霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

霊界からみた「合同結婚式」   4

2011年12月23日 | 心霊現象
H子「わたしをとおして、どういうふうにしてほしいのでしょうか?」

守護『先程も語ったように、こうしろ、ああしろという現象面ではなく、
   あなたが肉体的にも、人格をもっと高める分、わらわも」高まれる。
   ただ一つ、あなたを通して、ハライソへ近づく道と思えるから、あなたの
   存在にすがっているという事です。』

H子「文 鮮明氏をど存じですか?」

守護『・・・?どういうお方?』

H子「再臨の主として、認められている方です」

守護『それをあなたは信仰しているわけですね。』

H子「はい。その方の紹介で韓氏との婚姻が、ととのったような
   わけで、それを【祝福】とよんでいますが、それを通して、あなたは
   今どのような、前と違う霊界におられると思いますが・・
   どうですか?」

守護【わらわには、そのところは、ちとわかりかねる。』

H子「おられるところは、変わらないですか?」

守護『うーん、そこに従者も三、四名ほどは、一緒にくらしおるが、
   わらわの認識の足らんところであろうが、ちとわかりかねる。
   もし、そなたが信仰する世界があるならば、わらわを意識する中で
   教えを乞うてみる事も、方策かもしれん。
   とにかく、良き交流がこの後も出来ますよう、願います。』


一回きりの出会いであったが、その後彼女がどうしたかは、知らない。
多分に、後ろの方、つまり守護霊の生前の様相が影響をしている事も
うかがわれた。天法にのっとるも、あえて逆らうも、神は見捨てないと
言い切る守護霊はたのもしい?
しかし、やはり、自分で選んだ道は、自分で責任をとるのだ。




ここにご紹介したわずかな事例と、他に紹介出来なかった数多い事例を
私が知る限りにおいて、すくなくとも「合同結婚」は、霊界の認めるところで
あるといえる。
「統一協会」あるいは「合同結婚」を、私ごときが云々言えるものではない。
しかし、合同結婚は、地上の人々が知りえない何かの「秘密」を、是認せざる
をえない内容で、霊界がまず認めているのである。


因縁を解いて、我々を救ってくれ!というのが先祖の霊、とりわけ守護霊の
主たる願いである。
いずれにしても、これほどまでにこだわり続ける守護霊達の「霊界解放」は
個人から氏族血統圏に至るまで、綿々と続き、いつ果てるともなく叫ばれつづけ、
願われていくことである。
霊界、とりわけ守護霊の語る内容からみた場合において、婚姻はこのうえない
霊界解放の糸口であり、「合同結婚」もまた、まさしく霊界が今にして願う
先祖の霊界解放そのものであったといえる。

霊界からみた「合同結婚式」  3

2011年12月23日 | 心霊現象
<事例その二> 高山右近の娘

合同結婚で韓国人が相手となった日本女性H子さんが、霊能者氏を
訪ねられたのは、結婚式の後、まもなくのことである。
その相手「韓氏」と、どうしても心がなじまず、反発し、今後
一緒に生活する事など、考えられないという。しかし、信仰的から
いえば、自分を抑え、「否定」して、何とかうまくやっていかなければ
ならないのだが・・・。
やはりわいて出てくる自分の感情は、否定しても、否定しても、際限なく
わいてくるものがある。
これ以上心が闘えば、分裂か、狂うしかない。
もしあるとしたら、霊界のしがらみ、つまり霊的背景(因縁)をみてもらおう・・・
ということで、最後の手段として、守護霊降霊を切望されたのである。


K氏は、彼女にあうなり『藤原系ですね。S家は、もとは須田なのです。
あなたのうしろは、高山右近に関係した人で、金沢で栄えています。
結婚されてるようです。クリスチャンで、非常に耐えた人で、うらみが、えーと、
怨念じゃあなくて、恨みのほうがある人です。
信長、秀吉、家康の時代を生きた人のようですね』と、前置きをした。
さて、その守護霊は何と答えるか。
全てを知っていたであろう守護霊は、開口一番に言った。

