「ぶらり車イス紀行」 その274<o:p></o:p>
☆ 倒れたのは『怪我の功名』<o:p></o:p>
倒れたことで、打撲の痛みだけでなく、便秘に繋がると言う新<o:p></o:p>
たな問題が出た。打撲だけなら『日にち薬』なので時間が立てば<o:p></o:p>
解決するが、便秘は、時間が経っても解決しないどころか、その<o:p></o:p>
ままにしておけば悪くなる一方である。だから、薬を使わず、便<o:p></o:p>
が出ると言うことは、どんな方法であっても、例えば、大腸と同<o:p></o:p>
じ時計回りに、ひらがなの『の』の字を描くようにお腹をさする<o:p></o:p>
などの様々なアドバイスを取り入れ、どんなに時間が係っても、<o:p></o:p>
ナリフリ構わず、実行あるのみである。<o:p></o:p>
ところが、倒れて20日ほど経っても、左腰の痛みが取れず、<o:p></o:p>
2週間と言われた『日にち薬』が一向に現れずにいた頃、鍼の先<o:p></o:p>
生から意外な言葉が出てきた。それは、倒れてから特別メニュー<o:p></o:p>
の鍼治療に変わり、左腰に痛みが出ないように気を配りながら、<o:p></o:p>
鍼治療が進められてきた。そして、いつも最後に、ベッドの端に<o:p></o:p>
座らされた。しかし、寝ている状態から起き上がって、ベッドの<o:p></o:p>
端に座る時、左腰から左脇腹に激痛が走る。この時の痛さと言っ<o:p></o:p>
たら、しばらく息が出来ないほど痛い。その痛さも時間が経つに<o:p></o:p>
つれ、次第に治まってきて、鍼治療が終わる。<o:p></o:p>
だが、この日はベッドに沿って設けてある手すりを掴んで立ち<o:p></o:p>
あがるように言われた。鍼の先生は、まだ左腰が痛いのを知って<o:p></o:p>
いる筈である。それなのにと思える言葉である。でも、いつもベ<o:p></o:p>
ッドから車イスに乗り換える時に立っているので、手すりを掴ん<o:p></o:p>
で立ってみると、思っていたよりもスムーズに立てる。しかし、<o:p></o:p>
この時、意外な言葉が飛び出してきた<o:p></o:p>
「あれ、真っ直ぐですね。今日は何も修正せずに済みます。これ<o:p></o:p>
は『怪我の功名』ですね」<o:p></o:p>
「これも『怪我の功名』ですか?」<o:p></o:p>
と言って、あまり気に掛けないでいると、翌日も同じ言葉が出て<o:p></o:p>
きたので<o:p></o:p>
「それって、どういう意味ですか?」<o:p></o:p>
と聞いてみると<o:p></o:p>
この続きは、次回のブログで……。<o:p></o:p>
たかし でした。
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