楽しい老後を求めて

高齢者の生き方を模索した日記風です

27.5月の暮らし(3)

2015-05-24 10:32:49 | Weblog

飛勢城址から北を望む。  4月下旬

昨日は詩吟の例会だった。7月の芸術祭発表会の稽古だ。皆真剣に本番に臨む心構えで
吟じた。私は漢詩の独吟だ。「楓橋夜泊」。好きな詩だ。吟詠会に入会を勧めていた人が来てくれた。用事があるのでと、すぐ帰ったが、雰囲気は理解できました。と言っていた。また来てくれると思う。同好の志が増えることは最大に嬉しいことだ。
学習の最後に、短歌「東海の」啄木。を習う。歌集「一握の砂」の「我を愛するの歌」の冒頭の歌だ。抒情があり、皆で気分よく吟じた。

今日の自戒の言葉。「好事不如無」碧巌録の言葉。直訳すれば。「良いことは無いにこしたことはない」となる。しかし真の語意は喜ばしいことがあっても、それに執着せず、あっさり手放し、ニュートラルな気持ちを持てと言うことである。