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☆ 村田諒太という男

2014-05-25 07:19:04 | インポート

 

「ぶらり車イス紀行」   その465 

 

☆ 村田諒太という男

 

「赤コーナーより、村田諒太選手の入場です」

 

とリングアナウンサーが声高々に呼び上げる。すると、赤コー

 

ナー奥の花道に、村田諒太選手が戦闘モードに入った神妙な顔

 

で現れる。と思いきや、村田諒太選手の顔を見ると、いくら贔

 

屓目に見ても、これからリングに上がって、ボクシングの試合

 

をする顔ではない。それなら、どんな顔かと言えば、知った顔

 

を見つけては、にやけた顔をして、手をげて挨拶をしている。

 

まるで、試合に勝った後の選手のようでもあるし、どちらかと

 

言うと、何処かへ遠足に行く子供のような嬉しそうな顔をして

 

いる。

 

 彼は、ロンドン五輪・ボクシング・ミドル級の金メダリスト

 

である。その彼もプロに転向して4戦目である。それも今まで

 

3戦は、すべてKO勝ちしている。だから、今回もKO勝ちが

 

期待されている。そんな彼なのに、余裕綽々なのか、緊張をカ

 

モフラージュしているのか、どちらか分からないが無邪気な様

 

子である。

 

ところが、そんな彼も一度ゴングが鳴れば、遠慮なく相手に

 

パンチを浴びせかける。そして、パンチを浴びせかける時にも、

 

さすが、ロンドン五輪で金メダルを獲得した筈である、相手の

 

パンチを堅くガードしている。しかし、ガードをしているとパ

 

ンチが出難いのが通例。ところが、1ラウンドからパンチを繰

 

り出している。そして、ついに6ラウンド2分35秒に右スト

 

レートで対戦相手ヘスス・ネリオ(メキシコ)をマットに沈め、

 

4試合連続KO勝利している。

 

 現在、プロボクシングには、体重別に17階級あり、彼の現

 

在のミドル級は、軽いほうから数えて13番目、重いほうから

 

数えて5番目で、もちろん体重が重い方が、パンチも重いので

 

KOの機会が高い。と言うことは、見る方は面白い。でも、現

 

在の日本人プロボクサーの世界チャンピオンは、軽量級が多い。

 

そんな中で、まだチャンピオンではないが、重いミドル級は珍

 

しい。だから、彼の今後の活躍が楽しみである。

 

                   たかし  でした。

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