ひとりごつ

ラヴ・ピース・フリーダム

米ドル・元・ルーブル

2009-10-15 15:23:59 | メモ
今日は思いつきで仕事先のパソコンのデスクトップの壁紙を「五省」にしました。

五省とは昭和7年に大日本帝国海軍が採用した一日の反省なんですけど。

昭和四十年代には米海軍学校へも英訳されて教育に使われているとか。

中身は
・至誠に悖るなかりしか
・言行に恥づるなかりしか
・気力に缺くるなかりしか
・努力に憾みなかりしか
・不精に亘るなかりしか

これらを一日の終わりに思い返すことで日々を大事にしていこうと思います。


さて、チャイナとロシアがいくつかの貿易の契約を結んだとゆうニュース。
http://online.wsj.com/article/SB125542273198682053.html

何十億ドルもの契約ですが、肝心のロシアのガスをチャイナにとゆう風にはいかなかったようです。

それより注目したいのは、この契約を巡って話し合われたことの一つに米ドルでなく元・ルーブルでの取引があること。

中露間の元・ルーブルでの取引はすでに小規模ながら始まっていますが、未だに貿易業者は米ドルでの取引を好んでいるとのこと。

とゆうのも元は自由に取引されておらずチャイナ以外のモノが買えるのかと心配されているし、ルーブルは今までの価値の上下動の激しさや石油など主に米ドルで取引される財に依存するロシア経済などから脆弱さを心配されているし。

新聞によれば多くの経済学者が米ドルが基軸通貨から転落し元・ルーブルがその座に取って代わるのにはまだまだ時間がかかるだろうと予想しています。

確かに米ドルが近く紙切れになると予想している人も少なからずいるようですが、代替がない今基軸通貨としての米ドルはしばらく延命するんじゃないでしょうか。

他に信頼できる通貨も今は見当たらないし。だから米ドルが落ちる分金や原油価格がどんどん上がっていくんだろけど。

もちろん円とユーロも上がってますが、いくら元やルーブルよりも堅い通貨とはいっても基軸通貨候補として世界規模でみたらやっぱ米ドルより全然見劣りします。


そしてもう一個、外国の中央銀行が米国債を大量に買ってるようです。

FRの発表によるとなんと今月7日までの五週間で485.5億ドルもの米国債が買われたとか。

外国人の場合、今みたく米ドルが弱くなっていれば現地通貨に替えたときにリターンが食われちゃうのでどうゆう理由なんかな。

興味があるんですけどちょっと余裕がなくて調べてません…。

ティンパノゴス山の洞窟

2009-10-12 14:48:17 | おでかけの話
日本人の友人と三人でティンパノゴス山の洞窟に行ってきました!

プロボからティンパノゴス山まで大体車で三十分くらい。

公有の公園みたいなとこで広い敷地自体への入場料六ドル。

そして洞窟への入場料が七ドル。

一時間もしないハイクをして入り口に。

ここに写ってるガイドさんが子供に優しいし、いろんなものの解説が哲学的で凄くよかったです。話長かったけど。


洞窟の中にはいろんな自然の芸術品がありました。

ちょっと形のやらしいこんなのやあんなのや。



この洞窟は保存状態や中に存在してるもの(ツララみたいのとか)がレアだったりしてなかなかの洞窟らしい。

あんま洞窟のことわかんないおれとしてはホントただの穴だったんですけどね。

それでも冒険心みたいのをくすぐられました、楽しかった。

ちなみに洞窟内では壁に触ったりしちゃダメでした。とゆうのも触るだけで洞窟が相当ダメージ受けちゃうらしく。


洞窟外の風景もよかったですね、やっぱバ○と煙は高いところが好きってね。

谷の向こうに広がる街ってのがなんかよかったです。


そしてその後はベトナム料理屋、その名もフォープラス

やっぱ初めてのフォーなんで慣れるまで薄いスープと春雨とゆう未知の世界でしたけど結構うまかったです。



大学編入以来、プライベートでつるむ外国人がいなくなってちょっと寂しい気もするんですけど、今それ以上に日本人でキチンとやることやってる尊敬できる人たちが周りにいるのが嬉しかったりしますわ。