守護『お答申し上げます。』

H子「今、わたしが一番悩んでいること、【韓氏】とメシアの祝福をうけたのですが、
なぜ、この人なのか、その原因を教えてください。」

守護『いろいろてん末はございましょうが、わらわも二度嫁しております。
   信仰とは【忍耐】なのです。忍耐あって慈愛なのです。
   天法に則すも信仰なれば、天法にあえて逆らうも信仰なのです。
   おのれの覚悟と、決断において全うすべきも信仰なのです。
   眼前にある婚姻も、すべからくおのれが信仰に基づいての決断です。
   どのような状況に陥ろうとも、必ず神は見捨てません。
   ただし、その決断においての苦しみ、すべからくその結果は、おのれが
   背負わねばなりません。
   そなたには、誠にわらわの現世での心残しを託したる事、またそれが苦しみ
   困難を与えたる事、誠に申し訳なく思うが、間違いなく脈々と血統は受け継が
   れるゆえ、許されよ。
   だれしも、願う場所へ生まれてくるわけではなければ、許されよ。
   わらわを多少でも意識してもらえるその時点からは、苦しみも分かち合える。
   そういうわらわとして守護まいらせる。お願い申し上げる。』

H子「お名前は?」

守護『れん、と申す』

H子「何れんさんですか・」

守護『(しばらく間をおいて)・・・わらわは、高山右近の二女です。
   ゆえあって、【須田家】に養女となりました。
   是非、接点をもってより多くあなたに語っていかなければならない
   事もあります。
   性急に、全てをあからさまに開示しても、受けきれるものではありませんゆえ、
   よい機会があれば、接点を多くもちてゆきたいと思います。
   ただもう一度、これだけは申し述べておきます。
   信仰は慈愛でなく、忍耐です。天法にさしさわるような事はあろうとも、神は
   決して見捨てません。』

H子「わたしの幼年時代の家庭内での孤独感とは、つながりがあるのでしょうか。
   登校拒否もしたりして・・・」

守護『さまざまないきさつはあろうにしても、そなたにそういった寂模なる思いを
   与えるも、わらわがつきし作用である事は、間違いなし。』

H子「その事をとおして、何をわかってほしかったんですか?」

守護『決して深き意味において、一つ一つの事象における際の、わらわの存在を、
   意識してもらえるような今までの作用であり、現象なのです。
   ただすべからく、今の時点においては、わらわを意識してもらう事によって、
   わらわを使ってもらう事によって、あなたの肉体を通して、肉体をもったあなたと
   霊的なわらわの切磋琢磨によって、心の安寧という、救われるという、
   そういう境地へ踏み込まんがため。』

H子「わたしの家庭で、父と弟の関係が・・・」

守護『出来れば、あなたがなすべき事でしょう。話が前後するようですが、
   あなたの足元がぐらついている状況において、今の婚姻も、むずかしい状況なのです。

   わらわも一家離散のような歴史の背景です。それでも、親子の情、兄弟の情
   そういうものは、逆に強かったわけです。
   どうぞあなたの知恵で、涙してみてください。
   わらわも後ろにて、働きかける作用を、全霊かけてなしたいと思います。』

H子「はいわかりました。
   では、【韓氏】の先祖とS家の先祖の関係は、何なのでしょうか?」

守護『これは、霊と霊との闘いなのです。霊的な闘いなのです。
   お互いの血統同士は、殺し殺されても、袖すりあうような戦場のことゆえ
   お互いにおいては、意識はありません。ただ因縁は、殺し殺される因縁です。』

H子「それは、須田家が朝鮮出兵に行っているという事ですか?
   そして、韓氏の先祖を多く殺しているという事ですか?」

守護『まさしく、殺人という因縁。他の深き因縁は、当然ありません。』

H子「あなたは、父の高山右近がルソンに行かれたとき、一緒に行っていますか?」

守護『(かぶりをふる)』

H子「結婚していますか?」

守護『(うなずく)』

H子「幸せな結婚でしたか?」

守護『うーん、それは・・・不幸せか、幸せかということにおいては、表面をみれば、破たんと
   なったることなれば、不幸せということなのでしょうが、やはりいろいろその
   一族、氏族のしがらみという事もありますので・・・』

