この訃報を昨日、妻から聞き驚いている。2日間ほど、来られていなかったので、調子が悪いんだなあと思っていた。まさか亡くなっているなどとは思いもしないことである。
ひじを台の上に乗せることができる、手押し車を、一生懸命に押している山根さんの姿が見えてきそうだ。私もデイ・サービスへ行った時は、このタイプの手押し車を使っているので、これの不自由さは、わかっているつもりである。山根さんは、腕をひじおきまで上げることに、いつも苦労されていた。体が、だんだんと動かなくなってきたようである。言葉も、発音しにくいようで、我々も、よく聞いていないとわからない。
山根さんは、デイ・サービスへ来られると、いつも決まった仲間と五目並べを、しておられた。頭の回転がよく、勝利を収めておられる日が多かった。このような人気者が、姿を消してしまうことは、非常につらいし、哀しいことである。
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