「ぶらり車イス紀行」 その658
☆ 『村崎ワカコ』がほっこりさせる
彼女と出会ったのは、2015年も押し詰まった12月30日の夕方
6時過ぎであった。彼女は、村崎ワカコ・26歳OLで未婚と言う。
ところが、彼女と出会ったのは、赤ちょうちんが連なる1軒の居酒屋
の一角で、何やらぶつぶつ言いながら、一人で日本酒を飲んでいる。
そして、杯のお酒を口に含んだと思うと
「ぷしゅーー」
と突然つぶやく。
これは、お酒と料理がぴったりと合った時に、彼女の全身が高揚感に
包まれ、彼女の口から思わず吐息が漏れると言う。ワカコの至福の瞬間
だそうである。たとえば、『鮭の塩焼きには冷や(日本酒の常温)』『だし
巻き卵にはぬる目の燗』『ざる豆腐には熱燗』というように酒飲みには
堪らない情報である。
だから、『ぷしゅーー』と聞けば、真似したくなるのが酒飲みの自然
の流れである。なぜなら、『美味い酒の肴』と『それに最もマッチする
酒』が融合した至福の瞬間を知れば、飲んでみたくなる・食べてみたく
なるのが、当たり前である。だから、今宵も居場所を求めて、さすらう
『女ひとり酒』の、後をついていきたい。
しかし、このスタイルは、酒飲みの私には、是非やってみたい理想・
夢である。でも、これがなかなか出来ない。なぜなら、一人で知らない
店に入るには、勇気が要るからである。だから、なんとも、羨ましい限
りである。
これは、【食】をテーマにした呑兵衛ショートコミック『ワカコ酒』
の1ページである。これを、2015年の年末に、BSジャパンで放送
されたものである。ところが、2016年1月8日(金)夜11時30
分から初の連ドラとして放送することが決まり、過日から放送された。
だから、これから毎週金曜日が楽しみである。
そして、今宵も彼女の気に入った店を見つけ店に入る。彼女が選んだ
今夜の酒の肴は『まぐろのやまかけ』で、それに合うお酒を聞くと、店
員が進めたのは『松の司』である。このお酒は、以前に長野県の松本駅
前で、信州そばを食べた時の銘柄である。しかし、もっと嬉しいのは、
このお酒は、住まいから15分と離れていない酒蔵のものである。でも、
このお店は、気を付けていないと通り過ごしてしまうほどの大きさであ
るから、地元以外でもあまり知られていない。だから、そこのお酒が紹介
されたとなると、地元以外では知られていなくても、世の中ではファンが
多いと思うと、嬉しくなってくる。
偶然見つけた店でも躊躇なく足を踏み入れる呑兵衛女子『ワカコ』に、
フレーフレーと大声で応援したい。
たかし でした。
☆ 『村崎ワカコ』がほっこりさせる
彼女と出会ったのは、2015年も押し詰まった12月30日の夕方
6時過ぎであった。彼女は、村崎ワカコ・26歳OLで未婚と言う。
ところが、彼女と出会ったのは、赤ちょうちんが連なる1軒の居酒屋
の一角で、何やらぶつぶつ言いながら、一人で日本酒を飲んでいる。
そして、杯のお酒を口に含んだと思うと
「ぷしゅーー」
と突然つぶやく。
これは、お酒と料理がぴったりと合った時に、彼女の全身が高揚感に
包まれ、彼女の口から思わず吐息が漏れると言う。ワカコの至福の瞬間
だそうである。たとえば、『鮭の塩焼きには冷や(日本酒の常温)』『だし
巻き卵にはぬる目の燗』『ざる豆腐には熱燗』というように酒飲みには
堪らない情報である。
だから、『ぷしゅーー』と聞けば、真似したくなるのが酒飲みの自然
の流れである。なぜなら、『美味い酒の肴』と『それに最もマッチする
酒』が融合した至福の瞬間を知れば、飲んでみたくなる・食べてみたく
なるのが、当たり前である。だから、今宵も居場所を求めて、さすらう
『女ひとり酒』の、後をついていきたい。
しかし、このスタイルは、酒飲みの私には、是非やってみたい理想・
夢である。でも、これがなかなか出来ない。なぜなら、一人で知らない
店に入るには、勇気が要るからである。だから、なんとも、羨ましい限
りである。
これは、【食】をテーマにした呑兵衛ショートコミック『ワカコ酒』
の1ページである。これを、2015年の年末に、BSジャパンで放送
されたものである。ところが、2016年1月8日(金)夜11時30
分から初の連ドラとして放送することが決まり、過日から放送された。
だから、これから毎週金曜日が楽しみである。
そして、今宵も彼女の気に入った店を見つけ店に入る。彼女が選んだ
今夜の酒の肴は『まぐろのやまかけ』で、それに合うお酒を聞くと、店
員が進めたのは『松の司』である。このお酒は、以前に長野県の松本駅
前で、信州そばを食べた時の銘柄である。しかし、もっと嬉しいのは、
このお酒は、住まいから15分と離れていない酒蔵のものである。でも、
このお店は、気を付けていないと通り過ごしてしまうほどの大きさであ
るから、地元以外でもあまり知られていない。だから、そこのお酒が紹介
されたとなると、地元以外では知られていなくても、世の中ではファンが
多いと思うと、嬉しくなってくる。
偶然見つけた店でも躊躇なく足を踏み入れる呑兵衛女子『ワカコ』に、
フレーフレーと大声で応援したい。
たかし でした。