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Windowsはまだまだ元気-統計情報を読み解く

2024-01-07 17:18:06 | 三稜鏡(さんりょうきょう)
私は、デスクトップはWindowsか、Linux。スマホ、タブレットはAndriodです。先般Windowsが滅びるかのようなネット記事を見かけたので、統計資料を基に見直したことを共有します

0.統計情報は、引用基を明確に
私は、OSのシェアなどは以下のサイトを使っており、この記事で紹介する統計もすべて同じサイトからです。このサイトは、引用元を明示することで引用が可能になっています
1.OSのシェアの長期的な推移


このグラフは、デスクトップとスマホ・タブレットOSの合算したシェアの推移を表しています。デスクトップパソコン主体の時代からスマホの時代に遷移していく様子が見て取れます
デスクトップより、スマホなどモバイル端末の数のほうが大幅に多いので、当然使いやすいスマホ・タブレットの台頭でデスクトップ端末の割合は急速に減っているように見えます。もともとデスクトップ以外は母数が小さかったところからの伸長ですので、当然デスクトップが大きく縮小しているように見えます。これはデスクトップとは利用目的が大きく異なるスマホデバイスが普及期に入ったことを示しています。私も、ガラケーからスマホに移行しました。モバイルルーター、SIM付きタブレットなどの利用で、SIMカードを一人数枚持つことさえできる時代になり、相対的にモバイル系OSの普及割合が大きくなります

そうなっても、会社の業務デスクトップパソコンをスマホやタブレットに全面的に置き換えたところは、ごく少ないと思います。私の周りには一社もありません

2.OSのシェアの短期的な推移


このグラフは直近一年間でのOSのシェアの推移です。Windowsはおおむね若干増加傾向にあり、すぐになくなる気配はありません。激しく上下しているのはAndroidで、不明なOSの影響を受けているように見えます。ただシェアが約40%と最大であることは変わらず、年の変わり目に向けて回復傾向です

3.デスクトップOSシェアの長期的推移

このグラフでは、Windowsが低下傾向にあり、Apple OS Xが増加傾向にあります。とはいえデスクトップOSでWindowsは減少したものの、直近で70%程度ですから、まだまだ元気です。大きなシェアではありませんが、LinuxとChromeOSが徐々に増えていることもわかります。

4.ネットの情報に気を付けましょう
どう見ても、Windowsがすぐになくなるとは考えられません。私の場合は、Windowsは業務系ソフトの利用環境、ソフトウエア開発環境として優れており、これからもずっと使い続けることになります。デスクトップは大画面であることが最大の魅力で、この形式はなくならないとおもいます

いつもアクセスありがとうございます。デスクトップが極端に減少しているかのようなタイトルの記事を見て、確かめたことを共有します

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