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6月3日16時2分配信 スポーツナビ

 スーパールーキー斎藤佑樹を擁した早大が3日、東京六大学野球春季リーグ最終節となる早慶戦2回戦で9対5と慶大を破り、2季連続39度目の優勝を遂げた。

 この試合、早大が勝てば優勝が決まり、慶大が勝てば56年ぶりとなる早大、慶大、明大の3校プレーオフとなる大一番。3万6千人を超す大観衆が神宮球場に集まった。早大の先発を任されたのは、1年生ながら3勝、防御率0.42と抜群の安定感を誇る斎藤佑。5回までストレートとフォークのコンビネーションで慶大打線に的を絞らせず、1安打投球の好投。やや疲れの見えた6回に3安打3四死球と制球を乱し、4点を失った。斎藤佑は6回、104球を投げて、8奪三振、5四死球、4失点で降板したが、今季4勝目を挙げた。

 試合は、早大が初回に2点を挙げて先制すると、3回には1年生・原の3ラン、4回には細山田の2ランなどで序盤に大量リードを奪った。中盤に慶大の追い上げを受けるも、斎藤佑、松下、須田の継投で逃げ切った。
 以下は斎藤の投球詳細。

■1回
 早大打線が2点を先制し、斎藤が初めての早慶戦のマウンドに上がる。
 先頭の青池を141キロのストレートでショートフライに打ち取る。2番・宮田にはフルカウントからの6球目、142キロのストレートが高めに浮いて、四球。続く梶本にはチェンジアップをライト前に運ばれて、1死一、二塁のピンチを招く。ここで1シーズン2満塁本塁打のリーグ記録を打ち立てた長距離砲・佐藤を迎える。2ストライク2ボールから1球ファウルを挟んでの6球目、内角低めのストレートでサードゴロ。さらに初打席初本塁打を放った同じルーキーの青山は2ストライク2ボールからの5球目、外角のフォークで空振り三振。得点圏に走者を出したものの、無失点に切り抜けた。

■2回
 先頭の松橋を2ストライク1ボールから1球ファウルを挟んでの5球目、チェンジアップでピッチャーゴロに打ち取る。漆畑には3球連続変化球で見逃し三振、坂本も2ストライクと追い込んでから3球勝負のフォークで空振り三振。テンポのいい投球で、3者凡退に抑えた。

■3回
 早大、3回の攻撃で同じ1年生の原が3ランを放つなど4点を奪い、6点をリードする。慶大は3回途中から前日の試合で7回、1安打無失点の好投を見せたエース加藤を投入。慶大の3回の攻撃は加藤から。
 斎藤はバッティングのいい加藤を1ボールからの2球目、チェンジアップでファーストゴロに打ち取る。続く青池には2ストライク1ボールから外角高めの143キロのストレートで空振り三振。さらに宮田を外角の141キロのストレートでライトフライ。2イニング連続3者凡退に抑えた。

■4回
 早大、4回の攻撃で斎藤の女房役の細山田が2ランを放ち、点差を8点に広げる。
 慶大は主軸の3番・梶本からの攻撃だったが、斎藤は梶本をフルカウントから143キロのストレートでレフトライナー、佐藤を外角低めのボール球となるフォークで空振り三振、青山を真ん中のフォークで空振り三振。3人で攻撃を終わらせた。

■5回
 松橋を1ストライク3ボールから140キロのストレートでショートゴロ。続く代打・川崎恭には1ストライク3ボールからストレートが高めに浮いて四球。初回以来の走者を出すが、続く代打・小野寺をチェンジアップでピッチャーゴロ併殺打に打ち取り、ピンチを脱した。

■6回
 先頭の加藤に2ストライクと追い込んでからの3球目、フォークを拾われてファーストへのゴロとなるが、斎藤のベースカバーが遅れてファースト内野安打となる。斎藤はこの試合、初めて無死の走者を出す。青池にはストレートが4球連続で外れて四球となり、無死一、二塁。宮田にはフルカウントから真ん中高めのストレートをたたきつけられて、サード前で大きくバウンドするヒット。二走の加藤が一気にホームへ突いて、1点を奪われる。さらに梶本にも2ストライク2ボールからの5球目、141キロのストレートをたたきつけられて、ファーストへの内野安打。その間に青池が2点目のホームを踏む。なおも無死一、三塁とピンチが続き、190センチの長距離砲・佐藤が打席に入る。佐藤には2ストライクと追い込んでからの3球目、外角いっぱいのストレートで見逃し三振に切って取る。続くバントの構えをする高橋玄にはストレートが頭部に直撃する死球で満塁。さらに松橋は内角を攻めるストレートが右腕に当たり、押し出しの死球。川崎には初球をスクイズされて、4点目を失う。2死二、三塁と得点圏に走者を置くも、最後は今福を2ストライク1ボールからの4球目、外角高めの141キロのストレートで空振り三振を奪った。
 斎藤はこの回、疲れからコントロールを乱し、3安打3四死球で4点を失った。

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