霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

「死について語る会」5回目のご案内

2017年10月17日 | 心霊現象
早いものですね。
今年最後の、「会のご案内」をすることになりました。



     日 時   12月10日(日)
           午前10時~12時

     場所    練馬区役所会議室 19階「1905室」

     会費    無料

     (なお、前もってのご連絡はいりません)




連絡事項は、以上です。

さて、わたくし事でございます。
先般お話いたしました「わたくしの認知症検査」のこと。
結果から申し上げれば、「何事も心配することなし」。
医師の「お墨付き」を頂いて帰ってまいりました。
今思えば、何と人騒がせな、と思わないこともないが、結果良ければ全てよし。

金曜日、それも一日待っても今度こそみてもらう!・・・。
私の強い意志が「その日」を決め、一日中の予定を組んで病院に向かいました。
1回目は、電話で先生(医師)が「11じ45分に来ればいいと思うから」と、わざわざじかんをかけなくてすむようにと教えてくれたとうりに行ったら、当日は今までにない混みようで2時間待ちはあたりまえ、いつ終わるか判断が出来ないというありさま。
外来最後に行けば、すぐに呼ばれて昼すぎには帰ってこられると思った私も悪かった。
その日は丁度「夜勤」がはいっていて、一端帰って昼を食べ、少しの仮眠をとってから職場に行けると思っていた。
が、とてもとてもメドがつかない。
理由を告げて途中で帰ってきました。
次の金曜日、休みの日は?・・・と、やっと探してとうとう13日に決定し、何が何でも今日こそはと、雨の中電車にのって、歩いて、待って、ようやく結果が出た。・・・、とまあこういうわけです。

先生は女性。小柄な私よりはもっと若い医師でした。
メガネの向こうで、目が笑っていた。
私はその瞬間、全ての心が晴れましたね~。
医者の笑顔に勝る特効薬は、ありません。
「結果は、どう出ても私は誰も恨まない」
全てを感謝して受ける、と決意して過ごした数日間は、ウソではない。
しかし、その笑顔が物語る「結果」に、わたしはどれだけ救われ、感謝したか。
胸に刺さった刃が、音もなくポロット抜けたのを私は感じていた。

結果がどうでも「診断書がいるんですね?」と聞かれて、私は是非にと強く頼んだ。
大体のいきさつをご存じの先生は、決意のほどがただものではないと再確認したのだろう、「よーくわかりました」とパソコンを開けて診断書の内容を打ち込みはじめた。
なるほど、今は、なんと変わったことか。
昔医者は、太い万年筆を取り出すと、おもむろに「診断書」という用紙に自分の直筆で書き、名前を書き入れ、最後には病院の印を押してくれたものだった。
だから「診断書」は高い。最低でも5000円は取られたものだった。

ま、いくらでもいいが、私には1通では足りない事情があった。

それはね、・・・。
その2~3日前。
同僚がね、上役に辞表をだした。
そしたらね、いきなり目の前で封筒ごと破り捨てた。
知らない人が見ていたら、きっと信頼されて、大事にされて、「辞めないで?!」という意思表示だろうと思うだろう。
しかし違う。その反対の事情から涙の退職を「同僚」はえらんだのだ。

中身を見もしないで、もし破られたら・・・。
私はまた病院に行って、再び時間と金を使って「診断書」を手にしなければならない。
よって、私は2通は必要だった。
その事情と、上役の態度を医師に伝えると、「大変ね」と言いながら、パソコンから2通プリントして
脇にいた看護婦さん(ふるくて、すみません)に「1通は病院の封筒にいれ封印をしてね。あとの1通は受付でこの方に直に渡すように手配してください」と申しつけた。
そして私の方を見て、「これでいいんですね」と念をおした。
ありがとうございます。(完璧です、あなたは)・・・心の中で言いながら深くおじぎをした。

最後に私を見送りながら、先生の言った言葉が胸に残った。


「島田さん。がんばってくださいね。年齢を考えながら無理をしないでくださいね。
 思うんですが、これってパワハラ以外のなにものでもない。
 今度は、この上司のMRIをみてみたいですね~。
 職場に限らずストレスは、全てかわしてください。まともに受けて体をこわさないように願います。
 もしそれができない場合は、逃げましょう。まともに受けて、何もいいことはないし、褒められるこ とでもありません。
 昔から言うではありませんか。逃げるがかち(勝)ってね」


そしてその「診断書」を、昨日上司に渡して帰ってきました。
中身を見ずに上司はこう聞いた「どうだった?」と。

私は満願の笑みをうかべて「おかげさまで健康そのものでした。
このチャンスを与えて頂いたことに、むしろ感謝いたします」・・・と。

そう言って私はその上司をハグした。(おっと念のため、上司は女性であります)


今思えば難儀な試験でもあった。
ことによれば、このわたしとて怨みの心に負けて「わら人形」くらい五寸くぎで打つかもしれない。
セクハラを世間に表明するかもしれない。
同僚にネタをばらまいて、会社を混乱させるかもしれない。

この心模様をみれば、何とでも答えはえらべる。
古くなった台詞だが、「私のテーブルにはいくつもの選択肢」がある。
いや、その時は、たしかに「あった」。
しかし、このように終われて、よかったと思っている。

「認知症」が確かだったらどうしたか?
もしあなたが聞いたら、私は間違いなく「こう」答えよう。

認知症が分かって、ほんとうによかった。あなたは私の命の恩人だ・・・、と。
またちがう意味で上司にハグをしただろう。



私の脳の輪切り、つまりMRIのフイルムは、かの「医師」のところに置かれている。
「いつでもお出でなさい」と言われ、また「いつでも来るつもりです」と答えているから・・・。




パソコンの向こうで祈ってくださった「あなた」に、心から感謝しています。

いよいよ、今年も残り少なくなっていきます。
みなさまも、おっとわたしも、だんだん死に近づいています。
どんなお話をしているのか、たまには「会」を覗きにいらっしゃいませ~。
お風邪などめしませぬよう・・・。
 


   

1 コメント

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Unknown (琥珀)
2017-11-03 18:09:30
霊能者kさま。お亡くなりでしたか。もう一度お会いしたく、連絡を差し上げるつもりでした。

kさまとご縁のあった昭和の文豪三島由紀夫さまのご親戚(お顔が三島由紀夫さまに酷似)と奇なるご縁で京都市内でお目にかかりました。今年、7月末でございました。まことに不思議な出会いでした。kさまのお噂も出ました。kさまにご報告をと思っておりましたのに。残念でございます。

私の守護霊さまについて、まだ伺っていないことがございました。kさまには、「また今度ね」といわれておりました。おなまえだけ伺い、その方々の出自の詳細についてはもう永遠の謎に。出雲出身で大社に身を置いていたとのみ。

残念無念でございます。
島田さまのこれよりのご活躍を期待いたしております。
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