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☆ 今度は、廃棄食品が売られていた

2016-01-22 09:31:30 | 日記
「ぶらり車イス紀行」    その659
☆ 今度は、廃棄食品が売られていた


 2016年に年が変わって、心新たに新年を頑張ろうという時期に、
そんなもんどこ吹く風と、消費者を無視にして、儲けの為ならなりふり
構わず、食品を利用して悪徳な商売をする業者が、また現れた。

 食品を利用して、儲けの為ならなりふり構わずと言う話は、つい最近
聞いたような気がする。そこで、調べてみると、2013年10月に、
大阪のホテルのレストランを舞台にメニュー偽装が発覚して以来、全国
各地のホテルやレストラン、それに、百貨店の偽装に波及し、あまりに
も消費者を馬鹿にした話で、これまで信じてきたものは何だったのかと、
一時期世の中を賑わした。だけど、2年も経つと、みそぎが終わったと
思ったのか、また、とんでもない新たな偽装が明らかになった。

 今回の話は、カレーチェーンを全国展開する『CoCo(ココ)壱番
屋』が自社の工場で製造した、自社店舗で使用する冷凍ビーフカツに、
異物が混入したとして、混入したと疑われる約6万枚を、産業廃棄物業
者『ダイコー』に廃棄を依頼した。

 ところが、スーパーの棚に『ココイチの冷凍ビーフカツ』が並んでい
るのを、買い物中の女性が見つけた。それも壱番屋製と紹介するポップ
まである。女性は、売っているはずの無い『ココイチの冷凍ビーフカツ』
を見て、すぐに変だなぁと思った。なぜなら、彼女は、普段、ココイチ
の厨房で調理しているパート従業員だったからである。彼女は、パート
従業員でありながら、疑問に思ったことを、早速、壱番屋に伝え、今回
の問題が発覚した。

 この女性には、パートの域を超えた愛社精神の鏡として、金一封を添
えて表彰されるであろう。ここは、あくまで推測……。
 
 事の実態は、廃棄を依頼された産業廃棄物業者から、流通卸業者であ
る『みのりフーズ』に横流しされ、その後、ワケアリ商品として2~3
の卸業者を経て、一部がスーパーの棚に並んだ。これを、パート従業員
の女性が見つけなければ、現在も続いているが想像できる。なぜなら、
『みのりフーズ』の倉庫には、他の大手企業の製品などが108品目見
つかっているからである。
 早く実態が明らかにされることが待たれる。
                   たかし  でした。