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「本人遺産」南伸坊/著 南文子/写真

2021年09月06日 07時51分11秒 | 読書(写真エッセイ)

「本人遺産」南伸坊/著 南文子/写真

以前、「本人伝説」を紹介したが、その姉妹編。
南伸坊さんが、有名人になりきり、奥さんが写真を撮っている。
今回も笑わせてもらった。


阿川佐和子

舛添要一 清原和博

李明博

ウラジーミル・プーチン
いつだったか、日本の紙幣に「源氏物語」の図柄が印刷されているのを見て、

「日本では、不倫と親近相姦を題材にした小説を紙幣のデザインにするのか」と冗談を言ったんだが、不倫と親近相姦を批判した道徳的発言ととられたらしい。
(2000年7月、九州・沖縄サミット、二千円紙幣を各国首脳に配布した時の発言を元にしている)

P140
南:亡くなられた脳科学者の松本元先生の説なんですけど、人間が何か面白いと思うときっていうのは、入力された情報を、処理するときなんだそうです。そういうときに快感が介在するらしいんです。
東海林:どういうふうに?
南:快感汁がでる(笑)。でも、難しすぎることや、当たり前すぎることって、脳が処理しきれないし、処理しようとも思わないからなんともないですよね。
(中略)
東海林:似顔絵や顔面相似形というのは、識別を軽く混乱させるんだよね。
南:そうなんです。混乱というのを脳ミソはけっこう好きなんですね。めまいとか遊びの要素になってます。

【関連図書】

「本人伝説」南伸坊/著 南文子/写真 -

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