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☆  初冬の風物詩『赤カブのハサ干し』

2012-12-02 07:50:39 | インポート

 

「ぶらり車イス紀行」  その292<o:p></o:p>

 

☆  初冬の風物詩『赤カブのハサ干し』<o:p></o:p>

 

湖国の初冬の風物詩『赤カブのハサ干し』が始まった。ここは、<o:p></o:p>

 

滋賀県彦根市松原水泳場である。松原水泳場と言っても近隣の人<o:p></o:p>

 

しか知らないと思われるが、ここは、毎年、夏になると、テレビ<o:p></o:p>

 

で放映される鳥人間コンテストが開催される場所と言えば、ご存<o:p></o:p>

 

知の方も多いと思われる。<o:p></o:p>

 

この『赤カブのハサ干し』は、江戸時代に彦根藩の藩主が<o:p></o:p>

 

「地元特産の赤カブラを、丸太とわら縄で組んだ『ハサ』に掛け、<o:p></o:p>

 

天日干しにして、漬物にせよ」<o:p></o:p>

 

と、農民に奨励したことで始まったと言われる。<o:p></o:p>

 

『ハサ』台は、高さ約3㍍・全長約100㍍にも及ぶ大きさの<o:p></o:p>

 

ものが琵琶湖岸に設置され、この『ハサ』に干された赤カブラは、<o:p></o:p>

 

湖から吹く冷たい風にさらされ、水気を飛ばすことで甘さが凝縮<o:p></o:p>

 

され、美味しい漬物が出来上がる。<o:p></o:p>

 

赤カブのハサ干し』は、二人一組で行われ、4~6個を一束<o:p></o:p>

 

にして『ハサ』に掛けてゆく。『ハサ』台は10段あり、『ハサ』<o:p></o:p>

 

の下の方は、カゴから取り出して順序良く並べていくだけで済む<o:p></o:p>

 

のだが、上の方になると、一束ずつ下から放り上げて『ハサ』の<o:p></o:p>

 

上に上った人がキャッチして並べていく。これが、いとも簡単に<o:p></o:p>

 

行われているように見えるのだが、かなりの重労働になるようで、<o:p></o:p>

 

週2回しか行われていない。そして、1週間ほど天日干しされて、<o:p></o:p>

 

水分が無くなったのを見計らって取り込み、樽に漬け込まれて、<o:p></o:p>

 

年明けごろから『彦根名物赤カブ漬け』として店頭で販売される。<o:p></o:p>

 

『赤カブのハサ干し』は、例年11月中旬から始まるが、この<o:p></o:p>

 

時期は、遠くシベリアから越冬のために、白鳥・カモ・ゆりかも<o:p></o:p>

 

めなど多くの渡り鳥が飛来して来て、羽根を休める姿が見られ、<o:p></o:p>

 

これを、カメラに収める人の姿も多く見られた。  <o:p></o:p>

 

 ここで一句<o:p></o:p>

 

    赤カブラ風にさらされ甘くなる<o:p></o:p>

 

    人と鳥赤カブ干しに連れだって<o:p></o:p>

 

シベリアで赤カブツァー大流行(おおはやり)<o:p></o:p>

 

            たかし  でした。

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