いつまでも忍耐せよと申しおるわけではなし。
その忍耐、苦渋を土台となして、必ずや開花させる血族
となるための、通過期間なり。
そもじに何の責任あるわけでなけれども、そもじが、嫁ぎし
血統を立て直す宿命ありて、そこもとが嫁ぎし血統が呼びし
婚姻なれば、ただただ耐えて、愚かしき者、足りなき者なり
とも、そこもとが支えゆかずばなるまい。
そこもとが忍耐し、苦しみを積み上げた分、そこもとが分身から
繁栄は始まる。
子のために犠牲になる親が立場は、何の苦労も忍耐もいとわぬ
思いとなるはずである。
わらわが半生を、つまびらかにする時期は、ざんじ余裕をいただき
たい。
すべて、そもじの思い悩み、かかずらわりは、わらわがなせし事
なれば、まことに申し訳なき仕儀なれども、この世とあの世との
接触する方法手段は、こういう仕儀となり申す。
そこもとから血統を正しめる出発を、願い申し上げる。
方法手段はあれども、まずは耐え忍ぶ出発をなさねばなるまい。
そこもとが礎(いしずえ)となり、分身の平安、幸福を願う、
そういう動きを願いいたし、わらわはそのほうと共にありて、
微力ながらその方を守る。』
Z子「生活する事は、三人で?四人で?」
守護『基本的にはむずかしき事なれど、もとに修復した形をもって、再出発
するが、理想なり。
まさしくそこもとの娘であれば、どこかで修復するような接点を持た
ねば、そこもとと同じような路程を通過してゆかねばならぬ。
母親として、そこもとが苦労せし道を、自分が娘に蒸し返すような
苦労をさせるは、おろかしき事と思わず、極力出来るならば、そこもとが
忍耐する中において、つれあいまた、そこもとが子らとの和を、
その和は、そこもとの忍耐が子らの益となる。
つれあいが霊界が、伏してそこもとの婚姻を求めたものであり、
婚姻の出発の方法手段が、どういう形であらわれようと、そこもとを
引き込みたかった相手が血統の霊界の技である。
耐えることが勝利である。耐える事が、繁栄である。
よきよく、よくよくそこもとが、本心に叩き込みおく思い、忍耐である。
わらわがそこもとに、血の涙を流しても、訴えかけたきこと、多々あるも
ただ今は、そこもとの忍耐によって、突き崩すべきカベを通過せし段階に
おいて、是非ともまたまみえたく、まみえて、わらわが胸の内を吐露して
おきたし。
血統、血族の血すじの乱脈も、わらわの怨みという一点から、出発したもの
なれば、必ずこの後に変革せねばならない、一族の宿命である。
悲観、卑下することは、一点もなし。
この行動において、そこもと一族が反映は、約束される。
わらわも全霊かけて、そこもとが協助者とならん。
よくよく願いあげ申しあげる。
忍耐である。お願い申し上げる。』
Z子「あなたは、どなたですか?」
守護『再度、あいまみえる時に、氏、素性は申し上げる。』
Z子「いくつで、亡くなられましたか?」
守護『はて?二十歳(はたち)を一つ、二つ。
子はなし。婚姻もなし。』
Z子「どのような霊界に、いらっしゃいますか?」
守護『今は、四~五名の従者と共にある。
そう不自由はなし。』
Z子「生前の信仰は?」
守護『信じるものも、その時には失せた。その時点においては、神も
仏もなかった。』
Z子「お名前は、教えてくださいませんか?」
守護『教える事は、今は出来ぬ。
必ずまみえたし。よろしく、忍耐のほど。
よろしく、お願い申す。』
事情を詳しくしらない者、たとえば私などが、聞いても
わからない事が多々あるが、地上の本人は、それなりに納得が
いったのだろうか。
赤字で書いた部分の真相は、犯す(強姦)という方法手段であったことを
申し上げておく。
Z子さんが、最後まで口ごもり、私の存在を気にしながらこの時間
を共有されたつらさを、今にして深く思い知るのである。
血が薄くては、清算が出来にくい、血が濃いからこそ・・・
という霊界の言いかたは、いとこ同士の結婚を意味しています。
Z子さんにとっては、結婚の方法手段、そして血の濃さが、一番
気になるところだったはずです。世間で言うところの「タブー」
を、いくつもおかしているわけですから。
帰る折、Z子さんの微笑んだ顔が、印象的でした。
心から笑い、深々とお辞儀をされたことで、その胸の内を
語っておられました。
この記録も、実相をあばくというのではなく、霊界のありようの
一つをまた、学んだという意味で、生かしていただけたと思って
