先日川原を見てきました。
あの豪雨からもうずいぶん経ちましたが、未だに濁流が流れ、流された樹が生々しく残る状態。
春先に見つけてお気に入りスポットにしてたけど少し前の大雨で流れてきた流木で埋まって
しまっていた例の「ヒミツのテラス」も完全に流されてしまっていました(==
それはそうと…
冒頭の写真で見ても、川原には大きな影響はありません、パークゴルフ場も無事でした。
上流であれだけの増水が起こっていながら麓には全くと言っていいほど被害はありませんでした。
これはやはり、上流に作られた忠別ダムのおかげだったようです。
もし忠別ダムがなかったら、忠別川の水位が2.4m上がっていて内水氾濫の恐れもあったそうです。
それでなくてもそれだけ水位が上がったら堤防が決壊する場所があったかも知れないでしょう。
ダムが建設される前のことは今でも覚えていて、いつ起こるか分からない大災害のために
というのは建設の目的の一つにありましたが色々反対意見もありました。
しかし、今回、こういった形で麓の町、さらには下流の旭川まで守ってくれました。
建設時に自然への影響なんかもあるし、当時から自分も(ダムファンかつ動物好きとしての
ジレンマはあれどw)懐疑的なところはありました、でも…
今は忠別ダムに、素直にありがとう。
なんとなく、この記事を思い出しました。
日本人には、「コトダマ」という概念がありますから、どうしても、リスクに対する議論自体が封殺されてしまう傾向があるように思います。ですから、無理からぬ事だと思います。
自然への影響と、人間の生活のバランスは、(特に欧米的文化の延長線上では)難しいですよね。江戸時代までは、万一洪水が起きても大丈夫なように、ちょっとした高台に街が構成されていましたが、現代の環境では、ちょっと無理がありそうですし。
> 例の「ヒミツのテラス」も完全に流されてしまっていました(==
仕方がない事とはいえ、残念でしたね。
> もし忠別ダムがなかったら、忠別川の水位が2.4m上がっていて内水氾濫の恐れもあったそうです。
ソースが判らないので、なんともですが、「内水氾濫」というのは、堤防内(=街などがある側)に水が溜まる事によって発生する氾濫なので、ダムの有無というより、排水設備とか、排水路がキーになってくるはずです。
ダムのお陰で、内水氾濫を防げたという事は、つまり、忠別川の水位が低かったお陰で、そちらに排水する事ができ、結果的に内水氾濫を防げた……という事でしょうか?
念のため(^^;)
近年はハザードマップだとか、色々整備はされてますが…
>内水氾濫
それもありますけど、農業地帯で水路が直接川に繋がっているのでそう言ったとことの影響もあったのかも知れません。
ってか堤防が途切れてる場所があるのでそれだけ増水したらあふれる可能性あるんですけどね(^^;