認
- fstabをnanoで編集し再起動後の自動反映を設定
- 再起動後の自動反映の設定結果を確認

■現状確認
■■現在のRAM利用状況
swapがまだ、少し残っているが、あと少しで足りなくなる
$ free
total used free shared buff/cache available
Mem: 4046152 3110700 161964 20664 773488 371572
Swap: 8388596 7671644 716952

■■現在のswap関連情報を確認
自己ルールで、/var/lib/swap以下にswapファイルを置く
このサーバーには、既に三つのswapファイルがある

$ sudo swapon --show
NAME TYPE SIZE USED PRIO
/var/lib/swap/swap2g file 2G 2G -1
/var/lib/swap/swap2g2 file 2G 2G -2
/var/lib/swap/swap4g file 4G 3.3G -3

■■swapファイルを作る領域の残容量を確認
まだ数Gなら追加できる
$ df -h /
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/vda1 20G 9.8G 9.6G 51% /

■swap領域を2G追加
■■追加swap領域の基ファイルを作成
$ sudo fallocate -l 2G /var/lib/swap/swap2g3
$ sudo ls -l /var/lib/swap/
合計 10485776
-rw------- 1 root root 2147483648 9月 24 2020 swap2g
-rw------- 1 root root 2147483648 12月 8 00:07 swap2g2
-rw-r--r-- 1 root root 2147483648 5月 23 16:12 swap2g3
-rw------- 1 root root 4294967296 2月 17 13:19 swap4g

■■追加swap領域の基ファイルのアクセス権を調整
$ sudo chmod 600 /var/lib/swap/swap2g3
$ sudo ls -l /var/lib/swap/
合計 10485776
-rw------- 1 root root 2147483648 9月 24 2020 swap2g
-rw------- 1 root root 2147483648 12月 8 00:07 swap2g2
-rw------- 1 root root 2147483648 5月 23 16:12 swap2g3
-rw------- 1 root root 4294967296 2月 17 13:19 swap4g

■■追加swap領域の基ファイルををswap領域に変換
$ sudo mkswap /var/lib/swap/swap2g3
Setting up swapspace version 1, size = 2 GiB (2147479552 bytes)
ラベルはありません, UUID=c5d08908-7e00-4ce3-95d0-dcb63a747a55

■■追加swap領域を追加し拡張を確認
$ sudo swapon /var/lib/swap/swap2g3
$ sudo swapon --show
NAME TYPE SIZE USED PRIO
/var/lib/swap/swap2g file 2G 2G -1
/var/lib/swap/swap2g2 file 2G 2G -2
/var/lib/swap/swap4g file 4G 3.3G -3
/var/lib/swap/swap2g3 file 2G 0B -4
$

■サーバー起動時のswap領域の自動反映を設定
■■現状確認
$ cat /etc/fstab
LABEL=cloudimg-rootfs / ext4 defaults 0 0
/dev/mapper/lxc-lv0 /mnt/lxc xfs defaults 0 0
/var/lib/swap/swap2g swap swap defaults 0 0
/var/lib/swap/swap2g2 swap swap defaults 0 0
/var/lib/swap/swap4g swap swap defaults 0 0
$

■■fatabをコピーして保管(厳重に注意しながら)
$ sudo cp -a /etc/fstab{,.20210523}

■■fstabを編集(厳重に注意しながら)
$ sudo nano /etc/fstab

編集作業は省略

編集結果を確認
$ cat /etc/fstab
LABEL=cloudimg-rootfs / ext4 defaults 0 0
/dev/mapper/lxc-lv0 /mnt/lxc xfs defaults 0 0
/var/lib/swap/swap2g swap swap defaults 0 0
/var/lib/swap/swap2g2 swap swap defaults 0 0
/var/lib/swap/swap4g swap swap defaults 0 0
/var/lib/swap/swap2g3 swap swap defaults 0 0

編集結果が現状と一致することを確認
$ sudo swapon --show
NAME TYPE SIZE USED PRIO
/var/lib/swap/swap2g file 2G 2G -1
/var/lib/swap/swap2g2 file 2G 2G -2
/var/lib/swap/swap4g file 4G 3.3G -3
/var/lib/swap/swap2g3 file 2G 0B -4
$

いつもアクセスありがとうございます。
Linuxのswap領域は無停止で拡張することができます。
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AlmaLinux 8のRC版がリリースへ-CentOS8代替Linux

2021-02-23 16:07:01 | Linux
CentOS 8の代替Linux、AlmaLinux 8がRelease Candidate版になりました。isoイメージのダウンロードが可能になっています。