こっちに来てから、八割がたは調子に乗ってたおれのせいだけども、心を許せる日本人の友人ってのはなかなかできなかったし、同年代では自分もそうだけど受験だなんだから逃げて来たような、そうゆう意味での意識はあまり高くない人たちが多くてちょっと寂しかったんで。

あ、また喘ぎ声が聞こえ始めたので部屋を脱します。Oh Yeah!じゃねぇっての。

チリの駐米大使

2009-10-10 16:46:17 | 学校の話
一般教養でダンスのクラスとってます。

これはどちらかとゆうとダンスを習うとかってゆうよりアートとしてのダンスやその歴史を学んでくって感じなんですけど。

でもたまにダンスをします。

今までハワイとギリシャのダンスを踊って、そして今回はヘブライ(ユダヤ)人の。

マイムマイムとかって踊り、小学校で踊ったような。

あれってヘブライ人の踊りらしく、マイムって水って意味らしいすよ。


さて、毎週恒例の国際関係学部による他所から人を呼んでの講演。

今日はチリの駐米大使、ホセ・ゴニさん。

国連で働いたり防衛相を二年勤めるなど結構な大物のようです。

ただ英語は鳩山さんなみにヘタ○ソでした。ってもおれよりは上手いです。それにそこまで視野が広がるような話もなかったのが残念かな。


テーマは「チリ・米関係」だったんですけど、結局はチリのデータを紹介するに終始してました。

まずチリの地理から。

長さが横にするとなんと米国の西海岸から東海岸まで、縦だとカナダの上から米国の下まであるらしい。

他には数字をいっぱい。

GDPやそのper capita、あとはIMD Competitiveness、Index of Economic Freedom、Risk Score Rankingなどなど。

チリの場合どの指標も結構高めで、いくつかは日本よりも上だったり。

これで何が言えるかって言ったら正直指標自体をよく理解してないのでわからないんですけど、でもチリの経済は結構上向きみたいです。

貧困の率もここ十数年の間に40%近くから10%近くへ下がったとゆうし。

ラ米諸国では一番政治的にも安定しているようだし、これからチリはぐんぐん伸びるかも知れないですね。

このゴニさんはあと五年以内にチリが先進国の仲間入りすることだって無理じゃないともおっしゃってました。それはさすがにおおげさじゃとは思いますけど。


このチリの経済発展に寄与しているものとしてゴニさんが挙げていたのはFTA、自由貿易協定。

56ヶ国とFTAを結んでおり、中でも米国とのFTAは大きいと。

彼の講演が終わってからもコロンビアの学留学が「他のラ米諸国がFTAを米と結び成功するには?」と質問しており、ゴニさんは「米議会に米企業も勝てるとアピールするしかない」と話してましたけど。

やっぱり昨夏にコロンビアを訪れたときに友人が言ってたごとく、米とのFTAは南米諸国の貧富の差を大きくするかも知れないけどそれでも実際プラスの影響が大きいんだなと思います。

まぁそんな感じの講演でした。

あ、もう一個おもしろいなと思ったのが女性大統領バチェレさんの支持率が70%超えていること。

チリ人の友人は女の子(今は一児のママ)一人しかいないんですけど、その彼女は決断力がないしすぐ考えを変える大統領だって言ってたことがあったなぁ。懐かしい。

またアフガンの話

2009-10-09 16:18:54 | メモ
最近はテレビ・新聞でやたらアフガンでの米軍の戦略を取り扱っています。
http://online.wsj.com/article/SB125495791105571983.html
http://online.wsj.com/article/SB125504448324674693.html