います。
その忍耐、苦渋を土台となして、必ずや開花させる血族
となるための、通過期間なり。
そもじに何の責任あるわけでなけれども、そもじが、嫁ぎし
血統を立て直す宿命ありて、そこもとが嫁ぎし血統が呼びし
婚姻なれば、ただただ耐えて、愚かしき者、足りなき者なり
とも、そこもとが支えゆかずばなるまい。
そこもとが忍耐し、苦しみを積み上げた分、そこもとが分身から
繁栄は始まる。
子のために犠牲になる親が立場は、何の苦労も忍耐もいとわぬ
思いとなるはずである。
わらわが半生を、つまびらかにする時期は、ざんじ余裕をいただき
たい。
すべて、そもじの思い悩み、かかずらわりは、わらわがなせし事
なれば、まことに申し訳なき仕儀なれども、この世とあの世との
接触する方法手段は、こういう仕儀となり申す。
そこもとから血統を正しめる出発を、願い申し上げる。
方法手段はあれども、まずは耐え忍ぶ出発をなさねばなるまい。
そこもとが礎(いしずえ)となり、分身の平安、幸福を願う、
そういう動きを願いいたし、わらわはそのほうと共にありて、
微力ながらその方を守る。』
Z子「生活する事は、三人で?四人で?」
守護『基本的にはむずかしき事なれど、もとに修復した形をもって、再出発
するが、理想なり。
まさしくそこもとの娘であれば、どこかで修復するような接点を持た
ねば、そこもとと同じような路程を通過してゆかねばならぬ。
母親として、そこもとが苦労せし道を、自分が娘に蒸し返すような
苦労をさせるは、おろかしき事と思わず、極力出来るならば、そこもとが
忍耐する中において、つれあいまた、そこもとが子らとの和を、
その和は、そこもとの忍耐が子らの益となる。
つれあいが霊界が、伏してそこもとの婚姻を求めたものであり、
婚姻の出発の方法手段が、どういう形であらわれようと、そこもとを
引き込みたかった相手が血統の霊界の技である。
耐えることが勝利である。耐える事が、繁栄である。
よきよく、よくよくそこもとが、本心に叩き込みおく思い、忍耐である。
わらわがそこもとに、血の涙を流しても、訴えかけたきこと、多々あるも
ただ今は、そこもとの忍耐によって、突き崩すべきカベを通過せし段階に
おいて、是非ともまたまみえたく、まみえて、わらわが胸の内を吐露して
おきたし。
血統、血族の血すじの乱脈も、わらわの怨みという一点から、出発したもの
なれば、必ずこの後に変革せねばならない、一族の宿命である。
悲観、卑下することは、一点もなし。
この行動において、そこもと一族が反映は、約束される。
わらわも全霊かけて、そこもとが協助者とならん。
よくよく願いあげ申しあげる。
忍耐である。お願い申し上げる。』
Z子「あなたは、どなたですか?」
守護『再度、あいまみえる時に、氏、素性は申し上げる。』
Z子「いくつで、亡くなられましたか?」
守護『はて?二十歳(はたち)を一つ、二つ。
子はなし。婚姻もなし。』
Z子「どのような霊界に、いらっしゃいますか?」
守護『今は、四~五名の従者と共にある。
そう不自由はなし。』
Z子「生前の信仰は?」
守護『信じるものも、その時には失せた。その時点においては、神も
仏もなかった。』
Z子「お名前は、教えてくださいませんか?」
守護『教える事は、今は出来ぬ。
必ずまみえたし。よろしく、忍耐のほど。
よろしく、お願い申す。』
事情を詳しくしらない者、たとえば私などが、聞いても
わからない事が多々あるが、地上の本人は、それなりに納得が
いったのだろうか。
赤字で書いた部分の真相は、犯す(強姦)という方法手段であったことを
申し上げておく。
Z子さんが、最後まで口ごもり、私の存在を気にしながらこの時間
を共有されたつらさを、今にして深く思い知るのである。
血が薄くては、清算が出来にくい、血が濃いからこそ・・・
という霊界の言いかたは、いとこ同士の結婚を意味しています。
Z子さんにとっては、結婚の方法手段、そして血の濃さが、一番
気になるところだったはずです。世間で言うところの「タブー」
を、いくつもおかしているわけですから。
帰る折、Z子さんの微笑んだ顔が、印象的でした。
心から笑い、深々とお辞儀をされたことで、その胸の内を
語っておられました。
この記録も、実相をあばくというのではなく、霊界のありようの
一つをまた、学んだという意味で、生かしていただけたと思って
います。