匠技術研究所では、2021年12月末にEOLとなるCentOS 8の代替としてAlmaLinux 8を考えています。今後、CentOS 8はCentOS 8-Streamのみが更新対象となり、RHEL 8の先行実装としての位置づけになることが発表されています。

企業やクラウドでのLinux基盤としてCentOSは広く普及しています。影響は小さくありません。AlmaLinuxプロジェクトは、RedHat Enterprise Linux互換のLinuxOSとしての完全なパッケージ開発に加え、既存のCentOS 8をAlmaLinux 8に移行するスクリプトもリリースしています。弊社内ではCetOS 8からAlmaLinux 8への移行スクリプトを使った移行のテストは問題なく終わっています。また、実際に動かしての確認は未了ですがOracle Linux 8からAlmaLinuxに移行することも可能とされています。

企業システムは、安定であれば急いでOSを変える必要はありません。サーバシステムとPCデスクトップでは運用の考え方が異なります。弊社ではCentOS6の延長サポートも行い、スムーズに移行することを第一にしています。

いつもアクセスありがとうございます。いよいよAlmaLinux 8がリリースされます。期待しています。

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IPv6サーバを試行中です-ipv6使い方

2021-02-03 09:01:06 | Linux
IPv6を活用した仕組みが普及してきました。

代表的には

Google
YouTube
WindowsUpdate
Microsoft 365

などです。もちろん、今後、普及が進んでいきます。

匠技術研究所でも、弊社の複数の事務所をIPv6でVPN接続しています。
IPv6はもはや自然に使うことができるようになり始めています。

VPSホスティングでIPv6を提供しているSAKURA internet でIPv6を使ったサーバーを試し始めました。
今後、自社の外部向けサービスのIPv6化を試していきます。

自社で運営するIPv6対応のDNSで名前解決をしています。
まだ作りかけで非公開です(笑


■IPv6プロバイダで接続して疎通確認
DNS登録しているので、自動的にIPv6でPingしています。
takumi@taniubsd:~$ ping v6.example.com
PING v6.example.com(*.v6.sakura.ne.jp (2001:*:*:*:*:*:*.*)) 56 データ長(byte)
64 バイト応答 送信元 *.v6.sakura.ne.jp (2001:*:*:*:*:*:*.*): icmp_seq=1 ttl=52 時間=4.43ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.v6.sakura.ne.jp (2001:*:*:*:*:*:*.*): icmp_seq=2 ttl=52 時間=4.56ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.v6.sakura.ne.jp (2001:*:*:*:*:*:*.*): icmp_seq=3 ttl=52 時間=4.67ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.v6.sakura.ne.jp (2001:*:*:*:*:*:*.*): icmp_seq=4 ttl=52 時間=4.71ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.v6.sakura.ne.jp (2001:*:*:*:*:*:*.*): icmp_seq=5 ttl=52 時間=4.82ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.v6.sakura.ne.jp (2001:*:*:*:*:*:*.*): icmp_seq=6 ttl=52 時間=4.72ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.v6.sakura.ne.jp (2001:*:*:*:*:*:*.*): icmp_seq=7 ttl=52 時間=4.27ミリ秒
^C
--- v6.example.com ping 統計 ---
送信パケット数 7, 受信パケット数 7, パケット損失 0%, 時間 6008ミリ秒
rtt 最小/平均/最大/mdev = 4.274/4.596/4.822/0.176ミリ秒

■IPv4を指定してPing
takumi@taniubsd:~$ ping -4 v6.example.com
PING v6.example.com (*.*.*.*) 56(84) バイトのデータ
64 バイト応答 送信元 *.vs.sakura.ne.jp (*.*.*.*): icmp_seq=1 ttl=53 時間=4.87ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.vs.sakura.ne.jp (*.*.*.*): icmp_seq=2 ttl=53 時間=4.98ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.vs.sakura.ne.jp (*.*.*.*): icmp_seq=3 ttl=53 時間=4.18ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.vs.sakura.ne.jp (*.*.*.*): icmp_seq=4 ttl=53 時間=5.00ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.vs.sakura.ne.jp (*.*.*.*): icmp_seq=5 ttl=53 時間=4.87ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.vs.sakura.ne.jp (*.*.*.*): icmp_seq=6 ttl=53 時間=4.27ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.vs.sakura.ne.jp (*.*.*.*): icmp_seq=7 ttl=53 時間=4.36ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.vs.sakura.ne.jp (*.*.*.*): icmp_seq=8 ttl=53 時間=5.13ミリ秒
^C
--- v6.example.com ping 統計 ---
送信パケット数 8, 受信パケット数 8, パケット損失 0%, 時間 7007ミリ秒
rtt 最小/平均/最大/mdev = 4.182/4.706/5.134/0.349ミリ秒