H子「破たんは、離縁ということですか?子供はいたのですか?」

守護『二度目の時、もうけました。』

H子「二度嫁がれたのですか?その破たんは、氏族関係のしがらみで、
   破たんしたのですか?」

守護『はい。』

H子「信仰がらみとか・・・」

守護『(うなずく)すべからく、含んだものです。』

H子「あなたさまは、どのような最期だったのですか?」

守護『わらわはその後は、平穏なものであったと思える。』

H子『生涯、キリシタンとしておくられたのですか?」

守護『はい。』

H子「天寿を全うされたのですか?」

守護『はい。』  



<次へつづく>
   



霊界からみた「合同結婚式」   2

2011年12月23日 | 心霊現象
主人「あなたさまのお名前は?」

守護『いわずもがな。南部家が始祖。
   はっきり名乗る上においては【てる】をも同動せよ。
   まずは、わが南部家においては、いかんせん、謀反(むほん)裏切り。
   余は、その裏切りに対して腐心してきた。
   いかに、戦国の世のしくみとはいえ、あまりにも南部家は、裏切られ
   ながらきた家系である。
   特に、八戸の裏切りはいたかった。
   が、皮肉なものの言い回しではあるが、裏切りに耐えるというか、
   ・・・・(聞き取れず)に申せば慣れてしまったかな・・・。
   ただ今は、裏切りも許せる。許せるようになってまいった。
   ただもう一度、【てる】を同動したうえで、【てる】と余との間柄を
   証し、改めてそのほうたちにたのみまいらせることあり。
   まったきそのほうの心根、心底には、深く頭が下がるよ。

   漠然として、もってまわったような言い方ではあるが、ゆっくり事細かに
   【てる】とのかかわり、改めて、余が腹を切らねばなやなかったいきさつ、
   一部始終をもって、共に、共に・・・。
   やはり、わからず修行させられてはいるが、救われるというか、心なごむ
   ものが、おぼろげながらつかめてまいってはおる。
   しかし時として、信仰もやはり、もののふの道と相通ずるところがあり、
   決断であり、英智であり、いのちを全うしても貫かねばならぬ道であること。
   にょしょう(女性)とは違う。耐えざることも、耐えねばならぬ。
   腹におさめておかねばならん。
   すべて吐き出すことによって、受け止められるという立場のものには女性は
   あらず。すべて腹におさめて、女性に語ってよいものを小出し、小出しに、
   忍耐、寛容、最終はいさぎよく、すすむことである。
   いたく感謝まいらせる。すべて、すべて明らかにお話申すゆえ、【てる】と
   ともに、・・・。
   余の守れる範囲以内で、全身全霊をもって、そのほうを守るであろう。
   余も高めてくれるよう、お願い申す。(深々と礼をする)』


【てる】さん、つまり婦人を同行してから、全てを話すという主人の守護霊の
言葉からいえば、「カギ」は、【てるさん】が握っていることになる。
後日、健康を害していた婦人の体調を見ての、守護霊降霊となった。
地上のご本人におまかせした。
最初は自害の様子、つまり懐剣を抜くところから、のどを突くところまでを再現。
その後、再びの降霊となる。 


婦人「私の守護霊ですか?」

守護『ようまいられた。そもじには、感謝たてまつる。』

婦人「お名前は?」

守護『てる、じゃ』

婦人「みょうじは?」

守護『氏は津軽じゃ。
   わけもわからぬわらわではあるが、非常にわらわには、分不相応な霊界であるな。
   わらわ本人の努力とも思えぬが、何かわからぬ力によって、わらわより先に
   霊界にて修行する者よりも、先を歩まされておる。
   どういうことなのか、不思議と死ぬときの恨みがはれておるの。』

