私の住んでいるマンションの前には大きな池がある。冬にはユリカモメなどの野鳥が羽を休める絶好の場所となっている。カモや、白サギなども餌を取りに来る。その綺麗な池に、パンくずをハトにやるために、もって来る人が最近増えた。ハトにとっては幸いかもしれないが、我々、地域住民にとっては、災いのなにものでもない。それはハトによる糞公害、ハトが増えすぎるのである。それに最近ハトが食べ残したエサを、カメが食べるので、カメが大量に増えるので、困っている。ハトにエサをやりに来る人にとっては、この苦しみがわからないかもしれないが、自分が、その地域に住んだらわかると思う。
この池は木幡池といい、私が生まれる前から、宇治川が増水した時の溜池として存在していた。昔は、それこそ鬼入道が出てきそうな、気色悪い池であった。現に木幡の鬼入道として昔話に残っているくらいである。私たちも小さい頃は、ここでよく魚釣りをしたものである。大きな鯉がつれたものである。鮒も多くつれた。それから、淀川水系にしかいないという、もろこ、もたくさんつれた。ハスなどの肉食魚もいた。モンドリという、一方通行の仕掛けを水中に置いて、綺麗なタナゴをたくさん取ったものである。
| Trackback ( 0 )
|
|
野鳥が増えすぎて増えすぎて・・・本来の自然のあるべき姿をなくします。