■IPv6を指定してPing
takumi@taniubsd:~$ ping -6 v6.example.com
PING v6.example.com(*.v6.sakura.ne.jp (2001:*:*:*:*:*:*.*)) 56 データ長(byte)
64 バイト応答 送信元 *.v6.sakura.ne.jp (2001:*:*:*:*:*:*.*): icmp_seq=1 ttl=52 時間=4.53ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.v6.sakura.ne.jp (2001:*:*:*:*:*:*.*): icmp_seq=2 ttl=52 時間=4.40ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.v6.sakura.ne.jp (2001:*:*:*:*:*:*.*): icmp_seq=3 ttl=52 時間=4.19ミリ秒
64 バイト応答 送信元 *.v6.sakura.ne.jp (2001:*:*:*:*:*:*.*): icmp_seq=4 ttl=52 時間=5.18ミリ秒
^C
--- v6.example.com ping 統計 ---
送信パケット数 4, 受信パケット数 4, パケット損失 0%, 時間 3003ミリ秒
rtt 最小/平均/最大/mdev = 4.186/4.572/5.176/0.369ミリ秒
takumi@taniubsd:~$


いつもアクセスありがとうございます。IPv6はジワッと普及しています。
サーバー構築もIPv6についても、情報を共有していきます。
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Rocky Linuxは2021年3月31日にRlease Candidateをリリースへ-CentOS8代替

2021-02-02 18:49:13 | Linux
CentOS8を代替すると公式に表明しているディストリビューションの一つがRocky Linuxです。CentOS8の公式サポートは2021年12月31日で終わります。

Rockey Linuxは、CentOSを立ち上げた方がリードして、立ち上がったプロジェクトです。
公式ホームページによると、今は開発の準備が進んでいるようで、2021年1月20日付で発表されたスケジュールによると、

2021年3月31日 Release Candidate(RC)を公開予定

となっています。

Rocky Linuxは、評価できる段階ではありませんが、既に2月ですから、あっという間にリリースとなるでしょう。RCは多くの場合、微調整を重ねてそのままリリースです。Rocky Linux利用を前提としたシステム構築の評価はこのバージョンを使うことになります。

Rocky Linuxは基本的に今のRedHat Enterprize Linux(RHEL)8、そのクローンのCentOS8と同じです。

CentOS8の後継はこうして立ち上がりつつつあるので、サポート終了の予告のインパクトも大きく和らいだ感があります。

いつもアクセスありがとうございます。Rocky LinuxはCentOS代替を目指したコミュニティです。これからの活動が期待されます。引き続きCentOS代替プロジェクトの情報を共有していきます。
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AlmaLinux8-Betaがリリースされました-CentOS8代替

2021-02-02 06:42:04 | Linux
CentOS8は2021年12月31日でサポート終了です。AlmaLinuxプロジェクトが代替リリースに取り組んでおり、AlmaLinux 8.3 Betaをリリースしました。

早速、KVM上で起動してみました。

まだ、詳細な設定は未了ですが、当然インストール手順は同じです。


[takumi@localhost ~]$ cat /etc/redhat-release
AlmaLinux release 8.3 Beta (Purple Manul)
[takumi@localhost ~]$ uname -a
Linux localhost.localdomain 4.18.0-240.el8.x86_64 #1 SMP Fri Jan 15 11:48:38 MSK 2021 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
[takumi@localhost ~]$



いつもアクセスありがとうございます。AlmaLinuxの話題を共有します。引続き、CentOS代替の話題には注視していきます。
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Linux等でswap領域を無停止で開放し再初期化する

2021-01-17 05:07:57 | Linux
Linuxデスクトップを常用しています。長期間無停止で使っていると、アプリをほとんど使っていないのに、何故かスワップ領域が開放されないことがあります。

無停止でswap領域を開放することは簡単です。

■swap領域の消費が激しいママ
約1Gの領域が775Mほど使われています。実RAMは約10Gで、約6.4Gほど余裕があります。全部RAM上に乗ってもおかしくない状況です。
takumi@taniubsd:~$ free
total used free shared buff/cache available
Mem: 10089108 2998800 5868592 442560 1221716 6361992
Swap: 999420 774528 224892

■swap領域を一旦利用停止し、再度利用設定する
takumi@taniubsd:~$ sudo -i
root@taniubsd:~# swapoff -a && swapon -a