婦人「どうして死ななければ、ならなかったのですか?」

守護『(泣く)』

婦人「思い出すとつらいのですか?」

守護『今は、語りとうない。・・・本当にわらわがそもじに深く感謝する。
   本当に感謝する。よう、まいられた。』

婦人「結婚したことは、知っていますか?」

守護『知っている』

婦人「神様が決めましたがご存じですか?」

守護『よう存じておる。それゆえ、わらわは感謝している。感謝しておる。』

婦人「わたしは、すばらしい方に指導を受けております(文 鮮明氏のこと)」

守護『それが、わらわには何であるのか明確につかむところまで、きておらぬ。
   ただ、わらわの前に、金色なる光はある。ただそれが、神々しく感ぜられる』

婦人「てるさんは、信仰をもっておられたのですか?」

守護『ん・・・、それも一つ、わらわの死に急ぐ【もとい】となってしまったが、
   わらわはまったき、そもじがこの世に生をうけるとともに、そなたについた。』

婦人「どうして、私を選んだのですか?六人他にいるのに・・・」

守護『それは、わらわ自身が決めているようで、またわからぬ部分からの指導もある。
   わらわの霊界の立場では、しくみが全くわからない』

婦人「おいくつで、亡くなったのですか?」

守護『十九であったかの・・・。』

婦人「そんなに若く・・・」

守護『うん。』

婦人「結婚はしていたのですか?」

守護『(泣く)』

守護霊はただ泣くのみで、ここで中止する。降霊は後日となった。
霊能者K氏が言うには、「これ」が、つまり婚姻が死(自害)の原因と思われる
そうである。

その後、この二人には、女の子が生まれ、新しく家庭づくりをされる中で、婦人は
健康を取り戻し、ご主人も個人で新たな仕事を始められたと伺っている。
婦人の守護霊【てるさん】が語る「光の中にひき出され、先に霊界入りをして、
修行されている方々をさしおいて、上に引き上げられた」という現象は、何を物語って
いるのだろうか。
その事を【てるさん】は、驚きとともに地上に感謝しているのである。
「神様が決めた結婚」を守護霊は知っている。
それを納得ずくで感謝する霊界のある事を我々は知らされたのである。

次の事例は、韓国の男性と結婚が決まった日本の女性の「悩み」の内容です。


<次へつづく>

霊界からみた「合同結婚式」

2011年12月23日 | 心霊現象
「統一協会」といえば、「合同結婚式」。
「合同結婚式」といえば「統一協会」と、誰もが知るように
なったのが、桜田淳子や山崎浩子、バドミントンの女王等々が、
「合同結婚式」に出席し、連日連夜マスコミ、特にTVでの報道が
ピークに達した年からであろうか。

人々は、その何たるかを知らず、ただ教祖の決めた相手を一生の
伴侶として、無条件に受け入れる宗教団体の、正体不明の不気味さと、
本当に彼らが幸せになるのか、そのなりゆきを面白半分に見届けようと
する興味本意から、マスコミもしばらくの間、その「結婚」のなりゆきと
ゆくえを追っかけまわした。

その中には、何のために結婚が成立したのかとか、あるいはまた、彼らは
何の因縁でそれを納得づくで受け入れているかとか等の、本質的な内容を
見届けようとするものは、誰もいなかった。
そして今、お祭り騒ぎのような毎日だった「合同結婚」の報道もなりをひそめ、
ひっそりとして、どこのTV局もその後の彼らを追うことは無い。

そんな頃になって、「合同結婚」をうけた人々の中で、一人また一人と、霊能者
K氏を訪ねてくる人が増えてきた。
その理由は、「結婚」の因縁解きをしてほしいというのである。
その後の彼らは、決していわゆる「しあわせ」ではなかった。
ある人は病気であり、ある人はノイローゼであり、ある人は夫婦の間が不仲であり、
ある人は子供に問題があった。
なぜ「メシア」のあたえた結婚がこうなのか・・・、幸せを求めた出発がなぜ今こう
して不幸なのか・・・。
解けない謎を彼らは、「結婚の過去性」、つまり過去の因縁を知ることによって
解明しようとした。
信者の中には「幸福」と「天国」を手に入れる保障を得たとして、『祝福家庭に
因縁があってたまるか!』とうそぶく人もいる。
しかし、事実はどうなのであろうか・・・。

次に事例をご紹介するが、霊界から見る限り「合同結婚」もまさしく因縁そのもの
であり、歴史の再現のなかでしくまれた「霊界のしくみ」であった。
が、「何か」違うものが見え隠れする。
それは、皆さまが、探し出してくださる事を願う。


<事例その一>

彼らのいう「祝福」後、婦人は病気がちになったところから端を発しているが、
「み旨」と称する彼らの活動で、婦人の健康がだんだん損なわれ、寝たり起きたりの
日々が続く頃、団体生活をしていたこともあって、夫婦への風当たが強くなっていった。
居場所を求めて、転々とする中で、内心におこる疑い(不信)の思いをどのように
整理したらよいのか・・・、不信と迷いの中で、K氏に相談をもちかけたのである。
K氏はじっと話を聞いた後、即日、守護霊降霊となった。
守護霊の問いかけはご本人からやってもらう事にした。
当日は、ご主人が一人でみえたため、婦人は後日となった。


<次へつづく>