goo blog サービス終了のお知らせ 

【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

「産婆のタネ」中島要

2024年12月23日 08時27分47秒 | 読書(歴史/時代)

「産婆のタネ」中島要

中島要さん最新刊。

札差の娘お亀久が、不幸続きに悲観して大川に身を投げようとする。
母は、命の尊さを教えようと、「産婆の神様」おタネ婆さんの家に連れて行く。
お亀久は、一念発起して見習い修行を始める。

今回も楽しませてもらった。

【ネット上の紹介】
浅草天王町の札差、坂田屋の娘お亀久は、元は男勝りのお転婆だったが、六年前にかどわかしに遭ってから、見知らぬ男と血を恐れ家から出られなくなった。さらには、許婚である材木問屋、万紀の長男紀一郎が紀州で山崩れに巻き込まれ行方知れずに。悲観したお亀久は大川に身を投げようとする。激怒した母は、命の尊さを教えようと、「産婆の神様」と呼ばれる八丁堀のおタネ様の家にお亀久を連れて行く。始めは恐れおののいていたお亀久だが、おタネ様から産婆は女相手の仕事だから男の出る幕はないと聞き、見習いを申し出る。

この記事についてブログを書く
« 「昭和史 戦後篇」半藤一利 | トップ | 「令和を生きる」半藤一利/... »

読書(歴史/時代)」カテゴリの最新記事