■結果の確認
期待通り、swap領域の消費は0=ZEROになりました。余裕領域も減り、期待通りの動きです。
root@taniubsd:~# free
total used free shared buff/cache available
Mem: 10089108 3557248 5135240 591812 1396620 5654296
Swap: 999420 0 999420
root@taniubsd:~#


いつもアクセスありがとうございます。
Linux等でswap領域を無停止で開放し再初期化する方法を共有します。
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CentOS8はどうなるのか-Streamという新しい方向性

2020-12-16 15:48:46 | Linux
こんにちは。

サーバー用Linuxとして普及しているCentOSがCentOS8からリリース方針を変更しました。CentOS7の方は、これまで同様EOLは2024年6月30日ですので慌てる必要はありません。CentOS8の方も以下を読めば、慌てる必要がありません。

CentOSはたいへん安定した、良いサーバーOSだと思います。主たるサーバOSとして使ってきました。システム構築にはUbuntu ServerかCentOSどちらかを適材適所で使います。

これまでのCentOSは、メジャーバージョン(CentOS5,6,7..)リリース後10年間のサポートが期待できました。これが、システム構築には良い条件なのです。さらに、CentOSの「基」は「RHEL(RedHat Enterprize Linux)」の公開部分から再パッケージ化したものです。すなわち、すでに利用実績があるものを基にしています。当然、安定性を期待できます。

このような背景から、CentOSはシステム構築のLinuxとしてサポートを求めなければ、極めて良い選択だと考えてきました。

CentOSは、RHELのリリースを後追いする形でメジャー、マイナーリリースを重ねます。この方針がCentOS8から変わり、2021年12月31日に、これまでのリリース方式が終了します。これまでに準じた10年サポートはなくなります。ありゃ〜。私も困ります。

すでにCentOS8はCentOS8-Streamという新しいリリース方式を提供しています。この方式では、7.1,7.2のようなポイントリリースの考えを無くし、手当が必要なソフトウエアを随時更新していきます。

こうすることで、構成するソフトウエアの、特にセキュリティパッチ等のリリースが時期に則したものになります。また、構成するソフトの更新も適宜行われることになり、これまでの「固定したポイントバージョン」という考えがなくなるのです。

システムを構築して提供する側は「どのバージョンを基準に提供するか」の基準を持つことが難しくなります。「2021年4月ごろに作ったんだよね」「その時のOSは再現できるの???」と5年後に会話するわけです。

「そういう作り方に慣れろ。それが今からのやり方だ」ということもよく理解できますが、CentOS8の発表で困ることがあります。それは「CentOS8-StreamはRHEL8と同等ではなく、RHEL8に将来的に追加、変更する機能を実装する」という発表です。すなわち「RHEL8のテスト実装」に位置づけられます。あらまぁ〜〜。Stream化より、こちらのほうが抵抗があります。

私は、CentOS8のポイントリリース版を使い続けます。2021年には、「CentOS」ではない、これまでのポイントリリース方針を踏襲するRHELクローンOSに移行します。

すでに、CentOS6はEOLになりましたが、当方のお客様のシステムは2024年までセキュリティパッチを提供し続けます。このパッチはCentOSコミュニティーの成果ではなく、たくさん使っている会社が作成したものを、分けてもらうのです。

RedHat Linuxは、今はIBMがスポンサーです。CentOSコミュニティーは発足当初と異なり、RedHat社の支援を受けています。その事自体はLinuxを巨大企業が支えるのですから、良い方向性だとおもいます。ただ、RedHat社は自社のサポートサービスを使って欲しいのです。CentOSの方向性を安定版提供から、発展版提供に変え、早期にテストして製品版RHELに反映させ、品質を向上させたほうが良いことも理解できます。ただ、それではシステム構築担当は使いにくい。なのでRHELのライセンスが売れるというシナリオなのでしょう。

CentOSでシステムを組んできた方は、システムのことはおわかりでしょうから、他のRHELクローンOSに移るだけでしょう。RHELを積極的に使っている方は、早期検証版としてCentOS Streamが役に立ちます。

すでに、これまでのCentOSの固定リリースの良さを引き継ぐ、新しいコミュニティの創設の発表が、いくつか行われています。元々がオープンですから、分派することで「これまでのリリース方針を維持する」というCentOSとは異なる、新しい流れが生まれます。オープンソースのプロジェクトならではの、柔軟性です。

長い間CentOSを利用してきた方は、一度CentOSプロジェクトが弱体化した時期を経験しており、代替案を考えたことでしょう。今は、しっかりした選択肢も複数あるので、あまり困らないというのが正直な気持ちです。


「CentOS8はどうなるのか-Streamという新しい方向性」
私は、RHELクローンOSを継続して使う方向です。
コメント (2)
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