霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

霊感の強いあなたへ(4)-2

2011年12月26日 | 心霊現象
その「塩」を、布団といわず、体といわず、畳といわず、手当たり次第
部屋中にまき散らした。
塩はあっという間に無くなった。
しばらくすると、院長は静かになった。
救急車を呼ぶ事と、旅館に知らせることは、明朝まで待つということになった。
朝、院長は何事もなかったように、ケロッとして元気だ。
みんなのけげんそうな顔で気付いたのか、彼女は「何かあった?」・・・と。
「何も覚えてないんですか?」私がおそるおそる聞いた。

「あっ、そうだ。何か不思議な夢を見たわね」
(そうでしょ、そうでしょ。大変だったんだから)
「上からね・・・白いふわふわした、羽のような、雪のような物がね、降ってきて、
 わたしを包み込むの。もう、気持ちがね、すごーくよくなってね、そのまま
すーと、眠ったみたい。あれは、何だったの?
それにしても、このざらざらした物は、何?砂?どうして・・」
(塩ですよ)
「あれ、塩みたい。何でこんなに塩だらけなの?」

私が代表して、昨夜の事を話すと、院長は全く覚えていない。
他の職員はとみると、「全く、いい迷惑だよ」と、口には出さないが、寝不足の目を
こすっている。

そうか、白い雪のような、羽のような気持ちのいい物か。
院長はそのように「表現」したまでだが、他の状況で、同じようにこの「塩」を
使った時、その人はどう表現するかは、わからない。
とにかく「塩」は何かを清めたのだ。
「気持ちのいい物」で、よかったと思っている。

宗教者はどの宗派であれ、多少の差こそあれ、各々の教えにのっとって念じ、
あるいは祈って、その塩に霊的な力を与えて、いわゆる「魔界」を清めているのだろう。
自分の霊力で、その塩がどれだけ威力(魔界を清める威力)を発揮するかは、
確かに、霊能者としての決定的な内容を示すことになる。


「霊感の強いあなた」へ贈る言葉は。
あなたのまわりの「雑霊」(魔界)を「あなたの塩」で清めてみてください。
今すぐ、あなたが、まくのです。
さあ、いろんな霊が寄ってきて、困るという方、台所にある「塩」を一つかみ持ち、
全霊をかけて念じ、それで、勝負をしてみてください。
その結果が、その塩を通してみた、あなたの「正しい霊力」の判断基準となるでしょう。
その「塩」が、あなたの力(今の)を教えてくれるでしょう。

その時の注意を一つ。
念じた塩は、もとに戻さず、(調味料にしたり、口に入れたりはしない)きれいな物は
紙に包むかして、身につけるか、カバンに入れて、お守りにしてください。
下などに落ちた塩は、きれいに集めて、捨ててください。水に流してもいいようです。


あなたの霊力が、魔界をも清めるくらいになる日が来ますよう、祈っています。

 

霊感の強いあなたへ  (4)-1

2011年12月26日 | 心霊現象
久しぶりに、書きます。
一丁目、四番地ですよね。(間違っていたらごめんなさい)
今日は、「塩」の威力についてです。


塩を「清め」に使う文化は、日本だけかと思ったら、そうでもない
みたいですね。
でも、日本で何と多いこと。
思い出されるだけでも、これだけありますよ。
まず、「相撲」の取組前のあの、すごい量の塩。なんであんなにまくんですかね。
清めてるんですね。けがをしないようにとか、邪念がわかないようにとか、とにかく
相撲じたいが、「神」に奉納するものでしたから、あたりまえといえば、あたりまえでしょう。

さらに、私たちの身近なところでは、葬式の後の「お清め」として使う塩。
まるで、おまじないだと思っている人も多いんじゃないですか?
親が教えないと、意味がわからないまま、子供は育ってしまうでしょう。

他にありますか?
そう、商売をやっている人が、玄関に盛っておく白い物、あれ、塩なんですよ。
特に水商売に多いです。正面玄関に小高く盛っています。(何を清めるんですかね。
それとも、商売繁盛のしるしなんでしょうか?)

さてさて、日本はどうしてこんなに「塩」が好きなんでしょう。
海に囲まれて、塩に恵まれていることもあるでしょうが、それだけじゃない
もっと霊的な意味があります。
そして、その塩って、本当に、効き目(効果)はあるの?
と、お思いでしょう。
ここで、一つ、私の体験談をお話いたします。
私に使ったのではなく、ある場面(霊的場面)で使ったときの現象です。



ある会社で院長はじめ、参加できる職員で一泊旅行に出かけた時でした。
(ペリリュー島の会社ではないですよ)
私は、院長と同じ部屋で、あと一人の職員もいた。
若くはない院長の希望で、和室になった。
旅館内もすっかり人の姿がみえず、寝静まった丁度0時か、1時ころだった。
院長のうなり声とも、つぶやき声ともつかない声が、聞こえてくる。
「どうかしましたか?」
私は声をかけながら、ここで具合が悪くなったらまずいことに・・・と内心、あわてた。
楽しいはずの旅行が、台無しになるかも・・・だ。

この「学院」は、由緒あるつながりを持つ。何と?
明治天皇とだ。
しかし、それは馬だった。天皇の名馬「金華号」の遺骨が埋葬してある土地を
抱えるようにして、学院が建っている。
それが、院長の自慢の一つでもあった。
院長は女だ。ご主人の死後、奥さんが継いだというかっこうだ。
さて、その院長の声がはっきりと、男の声に変わり、がばっと、布団の上に身を起こし、
いきなり立ち上がると・・・
「見よ!この行く手を!」と、天井を指さし、片手を腰にかまえて、何かをわめき
はじめた。言っていることがさっぱりわからない。
もう一人の同室の女性は、院長が気が狂ったとばかりに、隣の部屋に走った。
「ねえ、救急車を呼びましょうよ。旅館の主人も起こさないと・・・」

そうだ、普通ならあわてふためいて、そうする。
だが、私もすこーしは、霊の事は信じ始めた矢先だったから、「待て」と合図して、
院長に向かって一言二言何かを、言ったのを覚えている。
返事はない。叫び続けている。
そのうち、私は、院長に手を触れて、「疲れるから、」とか何とか言ったようだ。
その時だ、ものすごい力で突き飛ばされ、部屋の隅へ、吹っ飛んだ。
他の男性職員もきて、同じように試みたが、力およばず、部屋にころがった。

その状況をみて、私はとっさに旅行カバンから、「塩」を取り出した。
霊能者K氏からもらった塩だ。



<次へつづく>