マックリスタル将軍の兵力増派すべしとの主張を巡っていろいろ動きがあるようなんですけど。

まず増派に反対の人たちが理由として述べているのは大体以下。

1.増派の前にその効果などを考察する必要がある。
2.当初の戦争目的はアフガンを国際テロ組織の巣窟にしないことで、タリバンの駆逐は必要ない。
3.ヘリコプターなどの装備を考えると新たに四万人も展開するのは無理。


まず一番なんですけど。

こりゃ当然ですよね。

ただゲイツ国防長官がマックリスタル将軍をアフガンの司令官に指名したのは彼のイラクでの戦略と功績を評価したから。

そのマックリスタル将軍の戦略に必要とゆう増派をサポートできないんだったら、やっぱり彼がかわいそうと思っちゃうんですけど。


そして二番目。

米の戦争目的はアフガニスタンがテロ組織の巣になるのを防ぐためでした。まぁ第一次大戦前とかと違ってそこまで戦略的に重要な土地とも思わないし、資源もないし。

確かに今アフガニスタンをあらためて中央政府が強い国にしなんでも、軍閥は国内抗争で精一杯で国際的なテロ組織を支援してる余裕がないとのこと。

それにベトナムの例じゃないけど、取り越し苦労みたいのしたらイヤだしな。

ベトナム戦争の目的もインドシナ半島の赤化からドミノ倒しのように東南アジアが共産圏になるのを防ぐとゆうものだったけど。

結局ベトナムから撤兵してもドミノ倒しはなかったですし。

まぁもしこのまま放置したならいつかまたタリバンみたいな政権ができる可能性もあるでしょう。そして同じことを繰り返すのはくだらないと思う。


そして三番目。

確かに新たに派兵するにはやはりコストがそれなりにかかるんですね。

まず食糧とかそうゆう生活に必要なものだけでも相当かかるだろうし。

あとアフガニスタンでは道が悪いので、兵力を安全に移動するのにもヘリコプターがたくさん必要だとゆうし。


まぁそんなこんなで増派に反対してる人が結構いる感じ。

民主党員でも賛成と反対に大きくわかれているらしいし、以前にも書いたようにバイデン副大統領は少数の特殊部隊を送り込め派。

おれは個人的には増派して、そしてこれを機会に本腰入れてアフガニスタンの安定化に力を注ぐべきだと思うのですが。

はっきし言ってもう米国にはそんな余裕がないとも思いますけど。


ちなみにアフガニスタンの自前の警察・軍をちゃんと育ててはいるようです。

ただNATOのプログラムと米軍とのでキチンと整合が取れていないらしく、そこら辺が非効率を招いているようですが。

これに対して外国の軍のトレーニングマニュアルを書いてるコールドウェル将軍が監督するために派遣されるそうです。

不良債権処理ファンド始動

2009-10-07 15:04:10 | メモ
自分の取ってるクラスから豚フル感染者が出たそうです。今日判明。

気をつけましょう。


んで今日ジムの更衣室で着替えていたらどのテレビもアフガン関連でオバマのリーダーシップを疑うもの。

ヒラリーやゲイツさんのインタビューもしてたんですけど見てる時間なし…。


さて、官民が協力してのプログラムが来週から住宅ローン関連の有価証券を買えるようになります。
http://online.wsj.com/article/SB125475553527964757.html

三月に公表されたこのプログラムはPPIP(Public Private Investment Partnership)と呼ばれ、不良債権への需要を高めるのが狙い。

五つの投資機関が19億4千万ドルを集めています。

政府が共同出資したりで関わってくるので市場の雰囲気がよくなるんじゃないかとか、不良債権の処理に困っている銀行や保険会社を助けるだろうとも。


公共の機関も多くこのプログラムに出資しているみたいで、コネチカット州の年金とか、後はカリフォルニアの教師の年金とかが関心を示しているようです。

まぁ当然投資する魅力がないってゆう人も結構いるみたいなんですけど。

ってかリターンが15%くらい見込めるらしい。

ホントに金融のことはようわからんなぁ。

そうやって無理に価値を上げてもそれがもつんかな。